日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO50

校長日誌 立川の空から No50 (2014/11/14)
「音楽会開幕」

 今日のカウンターを見たら、4600を超していました。ロッキー山脈の最高峰からスイスアルプス最高峰到達まであとわずかです。
 さて、今日から音楽会が始まりました。今日は児童鑑賞日。冒頭、私があいさつしました。以下の通りです。

音楽会校長講話

 

おはようございます。

今週の月曜日の全校朝会でこの人、スケートの羽生結弦選手の話をしようと思っていました。雨が降ってきて、話せなくなってしまいましたが。

羽生選手は、練習中事故にあいましたが、顔にばんそうこうを貼り、頭に包帯を巻き、試合へ出ました。羽生さんは無理をして試合に出たため、演技中5回も転びました。そのたびに必死に立ち上がりました。その姿に校長先生は、涙が流れました。校長先生は、スポーツを見ていて、何度も泣いたことがあります。スポーツには、人を感動させる力があります。

これから皆さんが取り組む音楽会、その音楽にも人を感動させる力があります。校長先生は、歌を聴いていて、涙したことが何度もあります。プロの音楽家は、そのテクニックで人を感動させることができます。君たちはアマチュア。でも、人を感動させることができます。それは、一生懸命取り組むことです。もう1つ。クラスや学年の仲間と協力することです。みんなで力を合わせて、一生懸命音楽を作っていけば、聞いている人たちに感動を与えることができます。

プロではないのですから、ミスはあるかもしれません。でも、ミスをしても羽生選手のように、くじけないこと、そして皆さんは羽生選手と違って、一緒に音楽に取り組む仲間がいるので、誰かがミスしても、お互いにカバーしあってください。

最期に、音楽を聴く姿勢について。音楽は、演奏する人たちと、聞く人たちが一緒に創るものです。一生懸命聞く。そして拍手で応援する。一生懸命聞き、大きな拍手で応援することで、演奏している人たちは、元気をもらい、いい音楽を創っていけます。

演奏する人、聞く人、つまり全員でいい音楽を創っていきましょう。

 私の言葉通り、全員で良い音楽を奏でることができました。
 明日は保護者鑑賞日。お待ちしています。(お願いがいくつかあります。以前お配りしたプログラム等をご覧ください。または、HPトップにも掲載されています。)
 ご理解ご協力のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No49

校長日誌 立川の空から No49 (2014/11/13)
「子供たちを見守る」

 たった今、私はパトロールから戻りました。低学年の子供たちの下校を見守るためです。
 私以外に、何人もの先生方が腕に腕章を巻いて、子供たちの下校に付き添っていました。
 さらに、お母さん方が、子供たちに付き添ってくださっていました。
 さらに、さらに、パトカーが学校周辺をパトロールしてくださっていました。(私が思わず敬礼したところ、敬礼を返してくれました。)心強い!
 みんなで子供たちを見守るのが、西砂小学校の地域の強みです。皆さんに感謝!

 ※この後、中学年・高学年の下校の際にも、腕章を巻いた先生方が付き添います。保護者や地域の皆さんも、お時間の許す限り見守りに参加してください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO48

校長日誌 立川の空から NO48(2014/11/12)

 「西砂ミュージアム」

 今日のカウンターは4000を超え、もうすぐロッキー山脈の最高峰に並びます。ご愛読に引き続き感謝!
 さて、下の写真をご覧ください。




 これらのいすは、今校長室、職員室前の廊下に展示されています。
 制作したのは、6年生です。題は「アートないす」。確かにアートです。
 1階の廊下には、6年生の作品以外にも、5年生の造形作品もあります。
 今、1階は、ちょっとした美術館です。学校にお出かけの折りにご覧いただければ幸いです。(申し訳ありませんが、土曜日の音楽会の際は、校舎内は入れません。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No47

校長日誌  立川の空から No47(2014/11/11)

 今日11月11日は、いろいろな記念日が設定されています。私が知っていたのは、電池の日(11月11日を漢字で書くと、なぜかがわかります。)とサッカーの日(11対11で戦うことから)。テレビで知ったのは、「ポッキーの日(なるほど)」。ネットで知ったのは、「鮭の日(電池の日と同じ理由ですね。)」。
 さて、そんな記念日盛りだくさんの11月11日。全校朝会の校長講話のフリップボードを準備して校庭で待っていたら、雨がポツリ、ポツリ・・・。風邪をひく子供が目立ち始めたこと、今週の金曜日、土曜日が音楽会であることを考え、私の講話はとりやめました。
 ただ、新しい先生の紹介はしました。図工の先生が先週から産休に入り、産休代替の先生が着任しているからです。
 というわけで、今日の全校朝会はあっという間に終了。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No46

校長日誌 立川の空から NO46 (2014/11/11)

 「不審者に要注意」

 最近毎日のように不審者が出没しています。今日も14:40頃不審者が出ました。
 場所は「西砂小東」の信号付近。不審者の特徴は「黒いスーツ、白いYシャツ、サングラス着用、茶髪」だそうです。
 その男は本校児童に「おうちはどこ?」と尋ねてきました。本校児童は無視し、防犯ブザーを鳴らしました。すると、近くにいたシルバーの見守りの方が気づき、近づいてきたので、不審者は去ったようです。
 保護者の方は、お子さんから事情を聞いて、すぐに110番通報してくださったそうです。

 ちょうど、この直後の15:00頃立川警察の警察官の方がお二人で本校にいらっしゃいました。(※この不審者のことはこの時点では学校も立川警察も知りません。)
 昨日学校からパトロール要請をしたのを受けてのパトロールです。
 
 ※学校からパトロールに出発!
 立川警察の方は、「不審者が出たら、すぐに110番通報をしてください。すぐに通報すると、すぐにパトカーがやってくるので、不審者逮捕まではいかなかいものの、抑止力になります。」とのことでした。

 PTAのパトロールの皆さんも、夕方のパトロールをがんばってくださっています。
 本校教職員も夕方のパトロールを再開します。
 保護者、地域の皆さんも、お時間の許す範囲で、ご自宅周辺、学校周辺のパトロールをしてくださると幸いです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から  NO45

校長日誌 立川の空から NO45 (2014/11/10)

「がんばった甲斐があった」

 今日、学生ボランティアの方の面接をしました。学生ボランティアの申し込みは、今年度に入り(というより、2学期になってから)これで3人目です。
 今日の学生の方の自宅は埼玉県。大学は、多摩市。本校でボランティアをしてから大学に通学するとのこと。でも、ちょっと待てよ・・・。自宅から本校を経由して大学までは、ちょっとしたロスがあります。それなのに、どうして本校を選んでくれたのか?
 私は聞いてみました。
「他の学校もボランティアを募集しているのに、どうして本校を選んでくれたんですか?」
 すると、その学生の方は、2つ理由を言ってくれました。
 1つ目は、西砂小学校のHPを読んで、「実家同様、田園風景が広がっていることがわかって、親しみを感じたから。」だそうです。
 2つ目は、もっとシンプルな理由。「ボランティア」をしようと、検索をしたら、ネットでトップにヒットしたから。この理由はわかりやすいですが、私としては大変うれしく、思わず「お~っ!。」と小さく叫んでしまいました。
 ネットでトップにヒットしたと言うことは、それだけ本校のHPの閲覧数がおおいということ(ですよね?)。ということは、皆さんが一生懸命閲覧してくださったおかげとも言えます。
 と同時に、私たちががんばってHPを更新してきた成果とも言えます。
 
 カウンターもとうとう4000を超えました。これからも地道に更新を続けます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO44

校長日誌 立川の空から No44 (2014/11/9)
「人のせいにしない」

 

先週の火曜日の全校朝会での校長講話は以下の通りでした。

 おはようございます。
今日は、この人をとりあげます。

(※写真を提示)。知っている人はいるかな?そうです。サッカーの元日本代表、三浦知良選手です。キングカズと言われています。
 キングカズは、今でこそ有名ですが、実は高校ではほとんど知られていない、無名の選手でした。その三浦選手は、高校で先生に進路を聞かれて、こう言いました。

「ブラジルへ行きたい。ブラジルへ行って、サッカー選手になる。」

高校の先生は言いました。

「君がブラジルへ行って成功するのは、100%とは言わないが、99%無理。」

普通、こんな風に言われると、がっくりしてしまいますが、三浦選手はこう言いました。

「可能性は、1%あるんですね。じゃあ、その1%を信じます。」

結局三浦選手は、ブラジルで成功し、その後日本代表選手となり、今ではキングカズと言われるほど、有名なサッカー選手となりました。

そのキングカズはこんなことも言っています。

「頑張れば夢がかなうっていうわけじゃない。大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないこと。悪いときはつい誰かのせいにするけど違うんです。自分自身に原因があるんです。僕はずっとそう思い続けてきました。」

 
 
 

 皆さんはどうですか?何か問題があった時に、人のせいにしていませんか?

 例えば、やってはいけないことをやってしまったときに、
「○○さんがやろうよ、って言ったからやりました。」
などと人のせいにしたことはありませんか?悪いことを誘った人は、もちろん悪い。でも、悪いことを誘われて、断らなかった自分に原因があるのではないですか?

 

例えば、クラスの人とけんかになったときに、
「○○君が僕に『バカ』って言ったから、けった、叩いた。」
って全部相手が悪いように言ったことはありませんか?
 相手も悪いんだろうけれど、自分にも悪いところはありませんでしたか?

例えば、宿題を忘れたとき、
「妹が宿題の邪魔をしたから、できなかった。」
とか
「お母さんが『早く寝なさい。』って言ったから、やれなかった。」
って、家族のせいにしたことはありませんでしたか?それって、本当ですか?やろうと思えば、やることができたのではないですか?

キングカズが言うように、「結果が出なくても、人のせいにしない。」「悪いときに、人のせいにしないで、自分に問題がないかって、考える。」ようにしましょう。



 
 
 キングカズの話と私の話に少しズレがあったかもしれませんが、「人のせいにしない」ということは大事ですね。
 矢印を自分に向けすぎるのも問題ですが、大方の場合、大人も子供も、矢印を人に向けがちですね。(私も気を付けたいと思います。)

 

 

 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No43

校長日誌 立川の空から No43 (2014/11/8)
「五中50周年」
 今日は立川五中に行きました。五中の50周年の記念式典と祝賀会に出席するためです。
 中学校の周年行事に小学校長が出席するの?と思われるかもしれませんが、立川市では、周年行事には全校長が出席します。
 私は10時15分に到着しました。式典開始1時間前です。少し早目に到着したのは、周年行事の様々を勉強するためです。そうです。再来年度西砂小学校は50周年。来年度には準備委員会を立ち上げ、準備を始めなくてはいけないのです。 
 さて、受付から控室までは何度も何度も角を曲がったのですが、一切迷わないですみました。それは、たくさんの案内役のスタッフがいらっしゃって、笑顔で案内してくださったからです。周年行事というのは、学校と保護者、地域が一体とならないと成功しないのだと感じました。
 式典には、五中生全員が参加しました。本校よりも人数は多いのですが、とても静かに座っていました。人数の多さを実感したのは、合唱の時。さすがに、600名を超える生徒の合唱は迫力がありました。
 祝賀会では、手作りの料理(!)に加え、体育館に5つの屋台が並びました。うどやうどんなど、地産池消の品が並びました。砂川地区の学校らしい祝賀会でした。
 素晴らしい周年行事でした。再来年度は西砂小学校が50周年です!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No42

校長日誌 立川の空から NO42 (2014/11/7)
「子供を真ん中に」

 つい先日のこと。本市の教育長と話す機会がありました。その際、教育長の言葉にはっとさせられました。それは次の言葉です。
「・・・子供を真ん中に置いて考えると・・・」
 教育長の言葉、本校のPTAもいろいろな場所で使っています。
 そうです。私が合言葉にしている言葉「子供をど真ん中に置く」と同じです。西砂小学校の校長と立川市全体を統括する教育長のスタンスが同じなのです。
 私ははっとした後、うれしくてきっと笑みがこぼれたと思います。
 教育長は、まじめな話の最中になぜ私がほほ笑んだのか、不思議に思われたことでしょう。
 私は、「子供を真ん中に置く」ことは、教育の基本だと思っています。

※ 今カウンターを見たら、何と3800を超えていました。とうとう富士山を超ええました。次に目指すは、ロッキーマウンテンです。皆さん、引き続きご愛読を。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No41

校長日誌 立川の空から NO41 (2014/11/7)
「猛獣狩り」

 昨日の集会はゲーム集会。お題は「猛獣狩り」。移動教室のキャンプファイヤーなどでの定番ゲームです。(定番といっても、もしかすると保護者の皆さんには「猛獣狩り」はなじみがないかもしれません。最近の移動教室の定番、と言ったほうがよいのかもしれません。)
 「猛獣狩り」は、まず、全員で大きな拍手を合わせるところから始まります。次に、リーダーの掛け声に合わせて、ゲーム参加者全員で次のように歌い(?)ます。
「猛獣狩りに行こうよ、猛獣狩りに行こうよ、猛獣なんて怖くない、鉄砲だって持ってるし、槍だって持ってるもん。あっ!(指をさして、発見した驚きの声)、あっ!!(指をさして、発見した驚きの声)」
 最後にリーダが動物の名前を発表します。「コアラ」とか「ジンベイザメ」など。
 その動物の文字数と同じ人数のグループを作って座るというゲームです。単純なゲームですが、盛り上がります。
 では、その様子の写真を。

 集会委員会がすべてを仕切ります。集会委員の子供が、整列の指示「前へならえ」の指示をすると、全児童がきれいに整列。こうやって、子供たちが指示しても、整列することができるのが西砂小学校の子供たちの良いところです。

写真左:ゲーム開始。子供たちは声をかけあって、指定された人数のグループを作ります。
写真右:このグループには副校長先生が入っています。実は、ただ、指定された人数のグループを作るだけでは、ワンパターンになって面白くなくなります。そこで、枠をはめるのです。例えば、「グループには、必ず男女が一人は入ること」とか「1年生を一人は入れること」とか「緑色の服を着た人を一人は入れること」などです。写真は、「先生を一人は入れること」という指示。だから副校長先生が入っているわけです。(もちろん、私も子供たちから「入ってください」というリクエストがありました。)
 こういうコミュニケーション型ゲームは楽しくて集会向きです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO40

校長日誌 立川の空から NO40 (2014/11/06)

 「支え」

 ふと気づくと、今日のカウンターは3700近くとなっていました。つい先日、3000を超えたばかりで、「日本アルプスまでなった。」と言っていました。それがすでに富士山までになりそうな勢い。これも副校長先生が「給食ブログ」を書き始めた成果でしょうか。そうです。そうなんです。副校長先生による「今日の給食」が満を持して開始したのです。こちらもどうぞごひいきに。

 今日は、図書ボランティアを紹介します。

写真が真っ暗で申し訳ありません。スマホで撮影しているため、フラッシュが効かないのです。
写真左は、ハロウィーンの飾り付けをされた図書室の様子です。素敵ですね。図書ボランティアの保護者の皆さんが飾り付けてくださったのです。
写真右は、昨日の図書ボランティアの活動の様子です。ハロウィーンが終わったので、飾り付けを取り外してくださっているのです。
こうやって素敵な飾り付けを、つけたり、はずしたりという地道な活動を行ってくださっているのが西砂小学校の図書ボランティアの皆さんです。
おかげで子供たちは、素敵な環境で読書を楽しめます。
支えに、感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO39

校長日誌 立川の空から NO39 (2014/11/04)
「避難訓練」

 皆さん、小学生の頃の避難訓練って、覚えていますか?
 サイレンが鳴り、教頭先生の緊急放送(家庭科室が火事です、等)が入り、校庭へ避難し、校長先生の話があり、最後に立ち上がって、ズボンのおしりをパタパタ叩き、担任の先生から「今、ここでほこりを払うんじゃありません!」と叱られ・・・っていう感じだったのではないでしょうか。
 もちろん、今でも180度違うわけではありません。ただ、昔と比べると、バリエーションは増えたと思います。
 その1つが、時間帯。昔は、授業中が定番。今は、授業中もあれば、休み時間もあれば、朝一番の時間もあります。
 今日はその朝一番の時間帯で避難訓練がありました。場所は、体育館。そう!体育館です。
 私の講話が終わり、週番の先生が話し終わると同時に、サイレンが鳴りました。(このサイレンはもちろん、副校長先生が鳴らしたのです。)
 想定は地震。週番の先生や周囲の先生方が子供たちをその場に座らせました。
 
 体育館でその場に静かに座る子供たち。とっても静かでした。さすがは西砂の子供たち。

 その後、揺れが収まった想定で、校庭へ避難を始めました。といっても、場所は体育館。630名からの子供たちが一斉に避難するわけで、混乱も予想されました。しかし、先生方の誘導が適切だったのと、子供たちが「おかしも」の約束を守ったために、整然と避難できました。




校庭に避難し終わり、人員確認が終わったのが4分37秒。5分以内ということで、これもすばらしい!
避難後の私の話も、先生の話も静かに聞けました。
災害があっても西砂小学校の子供たちは、きっと安全に避難できることでしょう。

今回は、朝一番に、体育館に全児童がいる想定でしたが、これからもバリエーションに富んだ避難訓練を行っていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO38

校長日誌 立川の空から NO38 (2014/11/3)
「地域の力、市民力に支えられる」

 先週のこと。5年生が麦まきをしました。講師は松明祭りでもお世話になった、ひかり保育園長の高橋さん。
 高橋さんは朝早くから、スタンバイしてくださった上に、途中で麦の種を奥様が持ってきてくださったり、5年生の麦まきが終わっても、さらに麦をまいてくださったりと、西砂小学校のために全力で支援をしてくださいました。
「地域連携」という言葉をはるかに超えたお力でした。

 5年生にわかりやすく、麦まきの仕方を教えてくださっている高橋さん


きれいに整地された畑(※畑を貸してくださっている吉岡さんがまたも麦まき前に整地してくださったのです。)に麦をまく5年生。

西砂小学校は、本当に多くの市民力に支えられていることを痛感します。
この麦は、5年生が学年が上がって、6年生になった来年に刈り取り、その麦を使って、うどん作りをし、刈り取ったわらをつかって、松明祭りをします。十二分に活用されるのです。
これからも楽しみ。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO37

校長日誌 立川の空から NO37 (2014/11/3)
「愛に包まれて育つことの大切さ」

 昨日日曜日、三連休の中日は、またも副校長先生と一緒でした。最近、私も副校長先生も、夫婦以上に過ごす時間が多くなっています。(う~む・・・)
 で、なんで一緒だったかというと、ある先生の結婚式に出席したからです。
 結婚式で感じたことが2つあります。
 1つは、子供の力はすごいということ。新郎新婦とも立川市の教師だったため、(サプライズで)担任している学級の子供たちのお祝いメッセージが式場に流れました。歌のプレゼントもあり、他のお祝いも素晴らしかったのですが、やはり子供たちのパワーはすごく、ダントツでした。
 もう1つは、「家族愛の力」。式を通じて、新郎新婦とも、家族の愛に包まれて育ってきたことがよくわかりました。これは、私だけでなく、参列した皆が感じたことでしょう。「こういう、愛に包まれて育った人に教えられると、子供たちは幸せだろうなあ」と痛感した次第です。
 
 3時間ほどの式でしたが、参列者全員が新郎新婦の門出を心から祝っていて、心地よいひとときでした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No36

校長日誌 立川の空から No36 (2014・11・1)

「西砂川地区文化祭」
 三連休の初日、副校長先生と一緒に、西砂会館へ行きました。
 西砂川地区の文化祭の演芸大会を見る(聞く?)ためです。オープニングは、ハワイアン。フラダンスと演奏です。演奏していたのは、あの樋口さん。本校の「にしっこ(放課後子ども教室)」の運営メンバーのおひとりです。
 樋口さんのハワイアンは、プロ顔負けで、しばしハワイにいるような気分に浸れました。
 演芸大会とともに、文化祭のメインとなっているのは、作品展示。ありがたいことに、西砂小学校の子供たちの図工の作品も七中や松中小とともに展示していただいています。

 ただ、展示期間は今日と明日限り。この記事をご覧になった方で、もしお時間のある方は、展示場所である、天王橋会館へ。場所は、西砂小学校からは、五日市街道を東に向かい、西武線の高架下手前を左折しすぐです。

 ところで、西砂会館を発つときに、新鮮な野菜の即売をしていました。こういう野菜を買えるのが西砂川地区の素晴らしいところです。私と副校長先生の二人で野菜を選んでいると、そこへ川野さんがいらっしゃいました。そうです。大根づくりの際、講師をしてくださった、あの川野さんです。新鮮な野菜は川野さんをはじめとする地域の農家の皆さんが持ち寄ってくださったものだったのです。
 野菜を作ってくださっている農家の方の顔がわかるのも西砂川地区の特色ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から  No35

校長日誌 立川の空から NO35(2014/10/31)

「ハロウィン」

 今日で10月も終わり。西砂小に赴任してはや7ヶ月が過ぎようとしています。

 今日は、ハロウィン。今日の給食もハロウィン仕様で、子供たちを盛り上げてくれました。
 私もネクタイでハロウィンを盛り上げました。
 これです。

 子供たちとすれ違う瞬間、子供たちから「あっ!」との小さな叫び声。
 続いて
「あ~っ、校長先生のネクタイ、ハロウィンだあ。」
と気づいてくれました。
 気づいた子供の内訳は、女子95%、男子5%。ちなみに、先生方でもハロウィンネクタイに気づいたのは、女性の先生だけでした。
 男女差ってこんな所にも現れるのでしょうか。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO34

校長日誌 立川の空から NO34(2014/10/30)
 「見守り」

 やりました。カウンターが3000を超えました。日本アルプス並の数字となりました。次は、富士山超えです。皆様の引き続きのご愛読をお願いします。
 富士山超えで思い出しました。昨日の朝、通勤途上(といっても、西砂小すぐ近く)で、富士山(と奥多摩の山々)がとってもきれいでした。

写真左:これど富士山定番とも言うべき、上部に雪をいただいた、富士山。青い空に白い富士がなんとも美しい。
写真右:私が大好きな大岳山。青空にくっきりと稜線が浮かび上がって、美しい。

さて、今日紹介するのは、PTAの見守りパトロールです。

 昨日の夕方、職員玄関前にPTAの校外パトロールの皆さんが集合していました。(写真が暗いのは、日暮れ時だったからです。)
 あれこれと情報交換していらしゃいました。
 最近、不審者出没情報が出ています。こうやって、PTAの皆さんが学校周辺をパトロールしてくださるのは、学校としても本当にありがたいことです。
 PTA、学校、地域、そして警察総がかりで子供たちを守っていきたいですね。
 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO34

校長日誌 立川の空から NO34(2014/10/30)
 「見守り」

 やりました。カウンターが3000を超えました。日本アルプス並の数字となりました。次は、富士山超えです。皆様の引き続きのご愛読をお願いします。
 富士山超えで思い出しました。昨日の朝、通勤途上(といっても、西砂小すぐ近く)で、富士山(と奥多摩の山々)がとってもきれいでした。

写真左:これど富士山定番とも言うべき、上部に雪をいただいた、富士山。青い空に白い富士がなんとも美しい。
写真右:私が大好きな大岳山。青空にくっきりと稜線が浮かび上がって、美しい。

さて、今日紹介するのは、PTAの見守りパトロールです。

 昨日の夕方、職員玄関前にPTAの校外パトロールの皆さんが集合していました。(写真が暗いのは、日暮れ時だったからです。)
 あれこれと情報交換していらしゃいました。
 最近、不審者出没情報が出ています。こうやって、PTAの皆さんが学校周辺をパトロールしてくださるのは、学校としても本当にありがたいことです。
 PTA、学校、地域、そして警察総がかりで子供たちを守っていきたいですね。
 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No33

校長日誌 立川の空から No33 (2014/10/27)
「防災訓練」

 日曜日の朝9時前に副校長先生とともに、松中小学校に行きました。
 西砂川地区の防災訓練に参加するためです。
 この防災訓練、西砂小学校と松中小学校で隔年で開催されています。

写真左:立川警察の方々が災害時に使える「もやい結び」を教えてくださいました。
写真右:立川消防署の方々が担架の作り方を教えてくださいました。

災害時は、「公助」を待つまでの間が大切です。
まずは「自助」、次に「共助」です。
この防災訓練は、まさに「自助」と「共助」の場です。
来年度は西砂小学校が防災訓練の場となります。保護者の皆さん、ぜひたくさんのご参加を。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No32

校長日誌 立川の空から NO32(2014/10/27)
「あいさつ運動」
 
 今日は久しぶりに温かでした。「東京の最高気温は26度で夏日」との予報。朝は、「クールビズにしようか」とも考えました。立川(というより西砂地区)は夏日までは行かなかったと思いますが、私は上着を脱ぎ、長袖シャツの腕をまくっていました。

 さて、今朝は先生方と代表委員の子供たちによる「あいさつ運動」がありました。
 
 西門の前は、「おはようございます!」の元気な声が飛び交いました。子供たちのあいさつが飛び交うのって、いいですね。 私は西砂小学校の子供たちが「元気に、誰にでも、あいさつできる子供」になってほしいと願っています。
 というわけで、いつも西門の前に陣取っている私も、西門から離れた位置で地道にあいさつをしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No31

校長日誌 立川の空から NO31 (2014/10/25)
「PTAに感謝」

 今、校長室にいます。暖房を入れていないのに、校長室はポカポカ。数日前の真冬のような寒さが嘘のようです。

 ところで土曜日でなぜ校長室かというと、PTA運営委員会があったからです。土曜日なのに、本校のうたごえ広場(北校舎2F)は、PTA運営委員の方でいっぱいに。

 PTA運営委員会に出席するたび思うのは、「西砂小学校のPTAが学校にとっても協力的だということ」と、「PTA会長を始め、組織がとってもしっかりしていること」です。
 感謝、感謝で、部屋だけでなく、心もポカポカです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO30

校長日誌 立川の空から NO30 (2014/10/23)
 「パトロール」
 マメールで配信したり、HPのトップに書いたりしたので、ご存じだと思いますが、最近西砂小学校の学区周辺で不審者が出没しています。本校の児童もつきまとわれて、怖い思いをしています。
 そこで、学校では今週は夕方日が暮れてから教員がパトロールをしています。5~6人で学校周辺を腕章をしたり、懐中電灯を持ったりして見回っているのです。昨日までの所、私たちは不審者を見かけていません。手前味噌なことを言えば、私たちがパトロールしている効果があるのかもしれません。(ただ、私や副校長先生は、暗がりで見ると、不審者に見えるかもしれません。夕方の時間帯に大柄の男が学校周辺を歩いていたら、もしかしたら私や副校長先生かもしれません。不審者らしき人を発見したとき、私たちでないことを確認してから、不審者通報をしてください。)
 ところで、今日は立川警察がパトカーに乗って、パトロールしに来てくれました。
 
 これからも時々パトロールしてくださるそうです。私たち教員よりも、もちろん、警察のパトロールの方が抑止効果はあります。感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO29

校長日誌 立川の空から NO29 (2014/10/23)
「千早振る」

 10月21日、火曜日の全校朝会の私の講話は「落語」。有名な「千早振る」でした。(ご存じの方も多いでしょう。)ただ、話す相手は小学生。そのまま話すわけにはいきません。設定を変更して、中身も柔らかくして、話しました。



 見てください。子供たちの話を聞く態度。こういう聞き方をしていると、校長としては話しやすいこと、話しやすいこと。

 私は落語のプロではないので、子供たちがイメージしやすいように、フリップボードを用意し、絵を見せながら話しました。

 さて、ここまで読んだ読者の皆さんは、「何で校長が落語をやるの?」と思われたでしょう。
 実は、落語のオチを話した後、このように言ったのです。
「しばらくお休みしていた、暗唱をまた始めます。今日、3年生以上の皆さんに百人一首の歌を配ります。ぜひ覚えて担任の先生に挑戦して、合格したら今度は校長先生のところへテストを受けに来てください。」
 というわけで、落語は「暗唱をするための」「前振り」だったのです。
(実を言うと、1学期にも落語「寿限無」を子供たちに話しました。その際にも「暗唱に取り組もう!」と話しました。私が落語を話すのは、暗唱のきっかけ作りです。)
※1~2年生には教室掲示用の百人一首を配りました。また、校舎内にも暗唱コーナーをつくりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO28

校長日誌 立川の空から No28(2014・10.22)
「髪型変えた?」

 昨日のこと。全校朝会のため移動している子供たちに呼び止められました。
「校長先生、髪型変えた?」
 同じ質問を何人もの女子から受けました。
 私は「???」でした。
 髪型を変えた意識なんてなかったからです。
 「変えてないよ。変えたように見える?」
 と尋ねると、皆首を縦に振りました。
 子供たちが移動し終わった後、ふと気づきました。
 「そうだ。今朝は、出かける前にシャワーを浴びて、乾かす間もなく出かけたんだ。洗いざらしのまま出たから、ヘアクリームもつけてないし、髪をとかしてもいなかったんだ。」
 そうなんです。洗いざらしのままの髪型だったので、子供たちは目ざとく見つけて、「髪型変えた?」となったわけです。
 それにしても、女の子ってすごいです。髪型がいつもと違うとすぐ気付くし、ネクタイの柄もいつもチェックしています。(ちなみに、大人も同じ。女性の先生方は、私のネクタイの柄に素早く反応します。男の先生?副校長先生をはじめ、皆ネクタイの柄が変わっていても気づきません。)
 女子に興味を持ってもらえるように、ネクタイはいろいろ変化させてたいと思っています。(髪型は・・・変えません。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO27

校長日誌 立川の空から No27 (2014.10.22)
 

「ご愛読に感謝」
 昨日退勤しようと玄関に出ると、保護者の方から声をかけられました。
 「校長先生。校長日誌、見ています。」「これから自転車で8km以上帰るんですよね。」
 この言葉、元気が出る言葉です。一日働いて疲れた後、自転車で帰宅するときには、かなりの気合が必要です。ちょうどロボコップと異名をとる高見盛関(現振分親方)が、取組前両腕を上下動かすような気合の入れ方が必要なのです。(体つきも関取に近い?) 
 でも、「校長日誌を読んでいます。」という励ましの言葉は、高見盛関にならなくても、遠距離をママチャリで帰るエネルギー源になります。

 先週の日誌で「カウンターが2000を超えました。」と書きました。そのわずか5日後に2500に迫る勢いです。これからもご愛読を。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO26

校長日誌 立川の空から NO26 (2014/10/17)
「安全な自転車生活」

 本日のカウンターを見たら、2000を超えていました。
 ご愛読ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 昨日は3年生の自転車教室。立川市では子供たちが自転車事故に遭わないように、全小学校で「自転車教室」を開催しています。
 この自転車教室は、事前にラインを引いたり、信号機等の用具を準備・セッティングしたり、指導員として保護者ボランティアに集まってもらったり、と大変な作業を伴います。(実際、自転車教室のために担当の先生方は、朝6:30から校庭でラインを引いていました。)でも、子供たちの安全のため、たくさんの大人の方々が協力して取り組んでいます。

写真左:立川警察署の警察官が指導に来てくださいました。「子供たちの話の聞き方がとても良かった。」とお褒めの言葉をいただきました。
写真右:警察官による師範。自転車を降りて横断歩道を渡る等、大切なポイントをおさえてくれました。
 
写真左:実地体験に臨む子供たち。緊張気味でしたが、皆上手にできました。
写真右:ごらんのように、たくさんの保護者の皆さんがボランティアで集まりました。

緊張の2時間でしたが、知識を得て、かつ実体験できて、「これから安全に気をつけて自転車に乗ろう」という気持ちが盛り上がりました。
ボランティアの皆様、立川警察の方、ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO25

校長日誌 立川の空から NO25 (2014/10/16)
「太鼓の達人②」

 めっきり寒くなりました。今朝学校に到着する直前、富士山がくっきり見えました。なんとつい数日前は黒い姿だった富士山が、真っ白に。
 
昨日の雨が富士山では雪になっていたのですね。急に寒くなったため、子供たちにも風邪をひく子が目立ち始めました。ご注意を。

さて、太鼓の達人その2は、写真で見ていただきましょう。

写真左:太鼓サークルの方々が来たとはいえ、音楽の授業。進行は音楽専科教師です。
写真右:太鼓サークル「結」の方々による模範演奏。もう、「かっこいい!」の一言。

写真左:いきなり太鼓を叩くのではなく、まずは口伴奏でリズムをしっかり覚え、ばちを持って空中で叩く練習。
写真右:リズムを覚えたら、実際に打ってみます。

写真左:サークルの方々と一緒に打って、間近で見本を見聞きします。
写真右:音楽専科の先生も子供たちの中に入って、指導助言。

写真左:気づくと、子供たちは太鼓ワールドにすっぷりとはまっていました。夢中で太鼓を打ち続ける子供たち。そして、それをそばで見守り、応援してくれるサークルの方々。
写真右:子供たちの演奏に課題を感じると、ところどころでサークルリーダーの田辺先生が見本を見せ、聞かせてくれました。

5年生はどのクラスも太鼓ワールドに引き込まれました。
太鼓の達人が量産されました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO24

校長日誌 立川の空から No24 (2014/10/16)
 「太鼓の達人①」

 「太鼓の達人」というテレビゲームがあります。テレビゲームとしては鉄板ネタです。なぜ人気なのでしょうか?理由はいろいろあると思いますが、私は「日本人のDNA」だと思います。日本人にとって、太鼓はDNAに組み込まれている、大切な楽器だと思うのです。
学習指導要領には、音楽科に次のような文言があります。
「第5学年及び第6学年で取り上げる旋律楽器は、既習の楽器を含めて、電子楽器、和楽器、諸外国に伝わる楽器などの中から学校や児童の実態を考慮して選択すること」
 和楽器があれば(調達できれば)、和楽器の演奏を子供たちにさせてあげることが大切なのです。
 とはいっても、学校で指導できる人がいるかという話になると、なかなか難しいのが実情です。音楽専科の先生も、もちろん担任に比べれば、そこそこの指導はできます。洋楽器の指導に関してはスキルが高いのに対し、和楽器についてはそこまで高いスキルをもっているわけではありません。
 ところが、今回千載一遇のチャンスに巡り会いました。1学期に4年生に教育実習生として来ていた田辺先生が、なんと大学で太鼓サークルにいることがわかったのです。そこで、田辺先生にお願いして、サークルのメンバーを引き連れ、本校で太鼓体験をさせてもらうことにしました。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO23 


校長日誌 立川の空から NO23 (2014.10.16)
全校朝会 校長講話より
今週の月曜日、10月14日の全校朝会での私の講話を紹介します。

 おはようございます。

 今日はノーベル賞を受賞した方の言葉を紹介します。

 

 皆さんも知っていると思いますが、日本人3人がノーベル物理学賞を受賞しました。

 日本人は新しいことを考え付くのが苦手だ、という人がいます。でも、これは間違いですね。なぜなら、日本人は2年に1回のペースでノーベル賞を受賞しているからです。日本人は、皆さんは、新しいもの、新しいアイディアを考え出す、生み出すことができる力があります。

 さて、その受賞した3人の日本人は、この人たちです。(※新聞記事を提示)

 左から中村さん、天野さん、赤崎さんの3人。

 この中から今日はこの人、天野さんの言葉を紹介します。テレビのニュースで何度も何度も出たので知っている人も多いでしょう。

 天野さんは、あとの二人とともに、青色ダイオード、青色LEDを開発しました。これにより、世界のいろいろなところで生活が便利になりました。信号機の青色が見やすくなったのも、クリスマスのイルミネーションが美しくなったのも、天野さんたちのおかげですね。

 でも、天野さんたちは、青色LEDを簡単に開発できたわけではありません。何度も何度も失敗を繰り返し、何年も何年も実験を繰り返して、ようやく成功したのです。

 天野さんはこう言っています。

「実験が失敗するたびにめげたけど、下宿に帰って寝て起きると新しいアイデアが出てきた。必ずできるとの信念があれば、あとは諦めないことだ」

「失敗しても諦めない」・・・この言葉はどこかで聞きましたね。そう。運動会の時、校長先生がお話しした、テニスの錦織圭選手の言葉と同じですね。(※錦織選手の写真を提示)

 学問の世界とスポーツの世界は全く違うように感じますが、成功するコツは同じなのですね。

 皆さんも毎日の勉強で、習い事で、失敗をたくさんすると思います。でも、あきらめないで、挑戦し続けると、きっと成功しますよ。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO22

校長日誌 立川の空から No22(2014.10.15)
「靴をそろえる」

 今日から土曜日まで学校を公開します。たくさんの保護者・地域の方々のお越しをお待ちしています。

 さて、今日の話題は「靴をそろえる」です。
 1学期の全校朝会の校長講話で、3回にわたり「あいさつ、返事、後始末」について子供たちに話しました。
 その中の「後始末」について、「靴をそろえる」ことの大切さを話しました。
 その際、紹介したのは、道元禅師の次の言葉です。

「はきものをそろえると、心もそろう。心がそろうと、はきものもそろう。ぬぐときにそろえておくと、はくときに心がみだれない。だれかがみだしておいたら、だまってそろえておいてあげよう。そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう。」

 上の言葉を学校で実践すると、「靴箱の靴をそろえる」ことになります。
 私は子供たちに「靴のかかとを靴箱の端にそろえていれる」ことを話しました。
 すると、すぐに反応する子供たちが増えました。さすがは西砂小学校の子供たち。特に、素晴らしい反応をしたのは3年2組です。下の写真を見てください。

 掃除の時に私がたまたま通ったところ、3年2組の靴箱がひときわ美しくそろっていたので、おもわず写したものです。気持ちいいくらい靴がそろっています。

 落ち着いている学校の靴箱は、靴がそろっています。逆に言えば、靴箱の靴をそろえていけば、落ち着いた学校になります。
 これからも「後始末」、特に、靴箱の靴をそろえることを子供たちに話していきたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO21

校長日誌 立川の空から NO21 (2014.10.14)
 「台風一過」
 18号の時同様、今回19号も「台風一過」で晴天でした。
 今朝は、念のためいつもよりも早く出勤しましたが(7:15に学校に到着)、学校のすぐ近くでこんな素敵な風景に触れることができました。

写真左:遠くに富士山を望む。写真右:大岳様の眺望。
朝、こんな美しい風景に触れると、その日一日のパワーをもらえた気になります。

次は、今朝の全校朝会の様子。

台風一過のすばらしい青空とともに、子供たちの話を聞く態度の素晴らしさをごらんください。手前は6年生です。さすが最高学年!
こういうすばらしい子供たちの前で話すと、心も台風一過のように晴れやかになります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO20 

校長日誌 立川の空から No20 (2014.10.13)
「いっせーので」

 天気予報が変わってきました。昨日の予報の時点では、18号同様、朝から午前中に関東地方に最接近でした。しかし、現在の予報では明朝未明に最接近とのこと。台風の予測は難しいのですね。
 さて、現在の予報では明日の休校の可能性は低いですが、判断は予定通り、明朝6時です。6時の時点で「大雨」「洪水」「暴風」等の警報が発令されていたら、休校です。6時前に発令が解除されていたら、通常授業です。
 臨時休校の場合は、マメールと緊急連絡網で連絡しますが、通常授業の場合は、連絡はしません。(ただし、ホームページのトップでは、どちらの場合もお知らせします。)

 本日の話題。今テレビを見ていたら、福岡県の方言をとりあげていました。(私がどんな番組を見ているかがわかってしまいますね。)
 標準語で「いっせーのせ」(大勢で掛け声をかけて息を合わせるときの言葉)を福岡県では「さんのーがーはい」と言うそうです。
 「いっせーのせ」が普通と思っている私には、「へえ~っ!」という感じです。
 でも、本校では「いっせーのせ」と言っていないことがあったのです。ご存知ですか。それは、運動会の組体操。組体操をご覧になっていた方、お気づきになりましたか。そうです。高学年の子供たちは、「いっせーのせ」ではなく、「いっせーので」と言っていたのです。関西圏出身の先生方が指導する際に、「いっせーので」と言っているうちに、子供たちも「いっせーので」となったのでしょう。
 普段もちろん、先生方は標準語で授業をしていますが、運動会等の行事では、方言が出ることがあります。方言の面白さですね。もちろん、これはOKです。

 ※テレビでは「標準語」と言いますが、学校では「共通語」と言います。東京都周辺で話されている言葉は、日本人の共通の言葉であっても、「標準」と言うのは適当ではない、ということでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO19

校長日誌 立川の空から NO19 (2014.10.12)
  「あんたがたどこさ」

 またも台風の襲来。それも連休明け。東京に最接近がまたも朝9時くらいでしょうか?このままだと「警報が発令され」、「臨時休業(休校)」となる可能性があります。
 今のうちにお子さんと休校になった場合についてお話し合いしておいてくださると幸いです。(警報が発令され、休校となると、外へ出られません。家庭学習の方向性を確認しておくと良いと思います。例:「読書」、「音読」、「漢字ドリル」や「計算ドリル」の繰り返し、教育テレビで学習番組の視聴等)

 さて、今日は、先週木曜日の集会の様子。
 
 集会は朝会と異なります。朝会は先生方が司会進行をし、集会は子供たちが司会進行するのが多いのです。
 今回の集会のテーマは、「あんたがたどこさ」。このゲームの由来ややり方の説明を集会担当の子供たちが行いました。落ち着いた態度で、かつメリハリのある言葉でわかりやすい説明でした。

 このゲームは、「あんたがたどこさ」を歌いながら、前後左右に素早く動くゲームです。楽しく遊びながら俊敏な動きを鍛えます。
 そういえば本校の子供たちは、「反復横跳び」の力が平均に満たないので、このゲームはぴったりかもしれません。
 遊びながら体力向上につながるのは理想ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO18

校長日誌 立川の空から NO18(2014/10/07)
「運動会の成果」

 昨日本校は台風18号により休校しました。聞くところによると、立川市内は(運動会の)振替休業と(台風による)臨時休校で、全小学校がお休みだったとのこと。子供たちの安全を考えると、当然かと思います。
 さて、一夜明けてみると、晴天。まさに台風一過です。(この言葉、久しぶりに実感がわきました。)

空の青と校舎の白のコントラストが美しい。

 今朝の全校朝会で子供たちを見ていると、縦と横の列がきれいにそろっていました。運動会で何度か練習したことが、見事に成果となって現れたわけです。
「学んだことを(次に)つなげる」は、私が何度かに渡って子供たちに話していたこと。それがすぐに成果となって現れるのが西砂小学校の子供たちの素晴らしさです。

全校朝会司会の先生の話をきれいに整列して、静かに聞き入る西砂小学校の子供たち。
ブラボーッ!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO17

校長日誌 立川の空から NO17 (2014.10.5)

 HPのカウンターがとうとう1000を超えました。素晴らしい!保護者や関係者の皆様のおかげです。これからもご愛読のほどを。

 さて、台風18号です。金曜日の予報より、進度が早くなりました。ついさきほど、午後6時のニュースによると、「関東地方に接近するのは、朝6時頃からお昼頃にかけて」とのことでした。さらに「不要の外出を避けるように」とのアドバイスもありました。
 報道を見ていると、「区部の公立・私立学校は明日の臨時休校を決定」「昭島市やあきる野市も休校」となっています。子供たちの安全を第一に考えると、この決定はやむを得ない措置かと思います。
 西砂小学校については、マメールと連絡網でお知らせしたように、「明朝6時の時点で警報が出されていたら、休校」です。
 休校となった場合、各ご家庭で自宅での過ごし方をお子さんとお話ししてください。(読書や漢字ドリル、算数ドリルの繰り返しに取り組むなど)

写真左右:午前11時55分の西砂小校庭の様子。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO16

校長日誌 立川の空から NO16
「運動会!盛り上がる西砂小!⑥」(2014.10.2)

 これが運動会ネタのとりあえずの最終回です。

写真左:3・4年表現「YOSAKOIソーラン2014」。一つ一つの型がぴしゃりと決まって格好良かった!
写真右:1年団体競技「チェッコリ玉入れ」。腰を振る1年生がかわいかった!

写真左右:5・6年組体操「憧れ」。来賓席周辺では、「感動!」「すごい!」「見事!」等、高学年を称える言葉がたくさん聞こえてきました。
ちなみに、HPのトップに、組体操のピラミッドの写真が載っています。

写真上:高学年リレー。バトンパスも見事でしたが、走る姿が迫力満点でした。

これで運動会の写真集はおしまいです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO15

校長日誌 立川の空から NO15
「運動会!盛り上がる西砂小!⑤」(2014.10.1)

 昨日に引き続き、運動会を写真でざっくりと振り返ります。

 西砂小学校の運動会のスローガン。「全力で最後まで協力し、絆を深めよう!!」。私のメッセージともつながっています。(横向きになってしまってごめんなさい。私の貧弱なICTスキルでは、回転させられません。)

写真左:応援団エール交換。応援団らしく、凜々しかった!
写真右:2年生の団体種目「大玉ころがし」。運動会の鉄板ネタです。

写真左:4年生の団体種目「台風の目」。これも運動会の鉄板ネタ。
写真右:1・2年生の表現「西砂ウォッチッチ」。今流行の妖怪ウォッチをダンスに取り入れました。子供たちが大好きなダンスです。一生懸命踊る1・2年生に会場からは「かわいい~っ」の声が。

写真左:5・6年生の団体競技「騎馬戦」。男子はもちろん、女子の試合も迫力満点でした。
写真右:3・4年生の紅白リレー。バトンパスがとってもうまくて、来賓席でも感心する声がたくさん聞こえました。



喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No14

校長日誌 立川の空から NO14 (2014.10.1)
 「神無月」

 今朝、校長室のドアの表示を変えました。旧暦表示も神無月に。

  10月です。新年度が始まって半年。「もう」か「まだ」か?と問われれば、もちろん「もう」半年です。年齢を重なるごとに「光陰矢のごとし」を痛感します。一日一日を大切にしていきたいと思います。
 ところで、今カウンターを確認したら、すでに800を超えていました。うれしいですね。保護者の皆さんを始め多くの方々が見てくださっている成果です。
 先日は立て続けに「学生ボランティア」の申し込みがありました。学生ボランティアの募集は古いHPでもずっと行っていました。しかし、応募はO(ゼロ)。新しいHPにしたとたん応募があったのですから、リニューアルって大切ですね。
 これからもなるべく頻繁にHPの更新をしていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO13

校長日誌 立川の空から NO13
「運動会へ!盛り上がる西砂小!④」(2014.9.30)

 気づいたら今日は9月30日。運動会の終わりは、9月の終わり。そして、一年の折り返しです。
 さて、今日も運動会の話題を。
 まずは開会式。
一年生による「はじめの言葉」。しっかり、はっきり、大きな声で開会宣言ができました。

 かわいい一年生の後は、50年前はかわいい一年生だった校長の話です。

おはようございます。今日はたくさんのお客さんがいらっしゃっています。皆さんのおうちの人も来てくださっていますね。見てくださっている方々に感動していただければうれしいですね。見ている方々が感動するときって、どういうときでしょうか。校長先生は、勝ったとか、負けたとか、1番になったとか、2番になったとか、という結果ではなくて、「全力で取り組む」ことだと思います。

「全力で取り組む」というと、校長先生はこの人が思い浮かびます。

(※写真提示)誰だかわかりますか?そうです。テニスの錦織圭選手です。USオープンでは日本人として初めて準優勝しました。日本中が感動しましたね。準優勝というのは結果としてもすごいことなんだけど、日本人が感動したのは、錦織選手のプレーだと校長先生は思います。錦織選手は、11つのプレーに全力で取り組みますね。その姿に日本人は感動するのだと思います。今日はどの演技でも全力で取り組んでください。

もう1つ。その錦織選手の言葉を皆に送ります。それは「劣性でもあきらめないという気持ちで戦っています。」という錦織選手の言葉です。

かけっこでも、団体競技でも、リレーでも、相手チームと差がついてしまうと、「もうだめだ」とあきらめたくなります。でも、錦織選手のように、負けそうになっても、最後の最後まであきらめないで全力で競技に取り組んでください。

今日は、西砂小学校の皆さんの「全力」と「あきらめない姿」を見たいと思います。
 ご来場の皆様、本日はありがとうございます。
 子供たちが「全力で」「最後まであきらめずに」がんばりますので、温かいご声援と拍手をお願いいたします。

 西砂小学校の子供たちは、私の話をしっかり聞いていました。
 続いて、PTA会長の神田さんのお話がありました。

 

 空をご覧になっておわかりのように、この日は雲が出ていました。しかし、そのおかげで、暑くなりすぎずにすみ、運動会としては絶好の天気となりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO12

校長日誌 立川の空から NO12
「運動会へ!盛り上がる西砂小!③」(2014.9.26)

 明日は運動会!天気もばっちりのようです。(晴れ男の私としては、天気が良いのはまあ当然です。心配なのは、天気が良すぎて、暑くなりすぎることです。)
 今日の全校練習は、8:25に開始しました。(こんなに早い時刻から開始できるなんてすごい!保護者の皆様の支援のおかげです。)

 今日の全校練習は、全校種目の「大玉送り」。

写真左:低学年ブロックの大玉送り。写真右:高学年の大玉送り。
今日の勝負は、1回戦は、紅組の勝ち、2回戦は白組の勝ちでした。
というわけで今日のところは引き分け。
これで明日の本番が盛り上がります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO11

校長日誌 立川の空から NO11
「運動会へ!盛り上がる西砂小!②」(2014.9.25)

 今日は台風の影響で朝の全校練習が体育館となりました。
 このまま各学年の運動会練習も体育館と思いきや、なんと台風がどこかへ行ってしまったかのような天気に。そうなんです。青空が出て、晴れてしまったのです。
見よ!この青空!(11時20分の空です。立川だけ青空なのでしょうか?)

 このチャンスに、どの学年(というかブロック)も校庭で練習をしました。
 練習も今日と明日でおしまい。というわけで、先生方も、子供たちも、皆本気(マジ)モードです。

低学年、中学年、高学年それぞれの本気(マジ)モードの練習を紹介します。

え?こんな小さな写真じゃ、全然様子がわからない?そうですね。ということで、土曜日はぜひともご来場いただき、子供たちの全力での演技をご自分の目で確かめてくださると幸いです。

※お詫びと訂正
HPのトップにも書きましたが、明日(9月26日金曜日)の下校時刻に誤りがありました。
誤:1~4年生の下校時刻→給食終了後下校
正:1~4年生の下校時刻→5校時終了後下校(13:45頃下校)
お詫びし訂正します。

なお、5・6年生及び応援団、吹奏楽の4年生は、お知らせ通り、6校時終了後(前日準備終了後)下校となります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO10 

校長日誌 立川の空から NO10 「教育目標を考えよう①」(2014.9.24)


 今日は、全校朝会での私の話を紹介します。9月9日の全校朝会での話です。
 

 おはようございます。今日は、西砂小学校の教育目標について考えましょう。西砂小学校には教育目標とは、皆さんの教室の黒板の上あたりの額に入っている3つの言葉です。

 皆さんは3つとも言えますか?言える人?(※当然のように600名以上の子供たちの誰の手も上がりませんでした。)

 では、答えを言います。

1つ目は、「思いやりのある子ども」です。

2つ目は、「自分の考えをもつ子ども」です。

3つ目は、「健康で明るい子ども」です。

 今日はその中から1つ目の「思いやりのある子ども」についてお話しします。

 思いやりのある子ども、ってどういう子供のことでしょうか。校長先生は、「相手の立場になって考えられる子供」だと思います。

 わかったようで、まだよくわかりませんね。もう少し詳しく考えましょう。

 相手の立場になって考えられる子供とは、例えば、まず「いじめない子」、「いじめを見て見ぬふりをしない子」です。

 では、皆さんに聞きます。ぼくは、私は、「人をいじめないよ。いじめを見て見ぬふりをしていないよ」と言える人は手を挙げて。(※全校の子供たちを見回しました。)校長先生は1学期にもいじめの話をしました。まさか手を挙げない人はいませんよね。・・・担任の先生方、ご自分のクラスを確認してください。手を挙げていないということは、今いじめをしているか、いじめを見て見ぬふりをしているということです。(※ここまで詰めたので、全員の手が挙がりました。当然です。いじめは絶対に許せない行為なのですから。)

 
 相手の立場になって考えられる子供とは、例えば、次に「チクチク言葉を言わないで、ふわふわ言葉を言う子供」です。

 1学期に校長先生は「チクチク言葉を言わず、ふわふわ言葉を言おう」って話しましたね。皆さんに聞きます。

 チクチク言葉を言わないようにしている人?または、時々チクチク言葉を言ってしまうんだけど、先生や友達に注意されるとすぐに直している人?手を挙げてください。(※全体の三分の二ほどの子供たちの手が挙がりました。)素晴らしいですね。さすがは西砂小学校の子供たちです。


 相手の立場になって考えられる子供とは、例えば、最期に、「困っている人に声をかけたり、困っている人を助けてあげられたりする子供」です。困っている人は、「困っています。」って言わないことが多いですね。ですから、様子を見て、困っていそうだったら、「大丈夫?」「困っている?」「何か手助けできることはある?」って声をかけて、助けてあげましょう。

 相手の立場になって考えられる人、つまり思いやりのある子どもが増えてくれば、西砂小学校はもっと素敵な学校になりますね。みんなでそういう学校にしていきましょう。

 今日は教育目標のうち、「思いやりのある子ども」について話しました。


 教育目標は、おそらく、保護者の皆さんにとってもなじみのないものだと思います。でも、大切なものです。これから折に触れて子供たちと考えたいと思っています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO9

校長日誌 立川の空から NO9 「八ヶ岳自然教室?」(2014/9/23)

 八ヶ岳自然教室の写真第二弾です。

写真左:ハイキングの様子。時々雨がぱらついたので、カッパを着ています。雨がぱらついても、森林浴は最高!
写真中:ハイキングの途中でガイドさんが動植物や森について説明してくださいました。なんでも知っていて、5年生は尊敬のまなざし。
写真右:クラフト体験の様子。


写真左右:クラフト体験の様子。120名を超える西砂小学校の5年生。クラフト体験の様子も壮観です。


写真左右:自然教室後の報告会の様子。5年生が4年生に自分たちの体験を伝えまし
た。この報告会を聞いた4年生は、来年への気持ちが盛り上がったことでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO8

校長日誌 立川の空から NO8「大根、順調!」(2014/9/22)

 いよいよ運動会まで後5日間となりました。台風の動きが気になります。ただ、私は晴れ男です。当日は心配ないでしょう。木曜日と金曜日に雨が降れば、問題は練習不足だけ。

 さて、私はほぼ毎日校門で挨拶運動をしています。今日は、8:20前に子供の流れが切れました。そこで、校門のすぐ近くの畑(4年生が大根の種を埋めた畑)の様子を見に行きました。(見に行ったといっても、わずか15歩ほどの距離。)

ご覧ください。順調な育ちです。(吉岡さんが貸してくださった)畑の土と日当たりが良いからと、指導してくださった川野さんのお力のおかげです。(要するに、地域の農家の皆様のおかげです。)

今日は4年2組が川野さんのお言葉通り、「間引き」をし、間引いた大根を食べたそうです。(こんな体験ができるのも、西砂地区ならでは!)

追伸:今校長室には、写真の花が飾ってあります。

この花は、吉岡さんの畑で栽培されたものです。こんな素敵な花が地域で買えるのも、西砂地区ならでは!!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO7 

校長日誌 立川の空から NO7 「八ヶ岳自然教室」(2014.9.21)

 こんにちは。今日の本校HPのカンターを見たら、450を超えていました。リニューアルしてまだ間もないのに、あっという間の450。ありがたいです。来年の3月までに5000が目標です。

 さて、今日は1学期の大行事の写真紹介。それは5年生の「八ヶ岳自然教室」です。

写真左:ハイキング路の途中で。立川の中では自然が豊かな西砂地区ですが、西砂でも味わえない発見が八ヶ岳にはあります。
写真右:美し森にて。天気が今一歩でしたが、八ヶ岳の山容はしっかり見ることができました。ガイドさんの説明で、「ああきれい。」で終わらない、気づきができました。


写真左:ガイドさんが、大人でも気づかない小さな植物や昆虫を詳しく説明してくださいました。
写真右:ハイキングの途中の小川。橋がないものの、平べったい石を渡したところを渡ります。都会ではできない貴重な体験。

写真左:最終日のクラフト体験の様子。木の枝や木の実などを使って、創作するのも、八ヶ岳ならではの体験です。

来年度からは、八ヶ岳の様子も校長日誌でお伝えてしていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌(立川の空から) NO6 

「運動会へ!盛り上がる西砂小!①」(2014.9.20)

 

 西砂小学校運動会まであと一週間。今、西砂小学校は学校全体が運動会モードです。

 私は、毎日およそ7時半前後に西砂小へ到着します。運動会前は、この時間は子供たちはいません。ですから私は静かに校長室へ入っていきます。

 ところが、今週からは、私よりも早く学校に到着する子供たちがいっぱい。そして私を見つけると、大きな声で「おはようございます!」と挨拶してくれます。子供たちの元気な挨拶の声の中私は校長室へ入ります。


 え?なんでそんなに早く子供たちが来ているのかって?実は、応援団やリレー、そして吹奏楽の朝練習のために早く登校しているのです。


写真左:応援団朝練習の様子。写真右:リレー朝練習の様子。

 当然のように、指導する先生方は子供たちよりも早く学校に到着していなくてはいけません。
 でも、西砂小学校の子供たちの頑張りに先生方も発奮し、早朝出勤を続けています。
 頑張れ、子供たちと先生方。あと1週間!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO5

校長日誌 立川の空から NO5 「2学期の活動②ー全校集会-」

 2学期の活動その2は、昨日の全校集会の紹介です。
 昨日(9/18)の全校集会は「ジャンケン列車」。集会の鉄板ネタです。保護者の皆さんも楽しんだご経験があるのではないでしょうか。ジャンケンをして、負けた子が勝った子の後ろにつき、ジャンケンを繰り返して、どんどん列が長くなっていく、という単純だけどおもしろいゲームです。
 
 私も担任として、管理職として、全校集会でたくさんのジャンケン列車を見てきましたが、西砂のジャンケン列車は、壮観です。
 というのも、全校児童数が630名。これだけの数の子供たちがジャンケン列車をするのは、大迫力なのです。

 先生方も加わり、ジャンケン列車はギネス級の長い列になりました。

 このジャンケン列車、異学年が触れ合える貴重な機会です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO4 

校長日誌 立川の空から NO4 「2学期の活動①ー大根作りー」(2014.9.19)

 前号では夏休みの活動を写真で紹介しました。今日は2学期の活動を2つ紹介します。

 まずは、4年生の農業体験活動。4年生は地域の農家の吉岡さんからお借りした畑 (西門のすぐ向かい側の畑)で大根作りを体験させていただいています。
 講師は地域の農家の川野さん。

 上の写真が川野さんです。川野さんを子供たちに紹介するときに、「川野さんを知っている人?」と尋ねると、ほぼ全員の手が上がりました。本校の元PTA会長であり、毎年4年生がお世話になっているので、子供たちの間では有名人なのです。
 川野さんは、大根作りについて図を使ってわかりやすく説明してくださいました。

 説明を受けた後、畑へ移動。すると、そこにはたくさんの大人が待っていました。川野さんの声かけに応じて集まってくださった地域の農家のボランティアの皆さんです。なんと10人ほどいらっしゃいました。

 川野さんとボランティアの皆さんのご指導で、無事大根の種を埋めることができました。
 その後、質問コーナー。はじめは大根についての質問でしたが、そのうちに「あの、我が家で育てている野菜がよく育たないのですが・・・?」という質問まで出てきました。思わず「子供電話相談室ですか?」と突っ込みを入れたくなりましたが、川野さんたちは丁寧に答えてくださいました。

 この大根、この後4年生と教員でお世話をした後、11月の初旬には収穫できる予定です。
 畑を貸してくださった吉岡さん、ご指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の農家の皆さんに感謝!西砂小学校は地域の力、市民力が強い校区です。

立川の空から NO3(2014.9.18)

時間を少し巻き戻します。
学校便り9月号でもお知らせしましたが、夏休み中の活動を写真入りで紹介します。
まずは、夏休みのはじめと終わりの2回に渡って行われた「学習教室」。



夏休みの学習教室は、「補充的な学習」をねらいとしているため、東京ベーシックドリル(算数編)の復習を行いました。復習が終わった子供から学校で用意した算数のプリントに取り組みました。子供たちは皆、一生懸命に問題に向かっていました。
学習教室にはのべ300名を超える子供たちが集まりました。

次は、水泳指導。

水泳指導にも毎日たくさんの子供たちがやってきました。地道に泳力を伸ばしました。

最後は、地域行事。今年もたくさんの地域行事がありました。その中から、「松明祭り」。お盆の行事で、西砂地区の伝統行事です。
この行事には、会場が西砂小学校だったこともあり、本校の子供たちがたくさん集まりました。本校の吹奏楽チームも演奏をし、祭りを盛り上げました。
また、露店も数多く出店し、子供たちは夏休みを堪能しました。

写真は、祭りのクライマックス、松明回しに使う松明が並んでいる様子。こんなにたくさんの松明を燃やすのです。

本校の清水副校長先生が松明を回している様子。ありがたいことに管理職は松明を回させていただけるのです。感謝。

今年も充実した夏休みでした。

西砂校長通信(立川の空から) NO2 「意地」(2014.9.17)


 学校便り9月号で、「自転車通勤をしている」と書きました。自宅から西砂小学校まで8kmちょっと。そんな長い距離を56歳のおっさんが自転車で通勤。しかも、往路はずっとだらだらと上り坂です。ですから、学校につくと汗びっしょり。校長室ですぐに着替えています。さらに、水分補給もします。(通常の水分補給なら、水でしょう。でも、私は栄養ドリンクで水分補給。疲れた体を活性化するためには栄養ドリンクなのです。)

市内の校長先生たちに

「8km余りの距離を自転車通勤している。」

と話したら、驚かれました。

「自転車はママチャリ。」

と言ったら、さらに驚かれました。それはそうでしょう。私が逆の立場でも驚くと思います。

「よく続きますねえ。」

と校長先生方から感心されました。正直、自分でもよく続いていると思います。

「続いているわけは?」

と聞かれたら、私はすかさず

「意地です。」

と答えるでしょう。

実は、西砂小学校に赴任した時に、先生方に

「自転車通勤をしている。」

と話しました。もちろん、先生方は驚きました。でも、多くの先生方は、「体型も体型だし、きっと校長先生は続かないだろう。」と感じていたと思います。

私はその感触を先生方からのオーラで感じ取りました。こうなれば自転車通勤を途中でやめるわけにはいきません。

こんな言葉が聞こえてきたら、きっと眠れないくらい悔しいでしょう。

「なんだ、校長先生、私たちや子供たちに『継続は力なり』とか『最後まで諦めない』とか言っているけど、すぐにくじけてしまうじゃないか。」

 

このように書くと、

「校長は、ただの意地っ張りじゃないか。」

と言われそうです。

確かに、通常「意地っぱり」というのは、マイナスイメージです。でも、意地のマイナスパワーをプラスに昇華していけば良いのではないでしょうか。子供たちにも意地っ張りな子はいます。意地のパワーをプラスに持っていくことが求められます。