日誌

学校のできごと

【校長室より】 朝会  「面と向かい合った言葉が大切」

  1年前に、「一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り・・・」言葉遣いの大切さを話しました。

  今日は、メール等の言葉遣いについて考えます。

  ある学級の女子Aさんは、仲間に一目おかれています。Aさんは、同じクラスの女子に時々メールを送ります。今回は、写真付きで、こういう短文でした。

  「この服、どう?」

  同じクラスのBさんは、早く返事を出そうと思って次の返事を出しました。

  「それって、似合わない」

   Aさんは、そのメールを見て、怒り、Bさんを無視するように皆にメールしました。

  Bさんは、Aさんが怒り、しかも無視するように皆に言ったことの理由が分かりません。まるでいじめられている様だと思い、悲しくなりました。

  ふと、気がつき、自分が発信したメールの内容を確認しました。

  「そうか、“?”が足りなかった。」本当は

  「それって、似合わない?」で、意味は、似合うと思うよ、であり、「似合わない?」と発音がだんだん高くなるように発する言葉だったのです。

  面と向かっていれば、語尾の疑問形やイントネーション等で、間違ったとらえ方をされることはなかったのです。  

  携帯電話、スマホ、PCメール等の盛んな時代です。

  正しく意味が伝わる工夫も大切ですが、相手を困らせるような書き込み文はやめるべきでしょう。何より大切にしたいことは、直接話し合う経験を子供のころから訓練することだと思います。

【校長室より】 <トピック> 「風船飛ばしの結果」

<トピック>  風船飛ばしの結果

  運動会当日の1245分頃、風船(メッセージ・野菜の種入り)を飛ばしました。

  午後3時半頃に、茅ヶ崎方面から、届きました、という第一報が入りました。

  その後も次々と連絡が入りました。後日まとめてお知らせいたします。

  *お知らせや励ましをくださった方々、ありがとうございました。 

【校長室より】 雑感 「創立50周年記念大運動会を終えて」


 みんな、よく走り、演技し、協力し、力を出し切りました。

 普段見られない自主的意欲的な姿が見られた児童も多くいました。

 本校の運動会の目標は、

 ★意欲的・自主的な活動を通して、自己肯定感や連帯感を育てる、です。

 ・学年、学級で、運動会に取り組む目標を決めました。

 ・仲間と励まし会いながら活動しました。

 ・東京女子体育大学の先生や学生に教わった通り、両手をしっかり振って走りました。

 ・高学年の意識を持って係活動にも努力しました。1年生のチェッコリ玉入れも全学年で踊り応援しました。

 ・50年の節目というこの機会で意欲的に頑張りました。

 ・保護者地域の方々の応援で、特に、高学年の組み体操はタワーもピラミッドも成功させることができました。

  この様な姿がありました。 目標達成です。熱中症が心配される中、1年生はじめ皆元気によく頑張りました。

  この結果を通して、子供達には、こんな気持ちや自信を持って、これからの日々の生活に生かして欲しい。

  ①やればできるという自信

 ②仲間と協力して完成させた達成感

 ③十小の新しい第一歩を踏み出したという意識

【校長室より】 朝会 「力を発揮する日」

5月26日 朝会 「力を発揮する日」

 ある高校で、十数年ぶりに野球部を作り、監督が、ノックをして生徒を鍛えていた。くたばった生徒に、監督は

 「なんだそのだらだらした格好は。疲れたのか?疲れたのなら休め!」厳しい言葉。

 生徒は、ベンチの方へ行こうと歩き出す。更に監督は、

 「なんだ、休むのか?試合中でも疲れたからといって、休むのか?」

 小学生の皆さんはどうしますか?

 私は、場合によっては、つらくても必死に頑張ることが必要と思います。

 大切なその時に、力を発揮するためにスポーツ選手や消防士等は日々鍛えている。

 本校の児童の皆さんは、運動会当日目指して、頑張っている、係活動の子も早朝から努力している。

その力を発揮する日が「運動会当日」です。

疲れもたまっているころです、健康に気をつけながら運動会当日を迎えよう。

【校長室より】 朝会 「朝会に遅れてくる」 状況と指導内容

5月19日 朝会 「朝会に遅れて来る」状況と指導内容

 今日は、「音楽や図工を勉強する理由」について話す予定でした。

 ところが、何人かが遅れて来て、しかも、急ごうとせず、のたりのたり・・。

 時々こういう姿を見ることがある。

 ほとんどの人が整列して待っている、大勢を待たせているという意識も無い。こういう機会を捉えて、指導する必要があると強く思った。当然そんなことは指導しなくていい学年だ、発達段階だ。そう思っていても、教えないと分からない、知らないことが多い。

 子供は、失敗しながら、成長して行きます。社会的なマナーやルール等はきちっと家庭や学校でも指導することが必要だと思います。高学年以上では遅いです。なぜなら、注意や指導した人に、「なんでそんなこと言われなくてはいけないの?」と、逆に不愉快になったりします。鉄は熱いうちに打て、このことわざには深い真理があります

 運動会の学年練習が始まっています。時間を守ることは最低限のマナーです。皆で気をつけて、協力して練習に励もう。

【校長室より】 雑感 「上履き忘れ」

5月12日 雑感「上履き忘れ」

 本校は、上履きを忘れた場合に、下履きの底をきれいにして使っていいことになっている。ところが、この上履き忘れはなんと高学年によく見られる。しかも何日間も。そう言えば、靴箱に下履きを入れない児童もいる。特定児童である。

 高学年ならば、自分で洗って、自分で対処できるはずだと思うのだが?

 親に頼れないことは、子供の自分ができる限りのことをやる、こういう意気込みを持って欲しい。高学年は、そろそろ甘えから脱却し、自立の意識を高める時期だと思う。

【校長室より】 朝会 「母の日に思う」

5月12日 朝会「母の日に思う」

 もうすぐ運動会です。けがや病気をしない様、気をつけて生活しよう。

 また、学年で行動することもある、時間を守った集合を心がけよう。

 

 昨日は母の日でした。私は、母の日になると思い出すことがあります。

 高校を卒業して、東京に出てきました。家を出ることは、自分の夢や希望をかなえるためであり、両親の思いなど小学生や中学生の時もそうですが、あまり考えなかった様に思う。しかし、母から、生涯でたった一度だけ手紙をもらった。

 それには、息子がいつもいる部屋を開けてもいない、親の悲しさや寂しさの様なことが書かれていた。更に、東京での生活を心配する内容があった。

 それ以来、親、特に母親という者の気持ちを考える様になった。

 「親に迷惑をかけない生活をしよう」そう思って今日まで来た。

 小学生の皆さんには、まだまだ、母親の気持ちや親の気持ちを考える事は少ないと思う。でも私は言いたい。母の日だけに何かしようと考えるのではなく、日々の生活の中で、

 「行って来ます」と元気に、「お母さんありがとう」「今日のご飯はおいしかった」等々の言葉かけをしてほしと思う。

 きっと皆さんの心は思いやりと感謝の心が育ち、登下校の安全ボランティアの方々にも、自然と挨拶ができる様になると思います。