日誌

【校長室より】 朝会 「母の日に思う」

5月12日 朝会「母の日に思う」

 もうすぐ運動会です。けがや病気をしない様、気をつけて生活しよう。

 また、学年で行動することもある、時間を守った集合を心がけよう。

 

 昨日は母の日でした。私は、母の日になると思い出すことがあります。

 高校を卒業して、東京に出てきました。家を出ることは、自分の夢や希望をかなえるためであり、両親の思いなど小学生や中学生の時もそうですが、あまり考えなかった様に思う。しかし、母から、生涯でたった一度だけ手紙をもらった。

 それには、息子がいつもいる部屋を開けてもいない、親の悲しさや寂しさの様なことが書かれていた。更に、東京での生活を心配する内容があった。

 それ以来、親、特に母親という者の気持ちを考える様になった。

 「親に迷惑をかけない生活をしよう」そう思って今日まで来た。

 小学生の皆さんには、まだまだ、母親の気持ちや親の気持ちを考える事は少ないと思う。でも私は言いたい。母の日だけに何かしようと考えるのではなく、日々の生活の中で、

 「行って来ます」と元気に、「お母さんありがとう」「今日のご飯はおいしかった」等々の言葉かけをしてほしと思う。

 きっと皆さんの心は思いやりと感謝の心が育ち、登下校の安全ボランティアの方々にも、自然と挨拶ができる様になると思います。