カテゴリ:校長日誌

　この日は、日差しも柔らかく、絶好の遠足日和でした。

　昭和記念公園に全校児童で遠足に行き、お昼は学校で給食を食べられる本校の立地は、本当にありがたいと思います。

　今年度は、「はらっぱタイム」と「オリエンテーリングタイム」という2つの活動に子どもたちは取り組みました。

　はらっぱタイムでは、これまで一緒に活動を積み重ねて来たたてわり班のメンバーで、鬼ごっこをしたり、ドッジボールをしたり、様々なゲームをしたりして楽しみました。

　オリエンテーリングでは、チェックポイント（6箇所）に立った先生たちから、クイズを出題されたり、色々なイベントが催されたりするなど、充実した取組となりました。

　どのグループもそうですが、学年の垣根を越えて、子どもたちがとても和やかに遊べるところが、本校のすばらしさだと改めて喜びを感じた全校遠足となりました。

　先月の「読書旬間part２期間」において、子どもたちは朝の時間、それぞれ自分が選んだ本を読んで、その世界観に浸っている様子が見られました。

　また、そんな子どもたちを応援するために、先生方による読み聞かせも行われました。自分の担当の学級・学年を離れて、他の学年に読み聞かせに行くことで、子どもも教師にとってもお互いに良い刺激になったと思います。

　子どもたちには、これからもたくさんの本を読むことを通して、自らの可能性を広げていってほしいと思います。

　今回の避難訓練では、揺れが大きい地震が来た時に素早く机の下等に入り、身の安全を確保する訓練を行いました。

　実際に地震が起きた際には、すぐに揺れが収まるとは限らないのと、地震の規模等の情報収集に時間を要することもあるため、今回は子どもたちの避難姿勢を維持する時間を少し多く取りました。

　各教室の様子を見て回ると、どの学級の子どもたちも声を出すことなく、自分の身を守る避難姿勢を取ることができていました。

　地震は、いつ起こるか分かりません。有事の際に、子どもたちの命を守る最善の行動と選択が行えるよう、これからもこうした避難訓練の積み重ねを大切にしていきます。

　朝の時間、図書委員会主催でオンラインにて読書集会が行われました。校内の読書活動を盛り上げていくために「本の帯グランプリ」、「四コマ漫画グランプリ」の紹介がありました。

　本の帯グランプリは、全校児童対象でその本のあらすじを帯（＝細長い紙）に書くという取組です。各学年でチャンピオンを決めるということで、どんな帯が選ばれるのかが楽しみです。

　四コマ漫画の方は、任意だそうでですが、その本に登場する人物やキャラクターの絵を盛り込んで漫画に描くというこで、絵を描くのが好きな子どもにとって、とても魅力的な企画だと思います。

　この２つの取組は、新しい試みであり、今年の図書委員会のメンバーがよく考えくれたと感心しました。これからも新しい実践にどんどん挑んでいってくれることを応援していきたいと思います

　今回、「NPO法人コレクティブ」の代表である秋元先生とコレクティブ・スクール探求コーディネーターの沢井先生にご来校いただき、「探求学習」についてご指導いただきました。誠にありがとうございました。

　これからの予測困難な時代を生きていく子どもたちに対して、「自分で考えたり、行動したり、発信したりする力」を育くんでいく上で、「探究学習」の指導スキルは、我々教員にとって欠かせないものと言えます。

　先生たちは、講義やグループワークを通して、探究学習について熱心に学びを深める様子が見られました。これからの日々の学習の指導の中で、子どもたちに探究的な学習機会を提供できるよう、教員一丸となって努力を積み重ねていきたいと思います。

　昨日、次年度入学予定の子どもたちを対象とした就学時健診が行われましたが、晴天にも恵まれ、無事に実施することができ、本当によかったと思います。保護者の皆様、健診の円滑な進行にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

　来年４月に新１年生が入学してくれる日を本校児童ならびに教職員一同、楽しみにお待ちしております。

　今日は、キラリの授業の様子をお伝えします。子どもたちの心身のリラックスとより円滑なコミュニケーションの促進を意図して、「ヨガ」と「風船バレー」の学習が行われていました。

　子どもたちは、先生の動きをよく見て、ヨガの様々なポーズを熱心に模倣している姿が見られました。また、風船バレーでは、パスする相手の名前を呼びながら、やさしく風船を渡していくゲームに和やかに取り組みながらも、大いに盛り上がっていました。

　こうしたキラリでの学びが、それぞれの学年・学級での子どもたちの成長にしっかりとつながっていますので、これからも様々な体験的学習等に楽しみながら取り組んでいってほしいと思います。

　集会委員会の主催により、朝の時間に体育館で「じゃんけん列車ゲーム集会」が実施されました。まさに本校の児童規模だからできるゲームという感じで、委員会の子どもたちが流す音楽に合わせながら、子どもたちはじゃんけんをして、どんどん列車（＝子どもたちの連なり）が長くなっていく様子が見られました。

　本校の子どもたちのすてきなところは、勝ち負けにこだわるのではなく、みんなで朝のひとときをゲームを通して共に楽しむという姿勢が際立っているところです。

　朝からほっこりできる時間を設定してくれた集会委員会のみなさん、ありがとうございました！

　本校は、３学期制・通知表は２期制（＝前期・後期の計２回発行）というスタイルで学校運営をしています。本日のオンライン全校集会における校長講話では、通知表の見方や今後の学校生活において大切にしてほしいこと３点（①今の自分を大切にすること、②目の前のことに本気で取り組むこと、③周りの人とつながること）について、話をしました。

　子どもたちは、画面越しからもこちらの話をしっかりと聞いてくれている様子が伝わってきました。本当にいつも感心します。是非、ご家庭でも前期の通知表に基づき、「どう頑張ってきたか」、「どこができるようになったか」、「どんなことにもう少し努力が必要か」といった点について、お子様とお話し合いをしていただければ幸いです。

　そして、また来週から子どもたちには、前向きな新しい気持ちで学校生活に臨んでほしいと思います。

　今回、４名の先生方が講師となり、放課後の自主研修会が実施されました。

　研修内容として、①図画工作科に苦手意識のある児童が楽しく取り組める技法と作品作りについて、②教師のメンタルケアについて、③安全教育の推進について、④AI教育活用術について、という充実のラインナップでした。

　ただ、座学ではなく、実際に絵の具やクレヨン、タブレット等を使いながら体験できる研修会でしたので、どの先生方も生き生きとした表情で楽しみながら学びを深めることができました。

　こうした前向きな気持ちと姿勢での学びは必ず力になります。これからの先生たちの活躍を大いに期待したいと思います！