日誌

2014年11月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO39

校長日誌 立川の空から NO39 (2014/11/04)
「避難訓練」

 皆さん、小学生の頃の避難訓練って、覚えていますか?
 サイレンが鳴り、教頭先生の緊急放送(家庭科室が火事です、等)が入り、校庭へ避難し、校長先生の話があり、最後に立ち上がって、ズボンのおしりをパタパタ叩き、担任の先生から「今、ここでほこりを払うんじゃありません!」と叱られ・・・っていう感じだったのではないでしょうか。
 もちろん、今でも180度違うわけではありません。ただ、昔と比べると、バリエーションは増えたと思います。
 その1つが、時間帯。昔は、授業中が定番。今は、授業中もあれば、休み時間もあれば、朝一番の時間もあります。
 今日はその朝一番の時間帯で避難訓練がありました。場所は、体育館。そう!体育館です。
 私の講話が終わり、週番の先生が話し終わると同時に、サイレンが鳴りました。(このサイレンはもちろん、副校長先生が鳴らしたのです。)
 想定は地震。週番の先生や周囲の先生方が子供たちをその場に座らせました。
 
 体育館でその場に静かに座る子供たち。とっても静かでした。さすがは西砂の子供たち。

 その後、揺れが収まった想定で、校庭へ避難を始めました。といっても、場所は体育館。630名からの子供たちが一斉に避難するわけで、混乱も予想されました。しかし、先生方の誘導が適切だったのと、子供たちが「おかしも」の約束を守ったために、整然と避難できました。




校庭に避難し終わり、人員確認が終わったのが4分37秒。5分以内ということで、これもすばらしい!
避難後の私の話も、先生の話も静かに聞けました。
災害があっても西砂小学校の子供たちは、きっと安全に避難できることでしょう。

今回は、朝一番に、体育館に全児童がいる想定でしたが、これからもバリエーションに富んだ避難訓練を行っていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO38

校長日誌 立川の空から NO38 (2014/11/3)
「地域の力、市民力に支えられる」

 先週のこと。5年生が麦まきをしました。講師は松明祭りでもお世話になった、ひかり保育園長の高橋さん。
 高橋さんは朝早くから、スタンバイしてくださった上に、途中で麦の種を奥様が持ってきてくださったり、5年生の麦まきが終わっても、さらに麦をまいてくださったりと、西砂小学校のために全力で支援をしてくださいました。
「地域連携」という言葉をはるかに超えたお力でした。

 5年生にわかりやすく、麦まきの仕方を教えてくださっている高橋さん


きれいに整地された畑(※畑を貸してくださっている吉岡さんがまたも麦まき前に整地してくださったのです。)に麦をまく5年生。

西砂小学校は、本当に多くの市民力に支えられていることを痛感します。
この麦は、5年生が学年が上がって、6年生になった来年に刈り取り、その麦を使って、うどん作りをし、刈り取ったわらをつかって、松明祭りをします。十二分に活用されるのです。
これからも楽しみ。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO37

校長日誌 立川の空から NO37 (2014/11/3)
「愛に包まれて育つことの大切さ」

 昨日日曜日、三連休の中日は、またも副校長先生と一緒でした。最近、私も副校長先生も、夫婦以上に過ごす時間が多くなっています。(う~む・・・)
 で、なんで一緒だったかというと、ある先生の結婚式に出席したからです。
 結婚式で感じたことが2つあります。
 1つは、子供の力はすごいということ。新郎新婦とも立川市の教師だったため、(サプライズで)担任している学級の子供たちのお祝いメッセージが式場に流れました。歌のプレゼントもあり、他のお祝いも素晴らしかったのですが、やはり子供たちのパワーはすごく、ダントツでした。
 もう1つは、「家族愛の力」。式を通じて、新郎新婦とも、家族の愛に包まれて育ってきたことがよくわかりました。これは、私だけでなく、参列した皆が感じたことでしょう。「こういう、愛に包まれて育った人に教えられると、子供たちは幸せだろうなあ」と痛感した次第です。
 
 3時間ほどの式でしたが、参列者全員が新郎新婦の門出を心から祝っていて、心地よいひとときでした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No36

校長日誌 立川の空から No36 (2014・11・1)

「西砂川地区文化祭」
 三連休の初日、副校長先生と一緒に、西砂会館へ行きました。
 西砂川地区の文化祭の演芸大会を見る(聞く?)ためです。オープニングは、ハワイアン。フラダンスと演奏です。演奏していたのは、あの樋口さん。本校の「にしっこ(放課後子ども教室)」の運営メンバーのおひとりです。
 樋口さんのハワイアンは、プロ顔負けで、しばしハワイにいるような気分に浸れました。
 演芸大会とともに、文化祭のメインとなっているのは、作品展示。ありがたいことに、西砂小学校の子供たちの図工の作品も七中や松中小とともに展示していただいています。

 ただ、展示期間は今日と明日限り。この記事をご覧になった方で、もしお時間のある方は、展示場所である、天王橋会館へ。場所は、西砂小学校からは、五日市街道を東に向かい、西武線の高架下手前を左折しすぐです。

 ところで、西砂会館を発つときに、新鮮な野菜の即売をしていました。こういう野菜を買えるのが西砂川地区の素晴らしいところです。私と副校長先生の二人で野菜を選んでいると、そこへ川野さんがいらっしゃいました。そうです。大根づくりの際、講師をしてくださった、あの川野さんです。新鮮な野菜は川野さんをはじめとする地域の農家の皆さんが持ち寄ってくださったものだったのです。
 野菜を作ってくださっている農家の方の顔がわかるのも西砂川地区の特色ですね。