日誌

学校のできごと

【校長日誌】11月12日 雑感 「久々の美しい景色」

1112日 雑感 「久々の美しい景色」
 今日出勤時のモノレールの中でのことです。

 髙幡不動駅から、老夫婦らしい2人が先頭車両に入って来て、自由席の所のつり革に捕まりました。前に座っていた男性若者が、すくっと立って、席を譲りました。ご婦人の方は、夫に席に座らせ、若者にお礼を言いました。すると、今度は、これまた若い女性が、すくっと立って、婦人に席を譲りました。

 立川北駅で若い女性が降りる時、ご婦人は、丁寧にお礼を言っていました。

 二人の若者の行動が自然でとても良かった。また、行為を明るく受け入れ、丁寧にお礼を言う老夫婦も品格がありました。

 毎日モノレールに乗って通勤している私は、モノレールの乗客のマナーの悪さ(大きな声でのおしゃべりで本も読めない、携帯電話で通話している、牛乳とパンで朝食、まつげをつけている、等々)を感じていただけに、「いいなあ、こうでなくちゃあ」と思いました。


校内研究

 
今年度は校内研究で「言語能力の向上」に取り組んでいます。
低、中、高、専科、すずかけの各分科会での検討をもとに、各学年が研究授業を行います。授業後は全教員で協議、検討を行い、授業改善に活かしていきます。
 

この日の授業は4年生の理科、自分の予想を班の中できちんと伝え、何を確かめるのかはっきりさせて実験に臨みました。

【校長日誌】11月10日 「今でしょ! 力を合わせるのは!」

11月10日 朝会 「今でしょ! 力を合わせるのは」
5日後には音楽会です。この時期に大切なことは、
①自分の責任で一人一人が歌や曲を完全に覚えること。
 学校の帰りに仲間とよく歌ったものです。それも男女一緒に。皆さんは、なかなか下校時に仲間と歌うことは難しいかも知れません。家で、鼻歌でもいいから歌ってみましょう。
②仲間と力を合わせて、歌う、演奏する意識を持つこと。
運動会と違って、気持ちをその気にする必要があります。「大きな声で、笑顔で歌う」「仲間の音を聞きながら合わせる」この様な意識が大切です。
 
 50周年記念の音楽会を力を合わてやり遂げた、満足行くできばえだった。こんな思いがもてる様に頑張りましょう。
やればできる力があります、今日からの1週間、意欲的にやりましょう。
 その頑張りはいつからですか。今からでしょ!

 
 

【4年生】歯みがき指導を受けました

今日は歯科校医の榎本先生から正しくきれいに歯をみがくことを指導してもらいました。
歯についている歯垢を拡大して見せていただいたり、染色液で歯のみがき残しの場所を確かめたりしてから、正しい歯みがきを実習しました。
今日から、朝夕の食事の後の歯みがきが丁寧にできるといいですね。

【校長室より】 26年10月28日 雑感「親という存在」

261028日 雑感「親という存在」

  私自身が親になり祖父になり、人生の年輪を重ねてきて、そして、多くの子供達を見てきて思うことを、これまで、雑感というコラムで、このHP等に述べてきました。家庭に対して、遠慮もせず、ずけずけと言いたいことを言わせてもらいましたが、これには自戒の意味も入っています。これまでの内容は以下の通りです。

・子供は、親が育てた様に育つ。

・夫婦(家族)仲の良いのが子供の安定感をもたらす。

・家庭の団欒が大切、もっと大切なのは、その団欒の中で、親は子供に生き方を話してやることです。時には、幼い頃の写真を見て、思い出話を子供にしてやることもいいです。

・親という漢字は、「木の上に立って、子供を見る」つまり、親は子供から離れて、一段高い所(次元の高さ)から客観的に見る・見守ることが大切。しかも周辺全体を見ている。

・多くの親は、子供を限り無く深く愛していること。愛しているからこそ{突き放すところや熱いうちに打つところ等}の理性的判断と実行も必要。

・子供を自立させるために、親が自立し子離れをすること。・・・等々

 

年々、子供を取り巻く環境が厳しいものになっていると思います。

  そして、今の問題は、教育格差、特に貧困に関する教育格差があります。また、児童虐待等の深刻な問題もあります。いかなる時代になっても、

 ★乳幼児期から小学生の期間には、子供を育てる、教育する、鍛えるという意識をもって、親・周囲の大人・教師・関係機関がそれぞれに、深い愛情と冷静な判断をもって、我が子と子供達に関わって行くことが大切だと思います。なにより、親・大人として子供に、人の生き方を教えることが大切と感じています。

  ある本にこんな内容のことが書かれていました。

「家出を決意した青年が、いよいよ決行する夜中です。青年は静かに階段を降りていくと、台所の明かりがついています。母親が、自立の祝いとして、赤飯を炊いている。親父は、目を覚ましながらもふとんで気配を感じている。」

 こんな内容です。親はいつだって、どんな時だって、子供の様子を深く理解し、心配もし、励ましもしているという話です。さて、問題は、この青年はその後どうしたのでしょうか。

★子育ては大変です。しかし、大きな幸せ感を与えてもくれます。それぞれの立場で頑張りましょう。