校長日誌

いしずえ

いしずえ795

■源氏物語に「いづれの御時にか、女御・更衣(こうい)あまたさぶらひ給ひける中に…」とあります。更衣(かうい)とは天皇のころもがえ(更衣)をつかさどる女官だとか。ここから、夏向きの服に変えることを「衣替え」と言ったそうです。この頃は、6月1日にいっせいに夏服にする風潮はなくなりましたね。

(6月1日飯田芳男)

 

 

いしずえ794

■諏訪ノ森公園でカッコウの鳴き声を聞きました。ウグイスよりもすこし低い声で「カッコウ!」と鳴いていました。さびしい様子を「閑古鳥(かんこどり)が鳴く」と言います。閑古鳥はカッコウのことですが、さびしいどころか、とても元気な鳴き声でした。♪「…もう起きてはいかが…」と歌われるのが理解できました。

(5月31日飯田芳男)

 

いしずえ793

■今日は「ゴミゼロの日」です。もちろん今日だけでなく、これからも一層のごみ減量化に努めようと思います。ところで昨日は、椅子を外に出して予行が行われました。終了時は担当の生徒と先生で椅子の脚をきれいにします。その光景に心がなごみました。

(5月30日飯田芳男)

いしずえ792

■今年も今日で150日、年間の4割が過ぎました。そしてまもなく入梅です。中2のころ、いつもその場しのぎの行動しかできない私が、友人たちが前向きになったのを機に、心を入れ替えたのは梅雨に入りそうな今頃でした。社会科で唐招提寺を学んでいた記憶があります。いつか唐招提寺を訪れたら、こんな私でもまだ成長できるかなと、ふと思いました。

(5月29日飯田芳男)

いしずえ791

■手帳をひっくり返したら、東京都多摩社会教育会館に出張していたメモが出てきました。平成18年11月のことでした。杉並の小学校で副校長をしていました。錦町界隈を歩いて20分かかったと記してありました。この建物は今はありません。なつかしさでいっぱいです。なつかしいといえば『根川のそばの市民プール』の写真を校長室で見ています。昭和43年撮影とありました。今度は市民プールの場所をブラタモリしてみます。

(5月28日飯田芳男)

 

 

いしずえ790

■私も修学旅行引率の振り返りをしています。生徒の見学コースをたどりながら地図を見ると、京都市内の右京区は地図の左です。左京区は地図の右です。そして生徒はわりと左京区側を見学します。なんとなく左京区側に観光地が多いような気がします。清水寺、三十三間堂、八坂神社、平安神宮などです。国を治める視点や地形が影響するのかなと思いました。時々ブラタモリをやってます!!

                                                              (5月27日飯田芳男)

                                                                            

 

いしずえ789

■今日はラッキーゾーンの日です。甲子園球場の外野フェンスのフィールド側に柵(さく)を設置したのが1947年、昭和22年の今日だとか。ホームランが出やすくなったことで、ラッキーゾーンと呼ばれました。ホームランとは無縁の私ですが、アイスのホームランバーは1回だけ「当たり!」でした。人生唯一のホームランでした。

(5月26日飯田芳男)

いしずえ788

■紫陽花は、満開への準備が整ったようです。桜が満開の時芽吹いた紫陽花が、開花の時を迎えています。美しさの瞬間はいっときですが、一年間のメンテナンスは人間以上にしっかり行われているようです。季節の移ろいを楽しみたいです。

(5月25日飯田芳男)

 

いしずえ787

■校長室が南校舎3階にあったら楽しそうです。富士山をながめながら生活している生徒がうらやましいですね。今の校長室はずっとこもっていると忘れられてしまう場所です。おまけに室温が低いです。年間を通して25度以上が少ない亜寒帯気候です。時々「やませ」のような冷たい季節風が吹きます。うがい、手洗い励行で健康を保っています。

                                    (5月24日飯田芳男)

いしずえ786

■体育大会の練習が盛り上がっています。私自身の体育大会の思い出を振り返りながら、生徒の練習を見ています。梅雨前の天候、全員リレーの作戦、教育実習生がいたこと等なつかしく思い出されます。実行委員をやっていた私が悩んでいると、教育実習生の先生が助言してくれました。その先生は今、小説を書いている作家さんです。どうして作家の道に進まれたのか興味深いです。それにしても中学の学校生活は人生の「いしずえ」です。

(5月23日飯田芳男)