校長日誌

2022年7月の記事一覧

いしずえ122


■子供のころ、担任の先生が作品に押してくれる「よくできました。」のスタンプが
嬉しくて、「大変よくできました」と「よくできました」のスタンプが押された作品
だけ、親に見せていました。このスタンプは私が教員になってからも存在したので、
業界のヒット商品(?)だと思います。今はこのスタンプを押す先生を見かけなくな
りました。皆さんの中には、このスタンプが押された作品をもっている生徒も多いで
しょう。ところで私の文の出来はいかがでしょう?「もうすこしです」が押されそう
です。                        (7月30日飯田芳男)

いしずえ121


■プールサイドは40℃くらいになっているかもしれません。セミは猛暑も気にかけ
ず元気に鳴いています。本来ならば今頃、学校のプールに通う小学生の姿が、今年も
見られません。中止の学校が多いのかもしれません。今朝ラジオで「プールの腰洗い
層が活用されなくなった」という話題を聴きました。「プールの水の塩素でじゅうぶ
ん消毒できる」とのことです。私自身も、腰洗い層の水は冷たくて苦手でした。時代
がながれていくといろいろな変化があります。泳力の級をあらわす『帽子の線』は、
今はどうなっているでしょうか。5メートル合格で10級になった私は、10本の線
を持ち帰りました。セピア色の思い出です。      (7月29日飯田芳男)

いしずえ120


■今日は小説家江戸川乱歩の命日です。ですから「乱歩の日」と言われています。
アメリカの推理小説作家、エドガー・アラン・ポーにちなんで名乗っていたそうで
す。中学の時エドガー・アラン・ポーの黒猫という短編を国語の授業で学びました。
教科書にない作品だったので、国語の先生が手書きで写し、わら半紙(茶色の用紙)
に印刷してくれました。コピーもなかったので国語の先生は大変だったと思います。
何枚も印刷されると、生徒がホッチキスで製本しました。今はホチキスと表記する
こともありますね。また、JIS規格どおりステープラーと呼ぶことも多いですね。
わら半紙には、まさにセピア色の思い出が詰まっています。(7月28日飯田芳男)

いしずえ119


■今日はスイカの日です。一中生の皆さんの中には「スイカの名産地♪」という歌
を知っている人もいるでしょう。スイカの名産地で、トウモロコシの花婿と小麦の
花嫁が結婚式を挙げるストーリーです。でも私は「♪ともだちができた~スイカの
名産地」と、冒頭しか覚えていません。原曲は、マクドナルドじいさんの牧場だと
か。さて、このところスイカの生産量日本一は熊本県のようです。世界一は中国で
した。生産量の多い国や県を調べていくと、時間があっという間に過ぎていきます。
                          (7月27日飯田芳男)

いしずえ118


■1825年の今日、歌舞伎の『東海道四谷怪談』が公演されました。通称四谷
怪談です。江戸の雑司ヶ谷四谷町が舞台です。「時は元禄…」で始まります。悲
劇の主人公お岩さんが登場します。ストーリーは怪談ですから、思い出すと、ち
ょっと背筋がゾクッとしました。ところで先日、電車に乗るため急いで歩いたら、
ひざが、ボキっとしました。四ツ谷駅の階段でした。 (7月26日飯田芳男)