Hello 校長室

Hello 校長室

一つの法則(Hello 校長室 10月31日)

 生徒の皆さんより長く生きていると世の中にはある一つの法則があるように感じます。それは「必ず自分に返ってくる」ということです。プラス思考なら前向きに、マイナス思考なら消極的になってしまいます。相手に嫌なことをしていたら自分も嫌なことをされます。普段から人を励ましていたり助けていたりすれば、自分が苦しい時に助けてくれます。スポーツでも繰り返し練習をすれば技術が向上します。自分の行動は必ず自分に返ってきます。学校生活の中でどのような行動をしていくか自分に返ってくることを想像して前に進んで欲しいと思います。

 

英語でプレゼン(Hello 校長室 10月30日)

 昨日、2年生では「立川一中にあったらいいユニバーサルデザイン」をテーマに英語でプレゼンをする発表会が行われました。

「立川一中に必要なユニバーサルは何かを考える」「それをプレゼンにする」日本語で考えるだけで相当大変なことを英語で発表している生徒をみて、頼もしさを感じました。ユニバーサルデザインの内容は自動で荷物を運んでくれるボックスや校内で転倒しない滑り止め、アレクサ等でした。これからの社会は課題を見つけて課題解決に向けて自分の考えを伝えていくことが重要です。そして、その伝え方の技術の一つがプレゼンです。表現をしていく力が求められます。これからも恥ずかしがらないで、自分を表現していくことに挑戦していく生徒であることを期待しています。「アウトプット」これからの授業で求められて姿です。

 

 

熊(Hello 校長室 10月29日)

 熊出没のニュースが毎日といっていいほど報道されています。昨日は岩手県の盛岡市の地下駐車場にいた、岩手大学にいたというのでびっくりです。同級生がいる自宅の近くでした。米問題と同様、熊問題は、私たち人間に地球規模の問題を訴えているかのようです。根本的な問題はなんだろう、どのように改善ができるだろう、考えていくことが大切です。

昨日、1年生の立川市民科の授業ではPTA 会長の小菅さんを講師に迎え、立川柴崎町の歴史から現在について学習しました。興味や関心をもったことをより深く自分で調べてみるとまた新しい発見があるはずです。ぜひ調べてみましょう。

 

チームワークとは(Hello 校長室 10月28日)

 サッカー日本代表の監督であった岡田監督はチームについて述べています。「チームとは仲良しグループでなくてもよい。男が30人も集まればみんな仲良しなんてことはない。どうもあいつとそりが合わない、あいつ好かんということはあります。でもそりが合わなくても、あいつにパスを出せば決めてくれる、好きでなくても、最後は絶対に相手を止めて守ってくれるというお互いを認め合うことがチームワークなんです。そして(認められるために)自分を認めてもらう努力をすることが大切。それがコミュニケーションなんです」ということを伝えています。クラスも学年も同じです。全ての人とうまくいくとは限りません。あの子の「ここが嫌だ」ということもあるでしょう。でも「ここの良いところもある」と認めることが大人になっていくことでもあります。そして自分も努力する事、文句や言い訳ばかりしていても認めてもらえることは難しいです。自分を見つめることが大事です。そのような集団、クラスを作っていくことをこれからも期待しています。

 

同窓会②(Hello 校長室10月27日)

 私の中学生の時は7クラスありました。45年ぶりの同窓会に80名以上の仲間が集まりました。学年の途中で転校した仲間も遠くから駆けつけてくれました。私の恩師は79歳、当時いきなり3年生の学年主任を任されたと話してました。私たちの時は金八先生が始まった頃に重なり・・・と話されていました。人は歳をとると昔の仲間に出会いたくなるといいます。他の会場では古希を祝う同窓会等が開催されていました。あっという間の45年、時の流れの早さにびっくりしている私でした。生徒の皆さんもいつか同窓会を企画する時が来ると思います。

さて、生徒の皆さんは合唱コンクールを終え、学習により集中できる時期になりました。定期考査Ⅲも近づいています。計画的に取り組むことを期待しています。

 

同窓会(Hello 校長室 10月26日)

 本日、昭和55年度卒業の立川2中の同窓会が行われます。45年ぶり、はじめての同窓会です。昔は卒業アルバムに住所が掲載されていました。休みの日にその住所を訪ねたりして同窓会の連絡に奔走していました。(とりあえず私が幹事の一人なので)住所通りに行くと今、そこにはホテルが建っていたり半分くらいはすでに実家がなかったりしていました。ある同級生とは私とよく相撲を廊下でとっていた思い出話をしてくれました。(本日は欠席なので)3年生の時の思い出の一つに転校生へのクラスのお別れ会があります。ちょうど今頃の時期でした。急な転校でクラスでのお別れ会が土砂降りの中でのサッカーでした。その友達も岩手県から駆けつけてくれます。全てが良い思い出ばかりではありませんが、懐かしい中学校時代にタイムスリップしてきたいと思います。

今年の10月の週末は雨が多いです。青空が懐かしく感じます。

 

合唱コンクールを終えて(Hello 校長室 10月25日)

 合唱コンクールを終えました。多くの来賓、保護者の方にお越しいただきありがとうございました。特別審査員の先生からは合唱のレベルが高いと絶賛されました。約1ケ月に及ぶ合唱の練習の成果の賜物といえます。また生徒の意欲や先生方の熱意が結果として表れていると思います。先生を喜ばせたい等、誰かのためにクラスが頑張るのも目指す生徒像の「貢献する」を実践しています。嬉しい限りです。涙を流している3年生の生徒もいました。今まで努力したきたことは自信をもってください。様々な葛藤は自分を成長させてくれます。私はどのクラスからも感動ももらいました。ありがとうございます。中学生らしい一生懸命合唱に取り組んできた姿が参観している方にも目に浮かぶ合唱コンクールだったと思います。これからも常にベストを尽くす一中生を期待しています。

 

合唱コンクールの思い出③(Hello 校長室10月24日)

 合唱コンクールの日にサッカーの新人戦が重なり、結果を聞かずに会場を後にしたことがありました。その時は最優秀賞と後から聞いたので、その場に一緒にいたかった思いがあります。喜びを共有できることはとても幸せなことです。本日は合唱コンクール当日です。約1ケ月練習を重ねてきました。舞台に立つと緊張が格段と増しますが、自分を信じて、仲間を信じて、歌ってほしいと思います。結果も大切ですが、今まで取り組んできた過程もとても大切です。すべての生徒が笑顔に包まれますように。

 

合唱コンクールの思い出②(Hello 校長室10月23日)

 私が担当した学年はピアノ伴奏ができる生徒が少なく、3年生の時に音楽科の先生から合唱コンクールの課題曲で「大地讃頌」は難しいといわれました。ずっと歌われてきた「大地讃頌」を歌えないことに生徒もがっかりしていました。本校でまた「大地讃頌」が歌われていることに何かほっとした気持ちになりました。昨日は当日になってもクラスでもめていることに一喝したと書きましたが、私は行事の度に名刺サイズのカードに子どもたちにメッセージを書いて渡していました。一喝したあとにメッセージカードを渡して、それを胸にしまって歌おうと伝えました。卒業式の時に生徒が生徒手帳からそのメッセージカードを出していつももっています、胸にしまっていますと言われた時に先生をしていて良かったと思った思い出があります。明日は合唱コンクールです。皆さんの記憶に残る素晴らしい合唱を届けてほしいと思います。

 

合唱コンクールの思い出(Hello 校長室10月22日)

 担任をしていた頃の合唱コンクールには色々な思い出があります。よく男子が歌わずに女子が怒るようなことがありました。当日の朝、集合の前に市民会館の隣の公園で練習している時に、男子の声が出なく女子は涙を流してしまいました。そこで私は一喝しました。女子や涙流している生徒には「信じる」ことを訴えていたと思います。あとは子どもたちにかけるしかありません。歌う順番は一番目。男子は力強く歌ってくれ、結果的に最優秀賞をとることができました。本来は子どもたちで様々なことを解決して欲しかったのですが・・・これも一つの思い出です。