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Hello 校長室
8月も後半に入りました。(Hello 校長室 8月16日)
8月も後半に入りました。夏休みも後2週間を切っています。自分の生活を振り返ってみるのも大切かもしれません。朝は早く起きていますでしょうか。宿題や学習は計画通りに進んでいますでしょうか。もし生活の習慣が崩れていたら少しずつ元に戻していくようにしましょう。1学期の終業式での話は「志を高く」でした。「今日1日頑張ったぞ」と自分を褒められる日であって欲しいと思います。私自身もがんばります。
終戦の日(Hello校長室 8月15日)
本日は終戦の日です。戦後80年ということもあり、どのように継承していくかが焦点の一つだったように感じます。朝日新聞では戦争体験のある政治家の記事が連載されています。戦争体験をしている政治家は核の恐ろしさや悲惨さを肌で感じています。その方たちもすでに政界は引退されています。福田元首相はコミュニケーションの重要性を説いていました。昨日は3冊の本を読みました。戦争に関する本は2冊読みました。「戦争を知らないキミヘ」(ポプラ社)は1945年に13歳であった竹村さんの日記を分かりやすいように伝えています。日々のほとんどが勉強らしい勉強はせず、工場での作業の動員や食べ物の確保のための農作業です。回顧録ではなくその時の日々の日記なので「現実」として伝わってきます。「日本軍朝鮮人兵士忘れ去られた37万人」(かもがわ出版)では朝鮮の人が軍人軍属でいたこと、特攻で亡くなった朝鮮の人もいることを伝えています。戦争の継承は日本がされたこと、したことの両面から学習する大切さを感じます。本日は終戦の日ですが、8月9日にソ連が参戦し15日以降も戦いが続いていたことも忘れてはなりません。戦争の悲惨さや後遺症等で苦しんでいることを思うと戦争に終わりはないのではないか考えさせられます。終戦の日、皆さんはどのようなことを感じていますでしょうか。
森保一監督(Hello 校長室 8月14日)
「森保一の決める技法」~サッカー日本代表監督の仕事論~という新書を読みました。その中で現在活躍しているZ世代(1990年後半から2010年前半までに生まれた人々)選手との付き合い方について記しています。要約すると「彼らの一個人としての尊厳を傷付けず、承認欲求を満たし、アドバイスする際は効率性を重視し、オープンでフラットな関係の構築に努める」とありました。私が育った巨人の星のような根性論ではうまくいきません。学校現場でも若手教員との関係をどう築いていくか大切です。本の中では栗山英樹監督(WBC 野球監督)についても記されていました。部屋の中に積んである本を読むのも私の宿題です。
(上の雲の写真は、馬のように見えましたがどうでしょうか)
長崎~閃光の影で~(Hello 校長室8月13日)
昨日は「長崎~閃光の影で~」の映画をみてきました。日本赤十字社長崎支部が発行した「閃光の影で」原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記を原案とした作品です。
原爆を落とされ家族や恋人を失い、救うことのできる命よりも怪我や被曝で多くの命を失わざるを得ない現実、そして死体を焼却する過酷の現実の中で生きる希望を見いだしていく映画でした。最後の場面で施設の婦人が「生かされている」という表現をしていました。このような過去があって今があることを忘れてはなりません。どのように継承していくか自分自身の課題でもあります。
甲子園のドラマ(Hello 校長室 8月12日)
甲子園で愛知県代表の豊橋中央高校が出場しました。しかし豊橋中央高校にはブラスバンド部がないため、愛知県の決勝で敗れた東邦高校に応援をお願いしたそうです。東邦高校のマーチングバンド部はその依頼に対して了承しました。そして友情応援として甲子園で演奏しました。短い時間の中で練習を重ね、ライバル高校の応援に自分の力を役立てることに感動します。残念ながら豊橋中央高校は敗退してしまいましたが、甲子園のドラマの一つだと確信します。