Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ690

■美術部作の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)を眺めていたら、引っ越し屋さんのチラシ『葛飾北斎は90年近い生涯で93回引っ越した』を思い出しました。そして新千円札の裏側はこれかな…と思案。作品鑑賞のポイントがずれてしまいました。私は「美の巨人」になれそうもありません。

                      (2月17日飯田芳男)

いしずえ689

■『東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな』(拾遺和歌集 巻第十六 雑春)大宰府に行くように命じられた菅原道真の和歌です。「風にのせて京都の梅の香りを大宰府まで運んでくれよ」と、梅に対して詠んだ道真はどんな気持ちだったのでしょう。私が中学の時は、道真を慕った梅の気持ちを考えていました。         

(2月16日飯田芳男)

 

いしずえ688

■春一番が吹きました。春一番は2月4日ごろの立春から3月21日ごろの春分の間に吹く強い南風です。平均風速8m./Sくらいが目安になるようです。時々災害をもたらします。ですから「春が来た」と喜んでばかりいられません。でも、万物の成長に感謝しながら季節の移ろいを感じたいです。

(2月15日飯田芳男)

いしずえ687

■このところフォークの背中で洋食のごはんを食べた話題がメディアに登場します。一中生の皆さんは、ごはんはフォークのくぼんだ所で食べていると思います。私は中学生のころ、時々しか行けないレストランで、ごはんは、右手のナイフですくい、左手のフォークの背に乗せて食べていました。なつかしい(?)思い出です。今はフォークをスプーンのようにして食べています。そういえばイチゴをつぶすスプーンや、先割れスプーンを見かけなくなりました。さがしてみようと思います。

(2月14日飯田芳男)

 

いしずえ686

■給食で、赤飯のルーツで古代米の一種、赤米をいただきました。縁起の良い赤米なので、気持ちが前向きになりました。小学校5年生の担任の時、古代米を育てました。八十八以上の手間をかけ、ようやく学級の児童に、一人一個の小さなおにぎりを手渡すことができました。バケツ稲の栽培から収穫まで、どっぷり地域の方にお世話になりました。生産者の方々の苦労を思い、食材は大事にいただいています。

(2月13日飯田芳男)