Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ217


■「いい文字」という語呂合わせから、今日は「習字の日」「書道の日」というこ
とです。私は、今日はとびきり丁寧に字を書くようにしています。でもいつも丁寧
にしていなくてはいけないですね。反省です。私が小学校一年生の担任の時は、そ
れはそれはひらがなをていねいに書いていました。書き順にうなされた一年間でし
た。今日はまた新たな気持ちで文字を綴ります。    (11月2日飯田芳男)

いしずえ216


■枕草子の巻頭文『秋は夕暮。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに』の
ように、古来日本では、秋の夕暮れのさびしいおもむきが愛されてきました。でも、
あとに『風の音や虫の鳴く音などは言うまでもなくすばらしい』という意味の文が
あるので、10月の初め頃の夕暮れかなと勝手に思っています。さて、霜月11月
になりました。国文学者折口信夫先生が著書の中で、10月が「上(かみ)の月」
11月は、「下(しも)の月」という解釈をしていました。大学時代の授業を突然
思い出す秋の夕暮れです。              (11月1日飯田芳男)

いしずえ215


■中学の時。新宿と間違えて行った原宿で、ハロウィンのパレードに遭遇しました。
黒いマントやかぼちゃのマスクに驚き、帰宅後「すごい行列を見た!」と家族に、
報告したことを、今でも思い出すと笑ってしまいます。今日はハロウィーンですが、
個人的には『出雲ぜんざいの日』だなあと思って過ごします。  
                          (10月31日飯田芳男)

いしずえ214


■今日、読売新聞のコラムにあった「雲の畑」という子どもの詩で、ほっこりさせ
てもらいました。『雲がもこもこ うねになっている 空の上の人が胤みでもする
のかな』 私も作者を見習って、明日から、少し空を見上げて歩こうと思います。
                         (10月30日飯田芳男)

いしずえ213


■今日は『インターネット誕生日』です。世界で初めてネットワーク通信が行われ
た日が1969年の今日だということです。歴史は古いですが、『ネットで調べて』
が一般的になったのは平成の中頃のような気がします。あくまで私個人の感覚です。
以前、先輩の先生が電話線を買ってきて、学校のPCにつなぎ「世界とつながるぞ」
と熱く語っていました。5インチフロッピーディスクをながめながら思い出しまし
た。確か平成7年頃でした。            (10月29日飯田芳男)

いしずえ212


■昭和37年に一中生は全校で1579人でした。この年が最高記録のようです。
A組からK組まであった記録があります。学年の人数も多いので修学旅行などでは
最初の学級が見学を終えても、最後の学級は待機が続いたこともあったようです。
京都への修学旅行は車中で一泊し、東京駅からは8時間半かかったと文集に書い
てありました。機関車のススで顔面真っ黒で到着したようです。先輩方の苦労に
頭を下げるばかりです。             (10月28日飯田芳男)

いしずえ211


■平成3年までつめえりの学生服が標準服でした。今の標準服になったのはどうや
ら平成4年からのようです。一中生のスクールライフも一年ごとにはわかりません
が10年、20年で比べると大きな変化がみられます。50周年記念誌に、校区内
に「上の原駅」があったという記述があります。青梅線の単線(短絡線)に確かに
「上野原踏切」があります。ディーゼル車に引かれた貨物列車が発着していたそう
です。さっそく駅の跡をさがしてみようと思います。 (10月27日飯田芳男)

いしずえ210


■今日は元日から数えて299日目です。明日で300日。私の一日は長いですが
一年は早いです。でも学校生活の後半戦は、まだたっぷりあります。皆さんの活躍
を祈っています。今週は富士山が雪でおおわれています。「富士山は、すそ野が広
いから高くそびえる」と祖父が口をすっぱくして言っていました。「土台が大事」
ってことかなと、富士山をながめながら祖父の言葉を思い出していました。
                         (10月26日飯田芳男)

いしずえ209


■校庭にラグビー部のゴール跡がありました。撤去しましたが「一中ラグビー部」
の歴史をさぐってみました。資料からは平成5、6、7年に関東大会に出場してい
ました。この年までの記録がありますが、ラグビー部がいつごろまであったのかは
機会をみて資料を探してみようと思います。手がほこりだらけになったので、セピ
ア色の封筒も開いてみました。サッカー部が北海道の全国大会に出場。3位になっ
た記事でした。全国3位ってすごいですね。きっと、今51歳前後の皆さんですね。
古い時代の資料を手にしてしまうとあっという間に時間が過ぎます。管理員さんが
鍵をかける時刻になりました。           (10月25日飯田芳男)

いしずえ208


■先日、知り合いのおソバ屋さんが、寒くなると天ぷらそばの注文が増えると言っ
ていました。まったくその通りだと思います。以前は、小学校でもこの時期、天ぷ
らそばの注文が増えていたはずです。熱心な教員がポケットマネーで天ぷらそばを
注文し、「世界と結びつく食材」の授業に役立てていました。日本的な献立ですが
えび、油、小麦粉等輸入食材も多く、天ぷらそばは、学習に役立ちました。今は動
画を使えば用が足ります。でも、醤油やみりん、だしのきいたにおいが伝わりませ
ん。つゆのにおいは、学習の意欲をかりたてました。しかし、令和ではありえない
授業です。                    (10月24日飯田芳男)

いしずえ207


■今日は津軽弁の日です。ある青森出身の文化人が、「どごさ行ぐの」「湯さ行く
ど」の言い方が「どさ」「ゆさ」で済んでしまうということを紹介していました。
津軽の冬は厳しいですが、交わす言葉はいつも温かいです。今日は「津軽」に浸っ
てみます。                    (10月23日飯田芳男)

いしずえ206


■秋の雲は見分けがつきにくいです。いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲、さば雲など。
初任の頃、気象予報士になった学年主任に「あの雲は何?」と、空を見上げては雲
の種類を教わりました。その先生は「秋の雲は種類を見分けるのがむずかしいよ」
と言っていました。ある日「飯田先生は、一円玉天気の日ぐらいわかるだろ?」と。
雲一つない秋晴れの日に言われました。「もうくずれない!」
                         (10月22日飯田芳男)

いしずえ205


■『ドキュメント72時間』という番組を見ることがあります。実にさまざまな方
の人間模様がみられます。同様に、一中の給食予約機前にカメラを置いても、さ
まざまな生徒模様(?)が撮れると思います。「今日あたりに予約しないと11
月上旬に食べられない」とか「家常豆腐って何?」など、活発な意見が交わされ
ているシーンも楽しいです。休み時間に楽しく友達同士で予約する人や、教職員
に見つからない時間帯をねらって、真剣に予約する私の姿はまさに人間模様です。
献立を選ぶ時は、誰もがとってもドキュメンタリーです。    
                        (10月21日飯田芳男)

いしずえ204


■「東京の朝の気温が10度以下になった」と報道されていました。これから毎日
のように最低気温が更新されていくのかもしれません。秋は日々深まっていきます。
小学校5年生を担任したとき「秋が好きなひと?」とたずねると一人も手が上がら
なかったのを覚えています。第1位は夏でした。次いで春、冬で、秋は4位でした。
「期間が短い」とか「気温の印象がうすい」という理由だったと記憶しています。
一中生の皆さんも夏がいいですか?私は秋が一番ですね。
                         (10月20日飯田芳男)

いしずえ203


■今日の読売新聞の編集手帳に『キンモクセイの二度咲き』の話題が掲載されてい
ました。気温の変化が激しいと、一度散ってもまた咲くという現象はあるようです。
秋や冬にソメイヨシノが咲いたという話もききます。ひょっとすると『二度咲き』
なのかもしれませんね。私も人生のピークをとっくに過ぎましたが「何度でも咲い
てみよう!」という気持ちはあります。でも…ゆで卵の殻で手を切るありさまです。
                         (10月19日飯田芳男)

いしずえ202


■今日の日付から想像する記念日は?というクイズがテレビから聞こえてきました。
私は思いつきませんでしたが「ドライバーの日」が正解でした。でも、とっさに、
思い浮かんだのは、ねじを回すドライバーでした。運転手さんたちのための記念日
というように結び付きませんでした。同音異義語の区別は難しいです。でも同音異
義語を調べつくすことで、たくさんの言葉を覚えるきっかけになりそうです。一番
多いのは「こうしょう」だそうです。48語あるようです。…がんばります!
                         (10月18日飯田芳男)

いしずえ201


■時々、中学時代に読んだ『星の王子様』を読み返します。目指すは『たいせつな
ことは目に見えないんだよ…』の辺りです。うまくいかない日はもちろん、うまく
くいった日も、心が風邪をひいたなと思うとページをめくります。「明日はきっと
今日よりうまくいく!」そんな気にさせてくれる一冊です。
                         (10月17日飯田芳男)

いしずえ200


■伴奏の「伴」と言う字には「ともに(共に)」とか「一緒に」という意味がある
そうです。伴奏者も指揮者の生徒も学級の一員とはいえ、苦労も多かったと思いま
す。また、学級の紹介をしてくれた生徒、アナウンスの生徒、プログラムをめくる
生徒、スローガンやプログラムの制作に関わった生徒など皆さんお疲れさまでした。
お米は八十八の手がかかると言いますが、合唱コンクールも同様かそれ以上の課題
を乗り越え当日を迎えたことでしょう。感謝です。  (10月16日飯田芳男)

いしずえ199


■大きな行事の開催にあたっては誰もが主役です。ポスターはリスルに来ることが
できませんでしたが、学校から一中生を応援していました。施設内の消毒をして、
施設内はもとより、学校と連絡を取り合い担当者がすべての終了を確かめ、一日が
終わりました。誰もが最優秀賞を受賞しましたね。  (10月15日飯田芳男)

いしずえ198


■今日は鉄道の日です。明治5年に新橋横浜間に鉄道が開通して150年経ったとか。
先人の偉業に感謝です。鉄道といえば「鉄」の字にもドラマがあるようです。ロゴが
「鉄」ではなく、かねへんに「矢」になっている鉄道会社があります。聞いた話です
が、「金を失う」のを嫌ったとか。また、「矢」で「目的地まで一直線!」と好印象
をかもしだしたいという意向があったとも伺いました。さて今日は合唱コン。学級の
仲間と同じ列車に乗り込むことができてうらやましいです。線路はどこまでも続いて
います。応援しています。              (10月14日飯田芳男)

いしずえ197


■♪母なる大地に…と校長室に歌声が届きます。大地讃頌は混声合唱とオーケストラ
のためのカンタータ「土の歌の第七楽章」です。第一が起、第二が承、第三から第五
が転、第六と第七結だと言われています。カンタータとは声楽の作品のことだそうで
す。とにかくスケールの大きいすぐれた作品です。明日は『恩寵(おんちょう)の豊
かな大地』という歌詞を心で受け止めようと思います。神が人間に与える恵みを聴き
もらさないようにします。もちろん各学級のハーモニーこそ心の恵みです。
                          (10月13日飯田芳男)

いしずえ196


■給食のミニ揚げパンは、一中のある学級からのリクエストです。揚げパンは人気が
あります。揚げパンの発祥は諸説ありますが、全国の栄養士さん調理職員さんが研究
に研究を重ねているという話も聞きます。給食甲子園に出場された栄養士さんもずい
ぶん試作されたと言っていました。おそらく自腹をきっての開発なのでしょうが、お
いしい給食に尽力されている方々のおかげで、私のおなかは、太鼓腹です!
                          (10月12日飯田芳男)

いしずえ195


■先日、夕日に向かう鴨の群れに遭遇。実に絵になる光景でした。とは言ってもマガ
モなのかカルガモなのか区別はつきません。国語教材「大造じいさんとガン」を読ん
でいたのでどうやら「雁(がん)」ではないことが理解できました。渡り鳥ですし、
容易にみつけられることもないので、なんとか鴨と雁との区別はできました。また、
鴨は雁より体が小さいはずです。自分の推理にうっとり。では「がんのようなもの」
である「がんもどき」の正体は何でしょう?子供のころ、どこが「もどき?」と祖母
にたずねると「味!」と答えてくれました。秋の夜長に一回は交わした話題でした。
                           (10月11日飯田芳男)

いしずえ194


■今日はスポーツの日です。私は「10月10日は体育の日だった」と言う話題な
ら、いくらでも語れます。ハッピーマンデー以前は10日が体育の日だったので、
今日はなんだかホッとしています。教え子の成さん、敬さん、育さんの誕生日を今
も忘れないのは、それぞれ祝日にちなんでいたなあと思いにふける今日10日です。
                         (10月10日飯田芳男)

いしずえ193


■今日は語呂合わせもあって『アメリカンドッグの日』だそうです。一中生の皆さ
んにとっては珍しくない食べ物でしょうが、私が子どもの頃は画期的な食べ物で、
それはそれはごちそうでした。富山県の製造会社が制定したようです。さて、10
と9でたくさんの記念日がある日です。まさかとは思いましたが『塾の日』でもあ
りました。例え語呂合わせでも、記念日というのは楽しいものです。
                          (10月9日飯田芳男)

いしずえ192


■今日は十三夜の月です。新月から数えて13日目です。満月には少し欠ける月
です。昔の人は十五夜と十三夜の両方を楽しんだようです。両方合わせて「二夜
の月(ふたよのつき)」と言うそうです。十三夜は日本固有の行事です。収穫に
感謝をするので豆名月、栗名月と呼んでいます。余談ですが、農水省の定義では
栗は果樹、つまり「くだもの」なんだとか。どうしてなのでしょう?来年の十三
夜は10月27日(金)です。そのころまた調べてみます。
                         (10月8日飯田芳男)

いしずえ191


■読売中高生新聞に『誤用だ 御用だ』のコーナーがあります。今日は『火中の
栗を拾う』か?『渦中の栗』なのか?がテーマ。正解は『火中』で、「渦中」が
誤用でした。いろりで栗が焼けるのを見ていた猿が「君の腕の見せ所だ」と猫を
おだて、猫は熱い灰をかき分け苦労しながら栗を拾います。猿は食べるだけ。猫
は不機嫌になるというフランスの寓話が言葉の由来だとか。記事には『日本では、
人のために面倒なことを引き受ける決意を示すときに使われる』とありました。
我が身を振り返り、「猿の立場が多いな」と猛省です。 (10月7日飯田芳男)

いしずえ190


■突然冬がやってきました。♪冬が来るま~え~にと、熱唱するのが日課でした
が、もう冬です!キンモクセイの香りがどこかへいってしまいさびしいですね。
校長室の蚊は、息も絶え絶えにふらついています。一昨日の大汗は何だったので
しょうか。今の気温は札幌と同じです。一中生の皆さんが風邪をひかないことを
願っています。                  (10月6日飯田芳男)

いしずえ189


■気温が急降下と報道されていました。天気予報では、「前線が下がって寒気が
下りてくる」とのこと。簡単にアナウンスされますが、私は「前線」って前とい
う字があるのに、なぜ下がるのか?不思議です。見えないものだけに、いまだに
説明ができません。赤道って赤いんですか?と質問した中学時代は今も夢に見ま
す。しっかり顔は赤かったはずです。        (10月5日飯田芳男)

いしずえ188


■10月は「神無月」です。平安時代の歌人藤原清輔は、奥義抄(おうぎしょう)
以来の説として「この月は、出雲大社に神様があつまるのでその辺の神社が空っぽ
になる」と言われています。では今月は、出雲大社がどれほどにぎわうか興味深い
です。出雲大社を鳥取と勘違いする人も多いですが、神様は一目散に島根ですね。
                          (10月4日飯田芳男)

いしずえ187


■月ごとのカレンダーの枚数が少なくなりました。「おせち料理の申し込み」とい
うポスターを見ると「季節の移ろいの早さ」を感じます。私が中学の卒業式に思っ
たのは「中2の秋からが早かった」ということでした。以来人生の分母が大きくな
ると、大人がよく言う「一年があっという間だった」を実感します。私は「秋」を
短く感じる体質(?)だからかもしれません。金木犀の香りに、ついたそがれてし
まうこの頃です。                  (10月3日飯田芳男)

いしずえ186


■国語世論調査の結果を読み続けていました。またまた自分の間違いに気が付きま
した。『割愛する』という言葉の意味を間違えていました。「不必要なものを省く」
とか切り捨てるという意味で使っていました。本来の意味は「惜しいと思うものを
手放す」とのことです。日本語は奥深いです。国語辞典を熟読する決意です。
                           (10月2日飯田芳男)

いしずえ185


■文化庁の国語世論調査が発表になりました。「姑息」の本来の意味は、「一時
しのぎ」です。私は73.9%の人が回答したように「ひきょうな」という意味だと
思っていました。今まで間違って使っていました。冷や汗が出てきました。しっ
かり学び直します。                (10月1日飯田芳男)

いしずえ184


■「一中の校庭は広い!」ある生徒が言っていました。でも小さい頃は、保育園や
幼稚園の園庭が、とてつもなく広く感じたのではないでしょうか。子供のころ見た
光景は、大人になって眺めると「何かちがう?」という場面も多いです。でもそれ
が楽しいですね。私が今朝、ミョウガを食べました。子供の頃は食べられませんで
した。年を重ねると、できることが増えていきます。ということは「今日より明日
は確実に成長している」と私は思うことにしています。 (9月30日飯田芳男)

いしずえ183


■校門近くにいると、キンモクセイの甘い香りがします。木犀の「犀」の字はサイ
です。モクセイの幹肌が、皮膚の堅い、動物のサイに似ているので「犀」をあてた
のが通説のようです。なかなか幹は見ませんが、今度良く観察してみようと思いま
す。白い花のギンモクセイは見かけなくなりました。香りがしないので探しにくい
ですね。なんとか見つけようと思います。だいだい色のキンモクセイの開花時期は
5日くらいです。大事に秋を楽しみたいですね。    (9月29日飯田芳男)

いしずえ182


■生徒が、生徒会活動や委員会活動に力をそそいでくれる姿に接すると嬉しくなりま
す。自分の時間を人のために使って活動してくれて頭が下がります。思えば家事もそ
んな一面があります。私は中学生の時は、風呂にお湯をいれることはやりましたが、
炊事、洗濯、掃除は親がやっていたので今になって感謝する日々です。私も皆さんが
何かをやってくれることに甘えず、あらためて心配りに励もうと思います。
                           (9月28日飯田芳男)

いしずえ181


■先日数年前の手帳を見ていたら、9月の朝礼の話のメモが出てきました。それは、
小学生向きの童話の引用です。『王様とお弟子さんの行列を出迎える時、お金持ちは
千頭の馬に、二千樽の油を運ばせて大通りの左右に明かりをともしました。でも都の
はずれの少女は、行列を歓迎したいのに、明かりをともす台も油ももっていません。
もちろんお金もありません。そこで少女は自分の髪を切り落とし、それを売り、一番
安い明かり台と少しの油で明かりをともし、大通りのはずれで行列を待ちました。さ
て、行列が近づくと王様に良いところを見せようとしたお金持ちの明かりは、強い風
が、一つ残らず消してしまいました。でも少女のたった一つの明かりだけは、あたり
を昼間のように照らし、決して消えませんでした。』心をこめて用意した一灯を皆さ
んはどう思いますか?……もっとうまく話したかったなと、手帳を閉じました。
                           (9月27日飯田芳男)

いしずえ180


■歌声が校長室まで届きます。本番当日に向かうにつれ、ハーモニーの美しさが際立
っていくことでしょう。私が中学生の頃は、文化祭で、グループごとに歌や劇を発表
するスタイルでした。習ったばかりの英語なのに、「明日に架ける橋」や「イマジン」
等、サイモン&ガーファンクルやビートルズをギター片手にうまく歌う友人がうらや
ましかったです。私は一中生の皆さんの歌声がうらやましいですね。中学生にもどり
たいです。今日は3年生の歌声が心に響きました。    (9月26日飯田芳男)

いしずえ179


■春分の日、秋分の日は昼と夜の長さが同じと言われていますが、数日のズレがある
ようです。明日の日の出が5時32分、日の入りが5時33分です。それはそれとし
て「昼」と「夜」が同じくらいの長さのこの時期は、なんともおもむきがあります。
私は、一年中昼と夜が同じなのがいいなあと思いますが、「秋の夜長」「秋の日はつ
るべ落とし」という言葉が活躍できないのはさびしいですね。さて、新しい週が始ま
ります。秋の深まりも楽しみたいです。         (9月25日飯田芳男)

いしずえ178


■お彼岸の頃、和菓子屋さんはにぎわっています。おはぎを買い求める人も多いから
でしょう。春はぼたもち、秋はおはぎ。先人のネーミング(?)センスはさすがです。
子供の頃、我が家のおはぎは大きくて茶碗に入れて食べていました。祖父母は「茶碗
の大きさや箸の長さが、大人用、子供用と違うのは日本人の思いやりだ。」と言って
いました。私は箸を止めずにバクバク食べ、祖父母の話をスルーしていました。でも
今では、箸を止めて思い出しています。         (9月24日飯田芳男)

いしずえ177


■今年のイグ・ノーベル賞に「丸っこいものを回転させる時の指の動き」を解明した
大学の先生が選ばれました。工学賞部門での選出です。「人々を笑わせ、深く考えさ
せた研究」に贈られるのがイグ・ノーベル賞です。文学賞は『法律文書を不必要に難
しくしている原因の分析』が選出されています。ひょっとして『飯田校長の話はなぜ
眠くなるのか』の研究が進められているかも?よ~く自分を振り返る週末です。
                           (9月23日飯田芳男)

いしずえ176


■今日のコボちゃん傑作選は、ピーマンが苦手のミホちゃんが主役でした。ピーマン
が苦手という人は、一中生の皆さんのなかにもいるかもしれませんね。でも大丈夫で
す。私の経験では、大人になると野菜嫌いは解消すると思っています。また、先日は
「ニンジンが好き」という子供が増えているという報道を聞きました。ニンジン作り
の農家さんによれば「昔より糖度を上げている」そうです。あちこちで人々のニーズ
に合わせる努力を伺い、背筋が伸びることの多い毎日です。 
                           (9月22日飯田芳男)

いしずえ175


■生徒会役員選挙の立会演説会の日なので、生徒会の歴史を調べてみました。初代
生徒会役員の誕生がいつなのかが気になったのですが、結局わかりませんでした。
判明したら一中生の皆さんにお知らせしたいです。ところで記録をひもといていく
と、卒業生からの興味深いエピソードに遭遇、時間が経つのを忘れるほどでした。
その中の一つ『当時は、全員お弁当でした。門を出て左に行き、左の角の喫茶店が
昔はパン屋で、そこで時々パンを買って登校するのが楽しみだった…』とのこと。
早速歩いて検証をしてみました。面影はありません。でも、卒業生の大事な思い出
を肌で感じ嬉しかったです。いい風吹が吹いていました。(9月21日飯田芳男)

いしずえ174


■気温が下がりはじめました。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通りです。夏の
終わりといえば、高田敏子さんの詩に「忘れもの」という作品があります。夏休み
を「キミ」と称した詩の一連『…だがキミ!夏休みよ もう一度 もどってこない
かな 忘れものをとりにさ…』という言葉は意義深いです。「前に進むだけではあ
りません。時々、何かを取りに戻ってみませんか」と言われている気がします。 
                          (9月20日飯田芳男)

いしずえ173


■天気予報の精度が増しても、荒天時には、完全に被害に遭わないというわけでは
ありません。用心に越したことはありません。今日も天気予報を気にかけながらの
一日になります。                  (9月19日飯田芳男)

いしずえ172


■今朝、読売新聞で『無花果…』の句を読みました。無花果(いちじく)は、花が
外から見えないのでこの字があてられたという説があります。無花果は4月5日と
4月10日の誕生花です。食べごろとして夏と秋、2回ありますが春の誕生花とい
うのは興味深いです。ともあれ、産地での台風被害がないことを祈るばかりです。
                          (9月18日飯田芳男)

いしずえ171


■15日の月は「もちの月」「望月の欠けたることもなしと思えば」と藤原道長が
詠んだなかに望月(もちづき)があります。16日の月は十六夜(いざよい)そし
て今日17日の月が立待(たちまち)の月です。昔の人は月を大事にしていたので
すね。私も週末はお月様が台風で吹き飛ばされないように見守ります。
                          (9月17日飯田芳男)

いしずえ170


■読売中高生新聞『シゴトビト』欄は理容師さんを紹介していました。国家試験に
合格する必要があるようです。やりがいのある仕事ぶりが紹介されいました。私が
子供の頃は父が刈ってくれました。髪を切るのではなく「刈る」という作業でした。
とんでもない仕上がりでしたが、最後に父が私の首筋に白い粉を塗ってくれました。
天花粉(てんかふん)と言いました。商品名ではベビーパウダー、シッカロール、
汗知らず等です。当時はいいにおいだと思っていて気に入っていました。とっても
昭和の香りです。                  (9月16日飯田芳男)

いしずえ169


■この頃テレビのチャンネル争いの話題が聞かれなくなりました。我が家は数年間テ
レビは一台しかありませんでした。自分が見たい番組を見られるチャンスはそうそう
めぐってきませんでした。家族中でチャンネル争いに意欲的でした。また、我が家は
勉強机もひとつしかありませんでした。でも三人兄弟でしたが「勉強机争い」は起き
ませんでした。あのころ勉強机にかじりついていたら成績向上につながったはずです。
もっと勉強していれば良かったと反省です。       (9月15日飯田芳男)

いしずえ168


■立川市ステージガーデンやソラノホテルのあたりが、まだ更地(さらち)だった頃、
ヤギが数頭、草むしりをしてくれていました。私も近づいて行っては「草、おいしい?」
と声をかけていました。必ず「ウ~メ~」と答えてくれてくれました。私は市内でヤギ
を飼っていた学校に勤めていました。児童も、地域の方も可愛がっていました。しかし、
その学校で校舎の工事が行われることになり、ヤギが飼えなくなるという事態になりま
した。児童や地域の方には事情を話し、泣く泣くヤギを大学に戻すことになりました。
学校を去る日、軽トラックの荷台にヤギはなかなか乗ろうとしません。ちょっとしんみ
りしてしまいましたが、何とか大学へ。今度は降りようとしません。もちろん結局は、
お別れしましたが、せつないシーンでした。ヤギを見かけるたびに、今でも「草、おい
しい?」と近づき、顔を確かめています。         (9月14日飯田芳男)

いしずえ167


■祖父は80歳を過ぎても、新聞のコラムをノートに書き写していました。ものを書く
ことが好きだったようです。「鉛筆と帳面があれば退屈しない」と笑って言っていまし
た。ところで、祖父の言う帳面はノートのことです。でもノートは「書き留める」や、
「書き留めたもの」という意味のようで、帳面は紙を閉じ合わせた冊子(さっし)のよ
うなイメージがあります。皆さんに「帳面持ってきて」なんて言っても通じませんよね
~。しかし、大正生まれの祖父は、ほとんどカタカナを言わない人でした。おもしろい
ですよ。試験が終わったらお知らせしましょうか?     (9月13日飯田芳男)

いしずえ166


■そろそろキンモクセイの香りがただよう頃です。ギンモクセイの改良がキンモクセ
イだとか。そのキンモクセイもギンモクセイもモクセイの変種だそうです。そのあた
りは植物学者の牧野富太郎先生が詳しいはずです。金木犀、沈丁花、クチナシは日本
の三大香木(こうぼく)と言われています。香りと言えばナイアガラというぶどうも
甘い香りがします。旬の香りは趣(おもむき)があります。(9月12日飯田芳男)

いしずえ165


■私は、ハナミズキと言う曲は、平和への祈りの歌だと思っています。ハナミズキの
花言葉は、「永遠」とか「永続性」です。平和やしあわせがいつまでも続いてほしい
と願う気持ちが伝わります。21年目の9月11日、あらためて哀悼の気持ちを抱い
て過ごします。                    (9月11日飯田芳男)

いしずえ164


■今日は今年の253日目、旧暦の8月15日です。今宵の月が中秋の名月と言われ
ています。月齢が13.8ですからほぼ満月です。日本全国午後6時59分が満月です。
13年ぶりの土曜の名月。見上げてみたいです! 名月に 浮かぶスマイル 一中生
                           (9月10日飯田芳男)

いしずえ163


■今日は9と9で縁起が良いとされる日で、重陽の節句です。菊の節句とも言われて
います。中学では、給食で2日に栗おこわをいただき、一足早くお節句を祝いました。
小学校は「菊花蒸し」がメニューに登場したのではないでしょうか。また今日のため
だけに、ひな人形を飾っている学校もあると聞いています。不老長寿を願う大人の節
句という日でもあり、おめでたいことが重なって嬉しいです。一中生の皆さんにとっ
ても良い一日のはずです。                (9月9日飯田芳男)

いしずえ162


■カレーソーススパゲッティは人気です。実はチーズも人気です。この頃はチーズに
も人気が集まりますが、私が中学生の頃はチーズに抵抗がある友人が多かったです。
でもピザやピザトーストのおかげでおいしくいただくようになりました。ところで、
写真を撮られる時、私はいつも「チーズ!」でした。今でも抵抗がありません。
                            (9月8日飯田芳男)

いしずえ161


■江戸幕府四代将軍家綱は1641年の今日、9月7日に誕生しました。(寛永18
年8月3日生という表記もあり)家光の長男です。11歳(10歳という説もあり)
で江戸幕府四代将軍になりました。幼いので元老や老中が政治を行いました。40歳
で亡くなったという記録があります。教科書ではなかなか扱わない将軍です。でも、
史料によるとユニークながらおだやかな人柄の将軍だったようです。どんな将軍だっ
たのでしょうか。いつか上野寛永寺にあるお墓を訪れてみようと思います。
                            (9月7日飯田芳男)

いしずえ160


■『ハイキュー!!』というバレーボールを題材にした漫画が人気でした。しかし
イマドキの作品を熱く語ることはできません。ですが「アタック№1」と「サイン
はV」なら延々と語ることができます。それはさておき、授業でもバレーボールが
はじまりました。皆さんの技量向上を願います。私はサーブの時「ラインを踏まな
い!」だけが得意でした。               (9月6日飯田芳男)

いしずえ159


■今日はクリーンコールデーです。別称「石炭の日」です。クリーンのクは9、
コールのコは5と読む語呂合わせで、平成4年に制定されました。私が小学校で
3年生を教えた頃でした。朝の会で日直が「クリーンコールデーができそうです」
と発表していました。「汽車は石炭で走る。乗ったことないけど」という話をし
た記憶があります。私が35才くらいでしたが20代だと思いっきりいつわった
記憶があります。汽車も石炭ストーブも体験済みです。かまど炭治郎は炭焼きの
お仕事だという記憶は鮮明です。           (9月5日飯田芳男)

いしずえ158


■小学校低学年の担任の時は、「自分(私)のことをたなに上げて」児童に声を
かけていました。「昨日の物 今日の物 明日の物の区別をしましょう。まぜな
いでね。」と、一年中言ってました。いつも児童に「先生もね」と言われていま
した。今日もしっかり仕事の段取りをつけて、いい週を迎えようと、決意だけは
立派な私です。                   (9月4日飯田芳男)

いしずえ157


■ドラえもんの誕生日は9月3日です。タイムマシンでやってきたドラえもん
は2112年9月3日が誕生日です。今いくつかな?という話題はさておき、
ドラえもんはいつまでも元気でいてほしいです。そして、あのポケット、私に
譲ってほしいです。                (9月3日飯田芳男)

いしずえ156


■給食はさわらの西京焼きです。京都が西の都なので、白みそが西京みそと言
われるようになったとのことです。西京みそに漬け込んだお料理が西京焼きで
す。今日はお昼が楽しみです。そしてさわらはサゴシ ナギ サワラと呼び名
が変わる出世魚です。でも諏訪の森公園のさわらは違います。ヒノキ科の常緑
針葉樹です。香りが少なくさっぱりとした印象が、さわらの木の名前の由来で
す。木はごはんを入れるおひつや、かまぼこの板に利用されています。葉は、
焼き魚等、お料理の下に敷かれています。3年生の皆さん、銀閣寺の屋根にも
さわらの木が使われていました。屋根は最強です!(9月2日飯田芳男)

いしずえ155


■1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒に関東大震災が発生しま
した。推定マグニチュード7.9とのこと。祖母は「生まれたばかりの父におおいか
ぶさり命を守った。」と語っていました。緊急地震速報やスプリンクラーのない頃
です。祖父母は、「ただただ怖かった」と言っていました。学校は安全でなくては
なりません。気を引き締めています。          (9月1日飯田芳男)

いしずえ154


■今日は語呂合わせのとおり、野菜の日です。お弁当ばこのうたには、にんじんさん
しいたけさん、ごぼうさん、穴の開いたれんこんさんにすじのとおったふきが登場し
ます。野菜に親しむには良い機会になる歌です。私はピーマンが苦手でしたが、ピー
マンは「自分の体を苦くして鳥たちに食べられないように努力している。」という絵
本を読んで食べられるようになりました。今日は野菜の命に感謝です。
                           (8月31日飯田芳男)

いしずえ153


■八月は「葉月」ですが、旧暦では葉が落ちる頃です。大学の授業で「『葉落ち月』
と言う言葉が転化したという説があるが多数説ではない」と聞いた記憶があります。
では何なのか?こんなことなら講義をしっかり聞いておけば良かったなと思います。
英語ならAugust、ローマ皇帝のアウグストゥスが、8月に自分の名前をつけたのが
由来だと、中学の時学びました。中学で覚えたことはしっかり身についています!
                          (8月30日飯田芳男)

いしずえ152


■『土近く 朝顔咲くや 今朝の秋』高浜虚子の名句です。朝起きると夏とは思えな
いほどの涼しさが句で表現されたのでしょう。私でしたら「さみ~い」で終わったと
ころです。思えば先人は、季節の変わり目をとらえるのが巧みです。過ぎ去っていく
季節に心をとめるゆとりをもちたいです。私は「何をたべようかな」と、お腹がすい
た変わり目をとらえるのは得意です!!今日は肉の日です。 (8月29日飯田芳男)

いしずえ151


■今年も240日が経過しました。日の出は5時9分 日の入りは18:12です。
理科室前の月のカレンダーを眺めると、誰にでも同じように時がながれていくのがわ
かります。先人は月の満ち欠けで物事を決めていたのかもしれませんね。さて、旧暦
なら今日は8月2日あたり。太陰暦の味わいもロマンがあります。
                           (8月28日飯田芳男)

いしずえ150


■今日はジェラートの日です。オードリー・ヘプバーンが映画「ローマの休日」でジ
ェラートをほおばったのが由来とされています。映画の公開日が1953年の今日だ
ということです。一中生の皆さんはきっとジェラートが好きなのでしょう。私はガリ
ガリ君派です。                    (8月27日飯田芳男)

いしずえ149


■東京新聞に「巨人の星」の主人公、星飛雄馬(ほし ひゅうま)を熱演された声優
古谷徹さんが紹介されていました。古谷さんがけがをしてギブスをつけた時は「まさ
に星飛雄馬だ」と言われたそうです。星飛雄馬は大リーグボール養成ギブスを身につ
けてトレーニングをしていたので、その記事に大笑いしてしまいました。一中生の皆
には難解な話題ですね。でも当時の私は、星飛雄馬にあこがれて、なんと、大リーグ
ボール養成ギブスの制作に着手したのです。夏休みの自由課題の作品としても提出し、
技術科の先生にほめられたあとに、肉体改造につなげようという算段でした。さて、
始業式、ほめられるとおもいきや先生はポツリと「そのバネ何?」とひとこと。その
日のうちに持ち帰りました。♪試練の道を歩き始めました。(8月26日飯田芳男)

いしずえ148


■今日は川柳の日です。寛政年間の頃、万句合(まんくあわせ)という形態で作品
を公募したようです。柄井川柳(からいせんりゅう)さんが第一人者のようです。
文語の俳句と違って口語表現の川柳は親しみ深いかもしれません。川柳は季語を求
められないのでユニークな作品も多いです。私が印象に残っているサラリーマン川
柳があります。『ドットコム どこが混むのと 聞く上司』 職員室の私です!
                          (8月25日飯田芳男)

いしずえ147


■この時期の著名な句に『朝がほや 一輪深き 淵の色』(与謝蕪村)という句が
あります。季語は朝がほ(朝顔)、季節は秋です。旧暦なのでアサガオが秋という
のも味わいがあります。高校時代のノートに「一輪のアサガオの色を見ていると、
水底(みなそこ)の深い淵をのぞきこんでいるようだ」と解釈が書いてありました。
おそらく板書をそのまま写したと思われます。「初句切れが『朝がほや』の『や』
でわかる」というメモも付いています。試験対策の記述だと思います。今ならじっ
くり句を鑑賞できます。ですから、断捨離が進みません。(8月24日飯田芳男)

いしずえ146


■夜、虫が鳴き始めました。かつて、立川の「鳴く虫の会」の方からスズムシを
いただきました。7~8年ふ化に成功していましたが手入れが良くなかったのか、
昨年は鳴きませんでした。今年も姿が見えません。少しさびしいですが、野生の
(?)コオロギの音色を楽しんでいます。私は、鳴く虫の王様はクツワムシだと
思っています。この頃、姿はおろか鳴き声も聞きませんが、諏訪の森公園に存在
している気配を感じます。クツワムシの鳴き声をマネながら出勤してます!
                         (8月23日飯田芳男)

いしずえ145


■中学校生活は、大人への階段をのぼっているようなものかもしれませんね。
時々困難な場面にも出会うこともあるでしょうが、♫しあわせは誰かがきっと
運んでくれると思っています。一中生の皆さんにとって良い週となることを祈
っています。                  (8月22日飯田芳男)

いしずえ144


■たまにラジオを聴きます。言葉を聴いて、私が通常モードならきっちり意味が
伝わります。でも今年は暑さと老化のせいで聞き間違えが多くなりました。アナ
ウンサーが「…五期ぶりの審議会開催となった。…」と述べているニュースが、
私のイメージでは「えっ あのゴキブリちゃんが…」となり、しばし混乱をきわ
めました。昨日は「とびらは押す加減が大事」という話題がなんと私の脳内では、
「とびらにはお酢が大事」と変換されてしまいました。残暑がこたえます。
                         (8月21日飯田芳男)

いしずえ143


■今日は交通信号設置記念日です。日本では1931年、銀座や日比谷交差点が
自動点灯の第一号のようですが、1930年には機械式が稼働してたようです。
信号の電気代は警察が払っていて年間383億円とか。信号の役割は大きいです。
しっかり守っていきたいです。           (8月20日飯田芳男)

いしずえ142


■読売中高生新聞に、ガーデンデザイナーのお仕事が紹介されていました。造園会
社で経験を積まれた方が多いとのことです。私も花壇や庭園をながめホッとするこ
とがあります。植物や工事に関する知識が必要ということですから大変なお仕事だ
と思います。劇作家のカレルチャペックさんが、庭師さんは懸命にお仕事をされる
が、「庭を眺めることができただろうか」と心配されていたのを思い出しました。
さて、一中のグランドがきれいになりました。ゆっくり眺めています。
                          (8月19日飯田芳男)

いしずえ141


■夏休みも後半になると、サザエさんでおなじみのカツオ君や、四コマ漫画の主人
公コボちゃんの『日々、前向きな姿勢』を思い出します。カツオ君もコボちゃんも
「宿題はどう?」と家族にたずねられても「大丈夫!」を繰り返します。反面、私
の学生時代は、この時期、ほろ苦いエピソードばかりです。ヒグラシが「カナカナ」
と鳴くとあの頃がよみがえります。          (8月18日飯田芳男)

いしずえ140


■出勤時の電車内が空いていました。ホームで待っていると『水郡線』の運行案内
が表示されていました。水戸と郡山を結ぶ路線なのかなと思い浮かべました。奥久
慈清流ラインという愛称があるようです。鉄道路線の名称は、区間を示すこともあ
って興味深いです。京王線が八王子と東京を結ぶ路線の名称ときいて驚きました。
では西武線や小田急線はどうでしょう?子供の頃、自由研究でやっておけば良かっ
たです。                      (8月17日飯田芳男)

いしずえ139


■小学校1年生の担任をした時、夏休みの日記に1か月かけて返事を書いてあげま
す。「楽しかったです。」「おもしろかったです。」の文の脇に「どんなところが
おもしろかったですか。明日飯田先生に教えてください。」と書くと、翌日、子供
たちは丁寧に教えてくれました。魔法のフレーズ、「先生、あのね…」を用いて。
世代を問わず「あのね…」から会話が始まると、文でも会話にも、気持ちが入るも
のです。メールも!!あくまで私の感想ですが。    (8月16日飯田芳男)

いしずえ138


■終戦から77年になります。私は区部の小学校に通っていましたが、8月15
日は登校日でした。担任の先生が読む『かわいそうなゾウの話』に心を動かされ
ました。教員になってからは、登校日こそなくなりましたが、私は、折々に児童
生徒にこの本を読んであげていました。昨日も明日も、いつもと同じ日常である
ことが願いです。                 (8月15日飯田芳男)

いしずえ137


■今年も226日目となりました。明日の日の出は5:00、日の入りは18:
31です。私が中学生の時は、宿題がはかどらないと、妙に時のながれが早いと
感じていました。今さら言うのもなんですが、時間は誰にでも平等に与えられて
いるのですね。                  (8月14日飯田芳男)

いしずえ136


■旧盆の頃、旅行先の駅で、地元の方が送り迎えをする光景に心が動かされるこ
とがあります。出迎えの様子はこちらも嬉しいですが、地元を離れる家族を見送
っているシーンにはグッとくるものがあります。今年もそんな時期になりました。
一中生の皆さんはどこで朝を迎えたのでしょうか。良い一日になることを願って
います。                     (8月13日飯田芳男)

いしずえ135


■区部の小学校に勤めていた時、学級の子供たちに「先生もラジオ体操に来て」
と言われ1週間だけ参加しました。朝5時に家を出て6時半前にスタンバイしま
す。雨で中止の時がありました。私は雨ながらも出向いたのですが、会場に人は
いません。「まっ いいか」と思い会場を出ようとしました。でも、雨に濡れた
貼り紙が気になり足を止めました。文面は「明日、雨だったら中止!」でした。
中止予告の文面です。それも前の晩から…。アナログなエピソードです。  
                          (8月12日飯田芳男)

いしずえ134


■今日は山の日です。立川の児童は八ヶ岳や日光に移動教室に行きます。山々への
思い出はたくさんあるでしょう。下見に行く頃は、八ヶ岳も奥日光も所々に雪があ
りました。私も何度か引率しましたが、5年生のハイキングや軽登山は、中学生の
プログラムよりきついと感じました。登山には準備がいりますが、その分達成感も
ひとしおです。人はどうして山に登るのでしょうね?永遠の課題です。
                          (8月11日飯田芳男)

いしずえ133


■今日は「ハットの日」でもあるようです。帽子と言う意味や小屋と言う意味もあ
るようで、まさに『ハッとしてグッド!』いえ、令和は「麦わらの帽子の君が…」
のフレーズでハットの日を飾りたいです。      (8月10日飯田芳男)

いしずえ132


■長崎も原爆投下から77年目になります。平和祈念像に永遠の平和を誓います。
作者の北村西望(きたむらせいぼう)先生は、武蔵野市に住まわれていたようです。
容易に長崎を訪れることができないので、井の頭公園にある像に手を合わせていま
す。♪「戦争を知らない子供たち」は時々歌っています。 (8月9日飯田芳男)

いしずえ131


■語呂の良さで記念日がたくさんある8月8日です。「パチパチ」でそろばんの日
でもありますが、お世話になっている方々に「パチパチ」と拍手をおくってみよう
と思います。もちろん一中生の皆さん一人一人に拍手をおくります。 
                           (8月8日飯田芳男)

いしずえ130


■7日は、二十四節気の立秋です。日付が固定されているわけではないですが、暦
の上では7日~22日を指すようです。明日からは『残暑お見舞い申し上げます』
となります。まだまだ暑いですが、宿題のことを考えると首のあたりに秋風を感じ
ますね。私の個人的な感想です。            (8月7日飯田芳男)

いしずえ129


■被爆から77年になりました。新聞のコラムに、『朝粥に塩をふる平凡な日々が
いかに貴(とうと)いか』とありました。今日と言う日が、明日も同じようにやっ
てくる幸せをしっかりかみしめたいですね。       (8月6日飯田芳男)

いしずえ128


■芭蕉や曾良の句でおなじみの最上川が氾濫して、被害に遭われた方々の無事を祈る
ばかりです。東北も北陸も雨の被害が甚大と報道されています。お見舞い申し上げま
す。さて昨日8月4日は旧暦の七夕でした。晴れていれば、アルビレオという星が見
えますよと人生の大先輩が教えてくれました。ブルーとオレンジの二重星だそうです。
『銀河鉄道の夜』に出てくる「ルビー」と「サファイヤ」のようだとか。今宵はゆっ
くり探してみます。                   (8月5日飯田芳男)

いしずえ127


■猛暑にめげることなく、サルスベリの花があざやかです。今日の誕生花はサルスベ
リです。(諸説ありますが…)堂々と咲いている姿にちなみ、花言葉は「雄弁」です。
(花言葉は数種あります。)樹皮がすべすべして猿も滑ってしまうのでこの名がつい
たようです。猿滑という表記もあります。白やピンクの花は3か月くらい咲くので、
「百日紅」と書くようです。今年の3年生が修学旅行で訪れた東大寺や金閣寺は、百
日紅の名所です。来年度の修学旅行は9月ですから、百日紅がきれいだと思います。
                            (8月4日飯田芳男)

いしずえ126


■早朝から「はちみつ」や「ハサミ」を扱う番組が多いと思ったら、8と3のわかりや
すい語呂合わせがきっかけでした。ハチミツといえば「みつばちマーヤの冒険」という
アニメを思い出します。しかし「みなしごハッチ」もミツバチだったかなと気になり、
朝から仕事が手につきません。いえ、しっかり仕事に精を出しております!マーヤは、
メスのミツバチ、ハッチはオスのミツバチです。ここまでですね。これ以上掘り下げる
と仕事に影響します。でも、秘密のアッコちゃんと魔法使いサリーちゃんの違いも気に
なります。                        (8月3日飯田芳男)

いしずえ125


■夏休みなので、中学ならではの大きな黒板消しも出番がありません。小学校では、
あまり見かけませんから存在感があります。また、ICT導入で、大きな三角定規や
コンパスが活用されなくなってきました。小学校の算数セットはどうでしょうか。父
がおはじきの一枚一枚に名前を書いてくれたのがなつかしいです。レトロ教材の安否
を確かめてみようと思います。              (8月2日飯田芳男)

いしずえ124


■今日は「水の日」です。「水がおいしくなるには山をきれいにすることだ」と聞い
たことがあります。「森は海の恋人」と言われる所以(ゆえん)かもしれません。と
ころで「水の日」応援大使はポケモンのシャワーズだとか。きれいな水を好むポケモ
ンなので適任です。ポケモンといえば、小1を担任していた時、夏休みの今頃から、
運動会のダンスの練習に励んでいました。「ポケモンゲットだぜー」と叫び、絶滅し
てしまった「ミニディスク」をかけ、踊りを覚えました。遠い夏の日の思い出です。
                            (8月1日飯田芳男)

いしずえ123


■校長室前を通る生徒が、ジャンケンではチョキが最強だと言っていました。確率論
から言えば最強はないのでしょうが、人それぞれジャンケンへの思い入れがあるよう
で興味深いです。私は「最初はグー」と言ってジャンケンをした時は、次にグーを出
さない傾向があると思っています。そのグーを見せながら次にいく人はチョキ、グー
を体で隠してしまう人はパーで勝負してきます。世界に通用しない私の独自理論です。
                           (7月31日飯田芳男)

いしずえ122


■子供のころ、担任の先生が作品に押してくれる「よくできました。」のスタンプが
嬉しくて、「大変よくできました」と「よくできました」のスタンプが押された作品
だけ、親に見せていました。このスタンプは私が教員になってからも存在したので、
業界のヒット商品(?)だと思います。今はこのスタンプを押す先生を見かけなくな
りました。皆さんの中には、このスタンプが押された作品をもっている生徒も多いで
しょう。ところで私の文の出来はいかがでしょう?「もうすこしです」が押されそう
です。                        (7月30日飯田芳男)

いしずえ121


■プールサイドは40℃くらいになっているかもしれません。セミは猛暑も気にかけ
ず元気に鳴いています。本来ならば今頃、学校のプールに通う小学生の姿が、今年も
見られません。中止の学校が多いのかもしれません。今朝ラジオで「プールの腰洗い
層が活用されなくなった」という話題を聴きました。「プールの水の塩素でじゅうぶ
ん消毒できる」とのことです。私自身も、腰洗い層の水は冷たくて苦手でした。時代
がながれていくといろいろな変化があります。泳力の級をあらわす『帽子の線』は、
今はどうなっているでしょうか。5メートル合格で10級になった私は、10本の線
を持ち帰りました。セピア色の思い出です。      (7月29日飯田芳男)

いしずえ120


■今日は小説家江戸川乱歩の命日です。ですから「乱歩の日」と言われています。
アメリカの推理小説作家、エドガー・アラン・ポーにちなんで名乗っていたそうで
す。中学の時エドガー・アラン・ポーの黒猫という短編を国語の授業で学びました。
教科書にない作品だったので、国語の先生が手書きで写し、わら半紙(茶色の用紙)
に印刷してくれました。コピーもなかったので国語の先生は大変だったと思います。
何枚も印刷されると、生徒がホッチキスで製本しました。今はホチキスと表記する
こともありますね。また、JIS規格どおりステープラーと呼ぶことも多いですね。
わら半紙には、まさにセピア色の思い出が詰まっています。(7月28日飯田芳男)

いしずえ119


■今日はスイカの日です。一中生の皆さんの中には「スイカの名産地♪」という歌
を知っている人もいるでしょう。スイカの名産地で、トウモロコシの花婿と小麦の
花嫁が結婚式を挙げるストーリーです。でも私は「♪ともだちができた~スイカの
名産地」と、冒頭しか覚えていません。原曲は、マクドナルドじいさんの牧場だと
か。さて、このところスイカの生産量日本一は熊本県のようです。世界一は中国で
した。生産量の多い国や県を調べていくと、時間があっという間に過ぎていきます。
                          (7月27日飯田芳男)

いしずえ118


■1825年の今日、歌舞伎の『東海道四谷怪談』が公演されました。通称四谷
怪談です。江戸の雑司ヶ谷四谷町が舞台です。「時は元禄…」で始まります。悲
劇の主人公お岩さんが登場します。ストーリーは怪談ですから、思い出すと、ち
ょっと背筋がゾクッとしました。ところで先日、電車に乗るため急いで歩いたら、
ひざが、ボキっとしました。四ツ谷駅の階段でした。 (7月26日飯田芳男)