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2025年11月の記事一覧
還暦(Hello 校長室 11月27日)
還暦とは「元の暦に還る」という意味です。暦は、時刻や方角を表す十二支と10をひとくくりにする数詞である十干の組み合わせから成り立っており、この組み合わせを干支と言います。60歳を迎えると干支が一巡して、ちょうど生まれた年の干支に還るため生まれ直しの年とも、第2の人生の始まりの年ともいわれています。60年周期です。還暦は古代の中国が起源といわれ日本に伝わったのは奈良時代だそうです。あらためて日本の伝統の一つだと感じます。第2の人生、もし生まれ変わってもまた教員をやりたいと感じている私です。
無言館(Hello 校長室 11月26日)
無言館とは、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館です。故水上勉の息子である窪島誠一郎氏が、私財を投じて運営しています。一度訪れてみたいと思っていた美術館でしたが、一橋祭で窪島誠一郎氏の講演がありました。本人は体調を崩してしまい、一橋祭に来れなかったため、以前に講演されたビデオが上映されました。館長の窪島氏は「無言館は反戦のための美術館ではない。そこにいると若者が描きたい、描きたい、描きたいと訴えているのが聞こえてくる。その声を聞くと自分がどう生きるか、考えさせられる」と話してました。生徒の皆さんの中に訪れたことがある人がいたら感想を聞かせてください。
一橋祭(Hello 校長室 11月25日)
22日~24日に国立市にある一橋大学の文化祭がありました。久しぶりに訪れ、いくつか企画の話を聞いてきました。一橋大学は今年で150周年になりました。中野学長さんの講演では一橋大学の歴史やこれから一橋大学が求められていること等熱く語っていました。また、濵﨑市長との対談では国立市の社会課題に学生がどのように関わって行くか等の対談等がありました。さらに、戦後80年と関連して、紛争と平和を考える講演会ではガザの状況について報告がありました。戦後80年無言館の館長の話は自分がどう生きるかを問いかけていました。久しぶりに学生の気分になって授業を受けた気持ちになりました。また来年も参加したいと思いました。
天声人語から(Hello 校長室 11月24日)
昨日の天声人語では、記者がデフリンピックで1日だけボランティア体験をした内容でした。その中で手話で語りかけられることが多く、「会話のパズルがきちんとはまらない不安ともどかしさ。これこそ聴者の社会にあわせて生きるろう者が、いつも感じていることだろう。そしてここでは、手話のできない私が「障害者」であり、音声認識アプリに助けられて思いを伝える。社会のあり方で、「障害」の意味するものはたやすく変わる。そんな再発見があった」と掲載されていました。手話が当たり前の世界なら現在の健常者は障害者にもなる視点に私も普通が本当に普通なのかと感じました。デフリンピックに出場している選手の活躍を祈っています。
たちかわ吹奏楽フェスタ(Hello 校長室 11月23日)
たちかわ吹奏楽フェスタがたましんRISURU ホールで開催されました。本校吹奏楽部も参加しました。
市内の小学校、中学校、高等学校や市内のオーケストラや吹奏楽団も参加している大きな催しです。
地域に貢献している吹奏楽部の皆さんに感謝です。ありがとうございます。