Hello 校長室

2025年10月の記事一覧

英語でプレゼン(Hello 校長室 10月30日)

 昨日、2年生では「立川一中にあったらいいユニバーサルデザイン」をテーマに英語でプレゼンをする発表会が行われました。

「立川一中に必要なユニバーサルは何かを考える」「それをプレゼンにする」日本語で考えるだけで相当大変なことを英語で発表している生徒をみて、頼もしさを感じました。ユニバーサルデザインの内容は自動で荷物を運んでくれるボックスや校内で転倒しない滑り止め、アレクサ等でした。これからの社会は課題を見つけて課題解決に向けて自分の考えを伝えていくことが重要です。そして、その伝え方の技術の一つがプレゼンです。表現をしていく力が求められます。これからも恥ずかしがらないで、自分を表現していくことに挑戦していく生徒であることを期待しています。「アウトプット」これからの授業で求められて姿です。

 

 

熊(Hello 校長室 10月29日)

 熊出没のニュースが毎日といっていいほど報道されています。昨日は岩手県の盛岡市の地下駐車場にいた、岩手大学にいたというのでびっくりです。同級生がいる自宅の近くでした。米問題と同様、熊問題は、私たち人間に地球規模の問題を訴えているかのようです。根本的な問題はなんだろう、どのように改善ができるだろう、考えていくことが大切です。

昨日、1年生の立川市民科の授業ではPTA 会長の小菅さんを講師に迎え、立川柴崎町の歴史から現在について学習しました。興味や関心をもったことをより深く自分で調べてみるとまた新しい発見があるはずです。ぜひ調べてみましょう。

 

チームワークとは(Hello 校長室 10月28日)

 サッカー日本代表の監督であった岡田監督はチームについて述べています。「チームとは仲良しグループでなくてもよい。男が30人も集まればみんな仲良しなんてことはない。どうもあいつとそりが合わない、あいつ好かんということはあります。でもそりが合わなくても、あいつにパスを出せば決めてくれる、好きでなくても、最後は絶対に相手を止めて守ってくれるというお互いを認め合うことがチームワークなんです。そして(認められるために)自分を認めてもらう努力をすることが大切。それがコミュニケーションなんです」ということを伝えています。クラスも学年も同じです。全ての人とうまくいくとは限りません。あの子の「ここが嫌だ」ということもあるでしょう。でも「ここの良いところもある」と認めることが大人になっていくことでもあります。そして自分も努力する事、文句や言い訳ばかりしていても認めてもらえることは難しいです。自分を見つめることが大事です。そのような集団、クラスを作っていくことをこれからも期待しています。

 

同窓会②(Hello 校長室10月27日)

 私の中学生の時は7クラスありました。45年ぶりの同窓会に80名以上の仲間が集まりました。学年の途中で転校した仲間も遠くから駆けつけてくれました。私の恩師は79歳、当時いきなり3年生の学年主任を任されたと話してました。私たちの時は金八先生が始まった頃に重なり・・・と話されていました。人は歳をとると昔の仲間に出会いたくなるといいます。他の会場では古希を祝う同窓会等が開催されていました。あっという間の45年、時の流れの早さにびっくりしている私でした。生徒の皆さんもいつか同窓会を企画する時が来ると思います。

さて、生徒の皆さんは合唱コンクールを終え、学習により集中できる時期になりました。定期考査Ⅲも近づいています。計画的に取り組むことを期待しています。

 

同窓会(Hello 校長室 10月26日)

 本日、昭和55年度卒業の立川2中の同窓会が行われます。45年ぶり、はじめての同窓会です。昔は卒業アルバムに住所が掲載されていました。休みの日にその住所を訪ねたりして同窓会の連絡に奔走していました。(とりあえず私が幹事の一人なので)住所通りに行くと今、そこにはホテルが建っていたり半分くらいはすでに実家がなかったりしていました。ある同級生とは私とよく相撲を廊下でとっていた思い出話をしてくれました。(本日は欠席なので)3年生の時の思い出の一つに転校生へのクラスのお別れ会があります。ちょうど今頃の時期でした。急な転校でクラスでのお別れ会が土砂降りの中でのサッカーでした。その友達も岩手県から駆けつけてくれます。全てが良い思い出ばかりではありませんが、懐かしい中学校時代にタイムスリップしてきたいと思います。

今年の10月の週末は雨が多いです。青空が懐かしく感じます。

 

合唱コンクールを終えて(Hello 校長室 10月25日)

 合唱コンクールを終えました。多くの来賓、保護者の方にお越しいただきありがとうございました。特別審査員の先生からは合唱のレベルが高いと絶賛されました。約1ケ月に及ぶ合唱の練習の成果の賜物といえます。また生徒の意欲や先生方の熱意が結果として表れていると思います。先生を喜ばせたい等、誰かのためにクラスが頑張るのも目指す生徒像の「貢献する」を実践しています。嬉しい限りです。涙を流している3年生の生徒もいました。今まで努力したきたことは自信をもってください。様々な葛藤は自分を成長させてくれます。私はどのクラスからも感動ももらいました。ありがとうございます。中学生らしい一生懸命合唱に取り組んできた姿が参観している方にも目に浮かぶ合唱コンクールだったと思います。これからも常にベストを尽くす一中生を期待しています。

 

合唱コンクールの思い出③(Hello 校長室10月24日)

 合唱コンクールの日にサッカーの新人戦が重なり、結果を聞かずに会場を後にしたことがありました。その時は最優秀賞と後から聞いたので、その場に一緒にいたかった思いがあります。喜びを共有できることはとても幸せなことです。本日は合唱コンクール当日です。約1ケ月練習を重ねてきました。舞台に立つと緊張が格段と増しますが、自分を信じて、仲間を信じて、歌ってほしいと思います。結果も大切ですが、今まで取り組んできた過程もとても大切です。すべての生徒が笑顔に包まれますように。

 

合唱コンクールの思い出②(Hello 校長室10月23日)

 私が担当した学年はピアノ伴奏ができる生徒が少なく、3年生の時に音楽科の先生から合唱コンクールの課題曲で「大地讃頌」は難しいといわれました。ずっと歌われてきた「大地讃頌」を歌えないことに生徒もがっかりしていました。本校でまた「大地讃頌」が歌われていることに何かほっとした気持ちになりました。昨日は当日になってもクラスでもめていることに一喝したと書きましたが、私は行事の度に名刺サイズのカードに子どもたちにメッセージを書いて渡していました。一喝したあとにメッセージカードを渡して、それを胸にしまって歌おうと伝えました。卒業式の時に生徒が生徒手帳からそのメッセージカードを出していつももっています、胸にしまっていますと言われた時に先生をしていて良かったと思った思い出があります。明日は合唱コンクールです。皆さんの記憶に残る素晴らしい合唱を届けてほしいと思います。

 

合唱コンクールの思い出(Hello 校長室10月22日)

 担任をしていた頃の合唱コンクールには色々な思い出があります。よく男子が歌わずに女子が怒るようなことがありました。当日の朝、集合の前に市民会館の隣の公園で練習している時に、男子の声が出なく女子は涙を流してしまいました。そこで私は一喝しました。女子や涙流している生徒には「信じる」ことを訴えていたと思います。あとは子どもたちにかけるしかありません。歌う順番は一番目。男子は力強く歌ってくれ、結果的に最優秀賞をとることができました。本来は子どもたちで様々なことを解決して欲しかったのですが・・・これも一つの思い出です。

 

自由曲ポスター(Hello 校長室 10月21日)

 自由曲のポスターが北校舎1階多目的教室の廊下に掲示されています。先日の土曜日の学校公開日にご覧になった保護者の方も多いかと思います。合唱コンクール当日もたましんRISURU ホールに掲示します。生徒の発想力とそれを表す表現力に脱帽です。素晴らしい作品をぜひご覧ください。

 

宇宙戦艦ヤマト(Hello 校長室 10月20日)

 先日、空を見上げると黒い雲が戦艦大和のように見えました。

 学生の頃は宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999のアニメや映画をよく見ていたことを思い出しました。「何を私たちに伝えたいのか」学生の頃とは違った見方があるかもしれないのでまた考えてみたいと思います。皆さんの中にも心に残っているアニメがそれぞれあると思います。時には思い出してみると何かに気づくことがあるかもしれません。

 

柴崎町運動会(Hello 校長室 10月19日)

 本日、本校の校庭で柴崎町運動会が行われます。立川市ではそれぞれの町で運動会が行われています。東京都でもとても珍しい行事となっています。柴崎町体育会委員長からは6~9名の生徒がボランティアを申し込んでくれましたと伝えてくれました。地域の行事に貢献してくれることを嬉しく思います。けがのないように楽しく競技が行われることを願っています。さて、昨日は学校公開日で多くの保護者に来校していただきありがとうございました。ご意見、ご感想をお寄せいただければ幸いです。

柴崎町運動会が始まりました。ボランティアの生徒、ジュニアリーダーの生徒が活躍しています。

 

 

 

 

柔道の道(Hello 校長室 10月18日)

 ロサンゼルス五輪の柔道男子無差別級で金メダルを獲得し、国民栄誉賞を受賞した山下泰裕さんの現在の様子が朝日新聞に掲載されていました。頸髄を損傷し2年間のリハビリに励み、現在は電動車いすで公共の電車やバスを利用しているとのことです。記事に「柔道の道は、畳の上で学んだことを日常生活や人生で発揮していくこと、真の柔道家かどうかが試されていると思う。どれだけ(競技が)強いか、ではない。私は人生の最後まで柔道家でありたい」とありました。11月には東海大学特任教授として授業に復帰するそうです。現在の山下泰裕さんの様子を知り、正直びっくりしました。自分に置き換えたときに、果たしてどんなことを思い、心を前向きにできるか、自分にとっての「道」とは何か、考えさせられました。

 

一語一会(Hello 校長室 10月17日)

 朝日新聞の夕刊に一語一会の記事が掲載されています。言葉には力があります。昨日は京都産業大ラクビー部監督の広瀬佳司さんの恩師からの言葉が掲載されていました。「ちっぽけな人間だと思って、謙虚にやりなさい」1995年ワールドカップ(W杯)で日本代表に選ばれましたが、ニュージーランドに17-145で敗れました。その中で前を向かせてくれたのが当時大学ラクビーの大西健監督からの言葉だったとありました。私が生徒に伝えていたことでどんな言葉が残っているのだろうかとふと感じました。生徒が何を求めているのか、生徒の心に届く言葉を伝えられるように努力をしていきたいと思います。

 

マイアミの奇跡から(Hello 校長室 10月16日)

 1996年アトランタオリンピックの男子サッカーで日本代表はブラジルに1-0で勝ちました。マイアミの奇跡といわれています。GK の川口選手が何十本のシュートを止め、一瞬のチャンスを生かしての得点。あれから31年、国際親善試合で3-2の逆転勝ちに時代を感じると共に日本サッカーの発展を強く感じました。森保監督もワールドカップ出場を目指していた現役時代からワールドカップ優勝を目指せる位置にまでチームを成長させている、成長している現実に感慨無量のことと思います。勝負の世界ですから色々と批判もされてしまう監督の仕事ですが、かげながら応援しています。

 

 

ケニアで学校を運営する(Hello 校長室 10月15日)

 昨日の東京新聞のこの人の欄にケニアで学校を運営する早川千昌さんの記事がありました。「人はなぜ生まれ、なぜ生きるのだろう。この答えを探すために、18歳の時に世界中を放浪。・・・どうして世界中で戦争が起き、虐げられる人がいるのか。人と出会いながら知りたかった。キベラ・スラムに来た時、答えがあると直感した。過酷な生活でも、誰のことも恨まずに助け合って生きている。この人たちをもっと知りたい。子どもたちへの炊き出しから始まり、1999年に学校を設立した。」と記されていました。人それぞれに生き方があります。この早川さんのもつ課題意識や行動力にびっくりです。「人と出会いながら知りたかった」という言葉に学ぶことが多いと感じました。

 

学校公開日(Hello 校長室 10月14日)

 10月も中旬を迎えます。今週の土曜日は学校公開日になっています。合唱コンクールに向けての練習している姿を公開したいという思いからです。第4小学校の運動会と重なってしまっているので保護者の方にご足労をおかけします。19日の日曜日は本校で柴崎町の運動会が行われます。学校に訪れる機会の多くなる週末です。