Hello 校長室

2025年8月の記事一覧

甲子園のドラマ(Hello 校長室 8月12日)

 甲子園で愛知県代表の豊橋中央高校が出場しました。しかし豊橋中央高校にはブラスバンド部がないため、愛知県の決勝で敗れた東邦高校に応援をお願いしたそうです。東邦高校のマーチングバンド部はその依頼に対して了承しました。そして友情応援として甲子園で演奏しました。短い時間の中で練習を重ね、ライバル高校の応援に自分の力を役立てることに感動します。残念ながら豊橋中央高校は敗退してしまいましたが、甲子園のドラマの一つだと確信します。

 

日野市郷土資料館(Hello 校長室 8月11日)

 日野市郷土資料館に行ってきました。小学校の跡地で日野市の教育センターも併設されています。一つの教室を活用して「明日に伝える戦争体験戦後80年~平和をつなぐ~」の展示がされています。昭和55年前後に出された戦争についての日野市内小学校の文集をメインとした内容です。

職場体験に訪れた中学生の絵や文章も掲示されています。

昭和55年というと私は中学生です。この頃は戦争を体験した祖父母や父母から戦争の体験をじかに聞くことができたとあります。私も父親にもっと戦争の話を聞いておけばよかったと思うことが度々あります。

本校でも何か平和について考える取組の大切さを感じています。

 立川市富士見町の山中坂の空襲については後日お伝えしたいと思います。

多摩地域も疎開の場所でした。疎開の場所についても自分の目で確かめたい気持ちになりました。訪れることができたらまた紹介したいと思います。

 

立川市歴史民俗資料館(Hello 校長室 8月10日)

 立川市富士見町にある立川市歴史民俗資料館に行ってきました。立川の戦後80年の展示が開催されているからです。他にも立川市の歴史を考えるにはぴったりのところです。立川市民科の授業にこの施設の資源を生かせないか考えています。時間があれば寄ってみてください。立川市がより身近に感じられると思います。

 

東京都中学校吹奏楽コンクール(8月9日)

 東京都中学校吹奏楽コンクールに本校が出場しました。ふれあいコンサートや8月4日には1中の先生方にも演奏を聴いてもらい準備を進めてきました。指揮者の栗﨑先生を一心にみて素晴らしい演奏を響かせてくれました。やりきったという満足感が笑顔から伝わってきました。大熊先生や内田先生も参観に駆けつけてくれました。多くの観客の中でそして素晴らしいホールで演奏できることに感謝してまた進んで欲しいと思います。

 

長崎原爆の日(Hello 校長室8月9日)

 今日は長崎に原爆が投下された日です。立川8中の副校長の時に、校長が修学旅行で広島に行くのではなく、飛行機で長崎に行くのはどうかと話をされました。行くとしても自分の目で確かめないとの思いから校長先生に書いてもらったルートに沿って、自費で下見に行きました。佐賀空港からレンタカーを借りて有明海の泥だらけのガタリンピック、日本三大稲荷の一つの祐徳稲荷神社を見学し、武雄で一泊、長崎に向かいました。長崎では長崎原爆資料館をはじめ、坂本龍馬が住んでいた亀山社中跡や出島、弥生時代の古墳がある吉野ヶ里遺跡を見学しました。そして福岡県に向かい、3日目は太宰府天満宮と九州国立博物館を回り、福岡空港から飛行機で戻って来ました。自分の目で確かめて来てとても充実する修学旅行になると確信したのを思い出します。最終的には飛行機の使用が認められず断念しましたが、長崎原爆資料館で見た戦争の悲惨さは今でも思い起こすことができます。本日の朝日新聞の天声人語には被爆者アンケートの声について掲載されています。しっかりとその思いを引き継いでいくことが私たちに求められていると感じます。

 

何に見える?(Hello 校長室 8月8日)

 この写真は何に見えますでしょうか。

雪が山頂にある山々が連なった○○連峰に見えますでしょうか。(真ん中辺りを見ていると)

実はHello 校長室でよく載せている雲の写真です。皆さんも一つの絵をみて異なるものに見える経験をしたことがあるかもしれません。代表的なものに「アヒルとウサギの絵」や「ルビンの壺」があります。図(形)と地(背景)が入れ替わることで異なるものとして認識されます。この事をゲシュタルト心理学の概念というそうです。多くの皆さんがこの雲の写真が「雲」と「山々」に見えたら、凄い1枚の写真かなと一人で勝手に感動している私です。

 

初心忘るべからず(Hello 校長室 8月7日)

 「初心忘るべからず」は世阿弥の花鏡という書物に出て来る言葉です。本来の意味は未熟だったことを忘れるなという意味だそうです。伝統を引き継ぐ上で大切な言葉であったと想像できます。「初心」の気持ちを思い出すと共に学び続ける大切さをあらためて心に刻みたいと思います。

 

広島原爆の日(Hello 校長室 8月6日)

 原爆投下から80年を迎えます。広島の学校では登校日になっていて平和について考えるが東京に引っ越して来て登校日がないことに違和感を感じた記事を以前に読んだことがあります。決して忘れてはいけない日です。戦争は悲しみしか産み出さないです。しかし戦争を産み出しているのは、人間です。命を大切にする思いを強くしていきたいです。話は変わりますが、昨日は立川ダイスの森選手と広報部の方が来校されバスケットボール部の生徒にクリニックをしていただきました。常にシュートをねらう意識やDF の位置を確認しての動きや抜き方を教えていただきました。考えてプレーすることの大切さを強調していたのではないかと思います。スポーツができるのも平和だからです。そのことにも感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 

 

 

高知中央高校(Hello 校長室 8月5日)

 全国高校野球選手権大会に高知県から高知中央高校が出場します。決勝では甲子園常連の明徳義塾高校に勝っています。高知中央高校には1年生の入部者が一人もいないとありました。今年の4月に顧問が変わって1年生入部者は全員その顧問について行ってしまったとのことです。監督が代わり1年生入部者は0の中でも自分たちの目標であった甲子園に行けたことに心が震えます。環境のせいにせずに目標にまっしぐらに進む気持ちはどんな時にも見習いたいものです。甲子園での活躍中も期待しています。

 

セミの鳴き声②(Hello 校長室 8月4日)

 セミは木の幹や枝で鳴いているイメージがあります。自宅近くの遊歩道であまりにもセミの鳴き声が近くで鳴いているので探して見ると

今にも落ちそうにぶら下がりながら鳴いていました。どうしても鳴いて仲間とコミュニケーションを取りたかったのかもしれません。