Hello 校長室

2025年4月の記事一覧

昭和の日(Hello 校長室 4月29日)

 今日は「昭和の日」の祝日です。平成元年から「みどりの日」とされてきた昭和天皇の誕生日である4月29日が平成19年から「昭和の日」になりました。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定義されています。今年は戦後80年です。なぜ日本は戦争を選択したのか、日本の歴史を振り返り、歴史から学ぶことが大切です。戦争では多くの命が失われてしまいます。国の将来に思いをいたす時に、戦争がないことを一番に願います。

ゴールデンウィークの過ごし方(Hello 校長室 4月28日)

 ゴールデンウィークに入りました。自転車で出かける生徒も多くいるかもしれません。スマホを見ながらの運転、逆走などは危険ですのでしないようにしましょう。暑くなってきているので、川に入りたくなる場合があるかもしれません。多摩川に入り溺れてしまい命を落としてしまうニュースもよく聞きます。事故は自分は大丈夫という過信から起こります。想像力を働かせて過ごしていきましょう。

 

バレーボール多摩大会の様子(4月27日)

 本校で女子バレーボールの多摩大会が行われました。4チームのトーナメント戦でした。1回戦は競り合いながらも負けてしまいました。

 次の試合はお互いに1セットをとって、第3セットでの勝負となりました。勝ちたい気持ちがプレーや声にも出てきて勝つことができました。次の大会に向けてまた練習に励んでいきましょう。

 

探求する(Hello 校長室 4月27日)

 「探求する」は本校の目指す生徒像です。これからの変化の激しい社会を生き抜くために、自ら課題を見つけ課題解決していくことが求められています。体育会まで後1ケ月となりました。「早く走るためにどうしたら良いのだろう」「大縄をうまく跳ぶためにどうしたら良いのだろう」など工夫したり深く考える場面があります。ぜひ「探求する」を意識して取り組んでください。また体育会実行委員会が中心となって考える競技が行われます。どんな競技が皆が楽しめるか、この事も深く考えていくことになります。君たちの成長を楽しみにしています。

 

離任式を終えて(Hello 校長室 4月26日)

 昨日の離任式には8名の先生方にお越しいただきました。多くの生徒や卒業生が先生のもとに集まり、語り合い、名残惜しく、とても感動する時が流れていました。あらためて1中を築いてきた先生方に感謝いたします。ありがとうございました。離任式は年度内で行われる学校が多くなる中で年度をまたいで行われる良さもあらためて感じました。この3週間の中で、自分の歩みを振り返る時間は前に進む力を与えてくれます。ぜひ異動先でのご活躍を期待しています。本校もまた変化を恐れず前に進んでいきます。時には2歩後退して3歩進むこともあるでしょう。今まで築いてきたいしずえをさらに強固にすべく歩みます。これからもよろしくお願いいたします。

 

離任式(Hello 校長室 4月25日)

 本日は離任式です。私も立川一中で13年間お世話になったので、離任式では思わず涙が出てしまいました。色々な思いが走馬灯のように流れていきます。生徒によって育てられたなと感謝の気持ちでいっぱいになります。そしてまた歩み始める区切りの1日となります。本校は保護者も参観してよいことになっているので、お時間のある方はお越しいただければと思います。生徒の皆さんにとっては、異動された先生の最後の授業です。大切なメッセージを受け取りましょう。

 

植物学の日(Hello 校長室 4月24日)

 1862年の今日は植物学者で知られる牧野富太郎さんの誕生日です。牧野富太郎さんは独学で植物分類学を研究し、命名した植物は2500種以上で「植物学の父」と呼ばれました。NHK の朝ドラでも2023年題名「らんまん」として放送されました。覚えている人も多いかもしれません。皆さんが好きな植物は何ですか。道端に咲いている花にも目を向ける余裕をもちたいと思います。

 

後悔しないために(Hello 校長室 4月23日)

 女優の中山美穂さんのお別れの会がニュースで流れていました。妹さんがもっとお姉さんとこうしたかった、ああしたかったと話していました。私も父親はすでに他界していますが、もっと父親が中学生の時にどうしていたのか、戦時中にどう過ごしていたのか、もっとたくさん話しておけば良かったと後悔していることを思い出しました。立川一中に勤務している時、3学年の学年主任をしていた時の卒業式の2日前に他界しました。感謝の気持ちを伝えたいと思った時は伝えましょう。何か挑戦してみたいと思ったら挑戦してみましょう。「今を全力で生きる」そういう人生を送っていきたいです。

昔の立川駅南口の写真

 

抽象と具体(Hello 校長室 4月22日)

 「果物」は抽象です。「リンゴ、スイカ、みかん」は具体です。大人になるにつれて抽象的な表現をしていきます。1年生の理科では確か動物や植物について学びます。骨のある動物とない動物をなんというか。具体的にどんな動物が当てはまるか。ただ暗記するだけでは忘れてしまいます。何かそこには違いが分かるヒントがありそうです。そこに注目して授業に参加すると面白いかもしれません。国語の文章では「つまり」という接続語が出てきます。「つまり」の後は抽象的な表現が多いと思います。「つまり」の前は具体的な表現をしていることが多くあるようです。言い換えになっています。抽象的と言うと難しく感じるかもしれませんが、具体的には何だろうと考えてみるのもよいかもしれません。具体とセットで考えると抽象について理解しやすくなると思います。

 

認証式(Hello 校長室 4月21日)

 本日は生徒会朝礼で認証式があります。昨年度と違うところは、担当の先生方から一人一人名前を呼ばれることです。生徒皆の前で名前を呼ばれることで、しっかりと自覚をもって委員会の活動に取り組んでほしい願いからです。少し時間がかかりますが、「名前」はその人しかいない大切な存在を示します。ちょっとしたことかもしれませんが、+αをもって進んでいきます。

 

御礼(Hello 校長室 4月20日)

 昨日は授業参観、保護者会にお越しいただきありがとうございました。またPTA 総会においても準備をはじめ総会が無事に終えたこと何よりです。あらためて顔をあわせて話をする大切さを実感しています。学級懇談会は担任と直接、顔を合わせ話をできる機会です。困っていることなどはぜひ、相談してほしいと思います。必ず要望が実施できるかどうかは約束できませんが、検討していくことはできます。保護者会でもお伝えしましたが、前例主義は後退です。同じことであっても+αが学び続けている証拠になります。まだまだご支援をいただかなければいけないことが多くあると思います。昨日の御礼を含め、今後もよろしくお願いいたします。

I 組廊下に掲示されている作品

 

 

読解力(Hello 校長室 4月19日)

 昨日、本屋に寄って国語に関する本を買いました。(私は国語科の教員ではありませんが)読解力には数学と同じように公式や解き方(方法)があると書かれています。まだ1/3ほどしか読んでいませんが、「言いかえる力」が大切とありました。抽象的な言葉を文章の中で具体的に表現している、具体的な表現を抽象的な言い方に変えている言いかえる力を読み取れるかがポイントの一つです。確かに「何字で抜き出して書きなさい」の問題は言いかえを抜き出しているといえます。国語の点数を上げるためだけでなく、言い換えることは、言葉をより深く考えるのに適していると思います。これは別の表現にすると何だろう、この生徒にはどう話したら伝わるだろう、そんなことを想像するのは楽しいかもしれません。続きをしっかり読んでいきます。

 

音、オンの漢字から(Hello 校長室 4月18日)

 昨日の東京新聞の夕刊にゴルゴ松本さんが10代のみんなへの記事がありました。4月は行動する時期として、漢字の「音」に注目しています。「「音」は日が立つと書く。太陽が昇った朝を想像してほしい。鳥の鳴き声、散歩する足音、朝ごはんを作る音、いろんな音が動き出す始まりを表す漢字なんだ。・・・「音」はオンとも読む。英語で「動いている」を表す「ON 」もオンと読む」とありました。心のスイッチをON にしてみよう、具体的には自分から挨拶することを伝えています。学校生活に慣れてきた生徒、まだ不安な生徒がいると思います。自分から挨拶することで変化が起きてくるかもしれません。私も元気に笑顔で挨拶することを心がけています。皆さんもぜひトライしてください。

 

どうして勉強するのか②(Hello 校長室 4月17日)

 どうして勉強するのかについて、先生方には自分の経験や思いをたくさん語って欲しいと思います。また生徒もなぜ勉強するのかじっくりと考えて欲しい思いがあります。受験があるからというのも一つの回答かもしれません。現在の生活は今まで人類が勉強して研究してきた成果です。石器時代を考えてみたら大きな進歩です。脳は知らないことを知ることで喜びを感じます。勉強の大切さを自分の言葉で語れる生徒になって欲しいと思います。

 

どうして勉強するのか(Hello 校長室 4月16日)

 昔の教室ドラマ「女王の教室」で、児童が「どうして勉強するのか」と質問します。それに対して先生は「勉強はしなきゃいけないものではなく、したいと思うものです。これからあなたたちは知らないことや理解できないことにたくさん出会います。・・・その時にもっと知りたい、勉強したいと思うのが人間なのです。・・・自分の生きているこの世界のことを知ろうとしないで、何ができるというのですか」と答えます。「なぜだろう」この疑問を調べたり皆で研究したりすることが学びです。この先生の言葉はいつ見ても心に刺さります。

 

お帰りなさい②(Hello 校長室 4月15日)

 昨日、事務室から「先生、お花が届いています」と連絡がありました。サッカー部の教え子から届いた胡蝶蘭でした。メッセージには1中にお帰りなさいとありました。

彼は立川1中サッカー部のエースでした。FW として「彼なら何とかしてくれる」という信頼感がありました。遅刻して私が試合に出さないと話してもチームの仲間が「試合に出してください」と懇願される存在でした。誰からも愛される教え子でした。1年生の時は全く試合に勝てずそれから練習を積み重ね、最後の夏の大会は激戦を勝ち抜き、念願の都大会に出場しました。彼のプレーは今でも目に焼き付いています。欄の花を見て部活動で過ごした3年間を思い出していました。また違う教え子も昨日、私の足のことを心配して訪ねてくれました。今、私がここにいるのも教え子がいたからだと心から感謝します。ありがとうございます。

社説から(Hello 校長室 4月14日)

 昨日の朝日新聞社説「探求と未来」の見出しの中に「学者ばかりではない。学校や職場で、次のテストや今月の実績も大事だろうが、将来の高みを目指すには基礎固めや試行錯誤、心ひかれることに熱中するのも大切だ。すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなると言われるではないか」新たな歩みが始まる春、心機一転する人も多いだろう。そんな人たち、そして未来のために、目先にとらわれず面白さや楽しさを大切にできる社会でありたいと思う」とありました。1年生は部活動の仮入部が始まります。自分がトライしたいことに挑戦して欲しいと思います。うまくいかないことがあっても、どうやって解決していくか考えたり相談したりしてたくましく成長して欲しいと思います。探求が自分の未来を作っていきます。

 

お帰りなさい(Hello 校長室 4月13日)

 昨日、バトミントン部の五十嵐コーチと挨拶し「お帰りなさい」ですねと言われました。入学式でも学校運営協議会の委員さんからも「お帰りなさい」ですねと言われました。「お帰りなさい」の言葉には安心感があります。あたたかく迎い入れてくれているやさしさがあります。すべての人が「お帰りなさい」ではないこともわかっていますが、生徒、保護者、地域、先生方のために力を尽くしていきたい思いを強くしてくれます。「ただいま」の気持ちを大切にして歩んでいきます。

自慢(Hello 校長室 4月12日)

 正門を入るととても整然とされた手入れされた光景を目にします。用務員さんが丁寧にお仕事をされていることが分かります。いつも一中を美しく保っていただいていることに感謝です。ありがとうございます

さすが先輩(Hello 校長室 4月11日)

 昨日は2.3年生が中心となり新入生歓迎会、部活動紹介を行いました。タブレットを活用して分かりやすく説明していて感心しました。また、部活動紹介でも皆で盛り上げるよう工夫がありました。特に的当ては難しいのに皆の前で挑戦している勇気に思わず拍手を送りました。3分間という短い時間で様々な工夫をして伝える先輩の姿は格好良かったです。

 

補装具(Hello 校長室 4月10日)

 アキレス腱を切って手術してから2週間が経ちます。手術後一週間目から補装具を着けています。踵を高くしている補装具です。ソールが7枚ついていましたが昨日1枚取れました。一週間で1枚のソールが取れる予定です。そして踵が床に着くように、足首が90度に曲がるようにいていきます。スモールステップです。また松葉杖も1本でアキレス腱を切った左足に体重をかけて歩くことができるようになってきました。授業の様子を参観できるようになってきたので楽しみです。

 

入学式を終えて(Hello 校長室 4月9日)

 第79回入学式を無事に終えることができました。はじめて担任をする先生もベテランの先生も名前を間違えないように繰り返し呼名の練習をしていました。終わった後はほっとしている様子でした。名前を呼ばれてとても大きな返事をしていた1年生、立派です。私は返事をしている君たち一人一人と目を合わすようにしていました。多くの1年生と目が合って嬉しく感じました。教え子のサッカー部の生徒の息子さんも入学してきました。○○ですと自ら声をかけてくれました。頼もしく感じました。時の流れを感じると共に3年間この生徒たちの心身の成長のために力を尽くすこと思いがさらに強まりました。中学校に入学して1年生は不安も多いかと思います。誰もが不安な気持ちがあります。カメのようにゆっくり進んで良いのです。ウサギのように途中で昼寝して休んでもよいのです。自分のペースでの歩みを大切にしてください。

本日は第79回入学式です(Hello 校長室 4月8日)

 本日は第79回の入学式です。2.3年生は入学式準備ありがとうございます。今日の式辞では「挑戦する、チャレンジする」「お互いに認めあう」ことについて伝えていく予定です。昨日は学校便りを配布しました。本日は学年組織の一覧について学校便り第2号を配布します。新入生には1号と2号を渡します。生徒の皆さんは、保護者の方に渡してくださいね。

 

瓶入りの飲み物(Hello 校長室 4月7日)

 今日は始業式です。出会いの日でもあります。新しい出会いを大切にして欲しいと思います。さて、昨日の朝日新聞天声人語の欄に食品大手の明治が、瓶入りの牛乳やコーヒー飲料の販売を先月で終了、100年近い歴史を重ねてきたが、瓶の調達や需要減について書かれていました。銭湯等で飲むコーヒー牛乳に出会えないのかと思うと寂しくなります。私が高校生の時は瓶の炭酸飲料「チェリオ」がありました。懐かしい思い出です。

 

信頼を得るために(Hello 校長室 4月6日)

 信頼を得るために大切なことの一つに「率先垂範」があります。行動が伴ってはじめて人は動きます。生徒への挨拶も「挨拶をしなさい」ではなく、大人から「おはよう」と挨拶を進んですれば、子どもたちは自然と自ら挨拶してきます。子どもは「大人の背中をみて育つ」のです。常にその事を心がけ、信頼される学校づくりに努めていきます。

車椅子と松葉杖(Hello校長室 4月5日)

 3月にアキレス腱を切ってしまい、1中では車椅子と松葉杖を使って校舎内を移動しています。最近では車椅子を上手に動かすことができるようになりました。段差等、もっとバリアフリーにしないといけないなと感じることもあります。来週からは始業式、入学式と続きます。式をスムーズに進めるために校長の出入りは変更する予定です。申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願いいたします。部活動に来ている生徒が「お大事にしてください」と声をかけてくれます。元気付けられます。来週からの学校生活が楽しみです。

 

詩(Hello 校長室 4月4日)

 南校舎1階の東側の昇降口に「はきものをそろえるとこころもそろう」詩が掲示されていました。これは私が本校の生活指導主任の時に小中連携の生活指導部の連携で掲示したものです。私が1中を去ったのは平成24年度終わりですからすでに12年は経過しています。よくここまで引き継いでくれたと一人で勝手に感動している私でした。言葉や詩には大きな力があることをあらためて実感します。

目指す方向(Hello 校長室 4月3日)

 目指す学校像、目指す生徒像、目指す教員像について日々、考えているところです。伝統ある本校の教育目標を念頭におき、これからの社会で身に付けて欲しいことを考えています。それを教育活動の中にどのように落としこんで実践していくかが大切になります。昨日は体育会の実施要項について原案が示されました。子どもたちに主体的に取り組んで欲しいことから生徒が考えた種目を取り入れることをお願いしました。その方向性で今後検討されていきます。どんな種目を生徒が考えて実践するのか今から楽しみです。

 

辞令伝達式(Hello 校長室 4月2日)

 昨日の午後にアイムホールで立川市の小中学校に新しく勤務される転任、昇任された管理職、新規採用教員の辞令伝達式が行われました。飯田前校長先生が教育長になられ、辞令が渡されました。本校では副校長が新しく昇任し、新規採用教員は保健体育科の1名です。教員の成り手が少ない中で志望してきたその思いを発揮できるようしっかり支援していきます。感動の多い仕事であること、誇りのもてる仕事であることを実感して欲しい思いです。今年度は多くの先生方が入れ替わった本校です。いち早く先生方の名前を覚えていくことが私の課題です。

 

新年度スタートです(Hello 校長室 4月1日)

 おはようございます。飯田校長の後任として本校に着任した校長の山口 聡と申します。どうぞよろしくお願いいたします。立川一中にはI 組を含め13年間勤務しました。サッカー部の顧問としても生徒と一緒に汗を流してきた我が青春といえる立川一中に戻ってきたことにあらためて感謝しています。今まで以上に生徒、保護者、地域から信頼される学校づくりに励んでいきます。ご支援のほどよろしくお願いいたします