日誌

校長コラム

08.08.怖すぎる映画(校長コラム)

27年前、映画『リング』が大ヒットしました。この映画のロケ地はアメリカキャンプ村です。2年生で、ホラーが苦手でない人は、動画配信サービス等で映画『リング』を事前に観てからアメリカキャンプ村(10月の自然体験学習)に行くと面白いと思います。

さて、映画『リング』はかなり怖い映画ですが、11月に予定されている柏町子ども会連絡協議会・幸町子ども会連絡協議会共催の「恐怖の四中ナイトツアー」はどのくらいの怖さになるのでしょうか。 全く怖くないと退屈ですし、怖すぎると人が集まりません。バランスが難しいと思います。

ちなみに、今日から全国で上映が開始された『近畿地方のある場所について』という映画は、「これ以上怖い映画はない」と言っても過言ではないレベルの怖さでした。あくまで私の感想ですが『リング』の100倍怖いです。「連日の暑さ」「疲れによる眠気」「夏バテによるだるさ」は間違いなく吹っ飛びますし、ストーリー、演技力、演出ともにハイクオリティな仕上がりですので、予告編等を観て大丈夫そうな大人の人には、この夏、おすすめの映画です。ただし、中学生に人気の映画はやはり「鬼滅の刃」と「ジュラシック・ワールド」あたりでしょうか。それにしてもすごい映画でした。恐怖体験そのもので、寒くなりました。

08.05.学校と教育委員会の関係(校長コラム)

勤続25年のお祝いに、東京都から休暇や旅行券をいただきました。
私の場合、昨年度末の時点で、学校勤務16年、市役所(教育委員会)勤務9年となります。
したがって、学校も市役所(教育委員会)もそれなりに勤務経験があるわけですが、誰が悪いわけでもないのに不思議と、学校にいると「教育委員会の人は、何でわかってくれないんだろう?」と思うときがあり、逆に、市役所(教育委員会)にいると「学校の先生は、何でわからないんだろう?」と思うときがあります。

実は、その問いに対する答えはシンプルで、「文化の違い」「考え方の違い」が要因です。
学校の先生は、基本的にまじめで、子どもたちのためには時間を惜しまないというタイプの人が多くいます。ときには、「自分の時間」や「自分のお金」を多少無駄にしてでも、子どものために尽くすわけです。
一方、国民(都民・市民)の税金を扱う行政職員・事務職員は、決められたルールの中で、いかに、「時間やお金の無駄を無くすか」を重視します。それが行政感覚です。

したがって、必然的に「生徒のためには、無駄もときには必要」と考える学校の先生と「無駄をいかに無くすか」を重視する行政政職員との間には溝が生まれます。
しかし、職務内容が違うので、それは仕方がないことで、あくまで、学校の先生は、効率性ファーストではなく、生徒への愛情を優先してもらいたいと思いますし、行政職員は、無駄を無くし、限られた財源を効率よく活用しながら、行政サービスの向上に努めてもらいたいと思います。

わかりやすく説明するため、多少、極端な表現をしましたが、私が言いたいことは、学校と市役所(教育委員会)の職員は、それぞれの立場を理解し合うことが大切で、そうすることで物事がうまくまわるようになると思います。

もちろん、「学校の先生は、効率性を無視していい」「行政職員は愛情より効率を優先している」ということを言っているわけではありません。文脈からご理解いただけると思いますが念のため・・・。

なお、幹部職員に対して、逆の見方をすると、「効率化ばかりを求めて、本来の子どもへの愛情を忘れてしまった冷たい学校管理職」や「政策の企画立案、予算編成といった本来の仕事に取り組まない行政管理職」は本末転倒です。自分の立場や職務内容を理解していない管理職は、話になりません。そうならないようにいつも気を付けています。

ちなみに、立川市における学校と教育委員会の関係は良好です。それぞれが、お互いの立場を尊重しています。というわけで、毎日、気持ちよく仕事をさせていただいています。

さて、話は変わりますが、今日は、休暇を申請し、小学1年生の三男と1日一緒に過ごしました。たまには、遊園地にでも連れて行ってあげようと思いましたが、この暑さですので、アトラクションに乗るのに並ぶのは避けたいわけです。そこで、空いていて、かつ、比較的安い遊園地を探しました。
荒川区の遊園地にある「自称、日本一遅いジェットコースター」、全く並ばないで何度も乗れました!

ちなみに、本校の校外学習で、遊園地を利用する計画はありません。

08.03.コソコソは禁止(校長コラム)

意味のわからないルールは早急に変える必要があります。
本校にも様々なルール(校則)がありますが、社会の変化等も踏まえながら、現状に合っているか、本当に必要なルールなのか、絶えず見直す必要があると思います。

ただし、「学校のルールをどんどん無くしていこう!」という話ではありません。皆が気持ちよく生活するためには一定のルールが必要です。
なぜ、そのルールがあるのか、すなわち、ルールが制定された背景や理由について、生徒も教員も、1つずつ考える必要があると思います。

本校では、「自転車通学」「スマホの持ち込み」「菓子類の持ち込み」については、全て禁止です。
実は、本校の学区域は東西に広く、通学時間が長い生徒も少なくないため、昨年度、「自転車通学」については真剣に検討しました。
しかし、過去に発生した事故や路地が多い本校学区域内の道路状況等を踏まえると、四中生の安全が担保できません。

余談ですが、私の次男(中学1年生)が、今年度から、学校の統合に伴い、自転車通学を開始しました。すると、毎週のように交通事故が発生していて、次男も事故に遭い、転倒して前歯が少し欠けました。

「自転車が危ない」というより、「自転車通学が危ない」ということです。
並走しない、車間距離を保つ、スピードを出さない、飛び出さない等、交通ルールを遵守すれば、自転車は安全な乗り物です。しかし、本校学区域内で、中学生が毎日、通学で自転車を利用するとなるとリスクが高まります。

学校には、生徒の安全・安心を担保する責務があります。その学校の責任者である私の判断として、立川第四中学校では自転車通学は認めません。絶対にダメです。

「スマホの持ち込み」「菓子類の持ち込み」も禁止です。緊急に連絡をする必要がある等、何らかの事情で、スマホを学校に持参しなければいけない場合は、こっそり持ってくるのではなく、事前に、理由を教員に説明してもらえれば、柔軟な対応を行います。

自転車通学もスマホや菓子類の持ち込みも、「バレなければOK」「こっそり持っていく」という考え方が問題だと考えています。

だんだん、説教ぽくなってきたので、このあたりで、今日のコラムは終わりにしようと思いますが、私が言いたいことは、四中生が大人になったときに、「ばれないように、コソコソ生きる」のではなく、自分が正しいと思うことを「堂々と胸を張って生きる」、そういう人生を送ってもらいたいということです。

とういわけで、「コソコソ~する。」は、本校では禁止です。そういう生き方はおすすめしません。

08.01.仕事は先のことを考えながら(校長コラム)

立川市では、全小・中学校で、体験型英語学習施設(TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS)を活用した英語学習を行っています。本校でも先日、2年生が利用しました。
実は、この施設は完全予約制(先着順)です。先日利用したばかりですが、のんびりしている時間などなく、早めに、来年度の日程を決めて予約しないといっぱいになってしまいます。

予約と言えば、貸切バスも同様で、年々、予約が取りづらい状況です。先日、早速、来年度の自然体験学習用に各学年4台ずつ貸切バスを予約しました。

私は常に「今」「ちょっと先」「来年度以降」のことを同時に考えながら仕事をするようにしています。

ちなみに、今日の私の仕事は・・・

1「今」
 特別支援学級の見学・体験会で学校の概要を説明しました。

2「ちょっと先」
 3年生からリクエストがあった3年生対象の「餃子パーティー」を今年度も開催することが決まりました。3学期に実施予定です。大阪王将の皆様、ありがとうございます!

3「来年度以降」
 再来年の1月(来年度)の道徳授業地区公開講座で予定している「特別講演会」でお話いただく方に、ご講演の内諾をいただきました。

他にもメール対応、電話対応、来客対応等で、バタバタした1日となりました。
今週もお疲れ様でした。

07.31.本校へのアクセス(校長コラム)

本校に新設する「自閉症・情緒障害学級(特別支援学級)」への入学・転学を検討している児童・生徒を対象にした「見学・体験会」を夏休み中に3回行います。いずれの回も、事前の申込みが必要で、相談・申込み先は、学校ではなく立川市教育委員会の教育支援課になります。

1回目の「見学・体験会」を明日行いますが。「四中に行くのは初めてです。」と言う方も多いと思います。本校ホームページの「アクセス」のページに、最寄り駅である砂川七番駅及び玉川上水駅から四中までの道順を写真付きで紹介しています。本校にお越しの際はご参照ください。

ちなみに、本校へのアクセスは、立川駅から西武バスを利用する方法もあります。本校ホームページには掲載していませんが、四中からバス停(古民家園東)までは、それ程、離れていないため、時間が合えばバスの利用も便利です。

明日の「見学・体験会」に申し込まれている方は、お気を付けてお越しください。