日誌

校長コラム

05.18.プロジェクト名を初公開(校長コラム)

昨年度は、「音楽プロジェクト」として、オペラ、第九、ジャズピアノ、「お楽しみプロジェクト」として、サッセン、プロジェクションマッピング、演劇×体験ミステリーを行いました。

今年度は、「楽しく運動」「四中オリジナル」「保護者の費用負担ゼロ」をコンセプトとした取組を検討しています。その名も「遊びプロジェクト」です。

この「遊びプロジェクト」というネーミングですが、実は昨日、決めたばかりです。本日、初公開です!

性別、年齢、運動の得意・不得意等に関係なく「皆で体を動かすことの楽しさ、大切さを実感できる取組」にしたいと思います。

日程等の詳細はまだ決まっていませんが、実施に向けて連日打ち合わせを行っています。

今年度行う「遊びプロジェクト」、お楽しみに!

05.17.地域の会議(校長コラム)

今晩は地域の会議に出席しました。子どもたちの健全育成に日々ご尽力されている地域の方々の会合です。頭が下がります。

さて、今週は学校外での会議が多くありました。最近、都心に行くとそれだけで疲れを感じます。困ったものです。

私の好きな小田急百貨店新宿本館は更地になっていました・・・。驚きました。

東京駅の赤レンガはうっとりする程の美しさです。来週末の修学旅行でも利用します。

今週もお疲れ様でした。素敵な休日をお過ごしください。

05.15.民間企業との打ち合わせ(校長コラム)

民間企業の方とお話をすると、「相手から斬新なアイディアがどんどん出てきて、話しているだけで楽しいケース」と「最初から険しい表情をされていて、話が全く前に進まないケース」に分かれます。

話が噛み合わず、一度お会いしただけで、お付き合いが終わることもあります。この場合、先方の社風等が影響しているように感じることもありますが、「四中の取組にご協力いただけませんか。ただし、お金はありません・・・」とか「四中ではこんなことを考えています。ただし、前例はありません・・・」など、回答に困るような私の発言が原因である可能性も否定できません。

いずれにしても、「4中生のために協力します!」と気持ちよく言ってくださる企業の皆様方には、感謝の気持ちしかありません。そういう企業は、「人や地域を大切にしている」「発想が豊かで、新しいことにも積極的に挑戦している」「社会貢献に力を入れている」「社員が生き生きと仕事をしている」といった特徴があり、話しているだけで楽しく、私自身、いつも勉強になります。

今日、お打ち合わせさせていただいた株式会社壽屋様もそういう企業です。地域に根ざした行動力と発想力がある素晴らしい会社です。今年度もお世話になります。

↑校長室には、私が組み立てた壽屋本社ビルのプラモデルが飾ってあります。

↑今日、お伺いした壽屋本社ビル

 

05.13.大阪王将の冷凍餃子②

3月に本校で行った「餃子パーティー」の際、大阪王将の冷凍食品を担当されている方から、「並べいらず」の冷凍餃子を開発したと旨のお話がありました。「並べいらず」とはどういうことだろう??それ以来、ずっと気になっていましたが、意外と売っていません・・・。

しかし、先日、遂にスーパーで「並べいらず」の冷凍餃子を見つけました。その名も「羽根つき円盤餃子PREMIER」、大阪王将の新製品です。ちなみに、「フタいらず」の人気商品「羽根つき餃子」も一緒に購入しました。

「羽根つき円盤餃子PREMIUM」は、「水いらず」「油いらず」「並べいらず」で、「羽根つき餃子」より大粒です。

私の代わり(!?)に、工場の人が、手作業で円盤状に並べてくれていますので、間隔とかを気にしながらフライパンに並べる作業が不要です。消費者の視点に立った素晴らしい発想だと思います。相手のことを考えた仕事を私も心がけようと思います。

私がやることは、くっついた10個の餃子をそのままフライパンに乗せるだけです。大幅に時間を短縮できました。焼き上がりもきれいです。

進化した冷凍食品、急いでいるときに便利です!大阪王将、ぐいぐい攻めてきます。本校も負けてはいられません。

05.11.大人数でのムカデ競争(校長コラム)

「組体操」と「ムカデ競争」は運動会の定番プログラムです。しかし、怪我のリスクから「組体操」を行う学校は、かなり少なくなってきました。本校でも実施する予定はありません。一方、「ムカデ競争」については、学校ごとに判断が分かれています。

以下は、「ムカデ競争」が関連する事案の裁判の判決文です。

「二〇人近くの集団でもって走る早さを競うむかで競争は、足が揃わず転倒するおそれがあり、転倒に至れば転倒した生徒に他生徒が将棋倒し様に倒れかかるなどして、生徒が負傷する危険が容易に予測でき、むかで競争競技の実施自体に危険が伴うものである。その危険性にかんがみると、むかで競争の練習を指導するについては、なによりも競技の危険性に配慮して、・・・」

この裁判では、「他の中学校においては、むかで競争が実施されており、むかで競争自体は危険な種目ではない」といった主張に対して、裁判所は、「本件のようなむかで競争は危険性が存する競技であると認められ、危険な競技でないとの認識自体が学校管理者や指導担当教諭の安全配慮不足の基因」と述べています。今から20年以上も前の話です。

皆の気持ちを合わせながら練習する「ムカデ競争」は、その教育効果は高く、運動会の良き思い出として、生徒の心に深く刻まれることでしょう。「ムカデ競争」=「危険」=「一律中止」という話ではありません。しかし、「ムカデ競争」を実施する場合は、人数を減らしたり、ロープの素材や結び方を工夫したりするなど、十分な安全対策を講じる必要があります。

近年、伝統や団結力向上を理由に、コロナ禍で実施を見合わせていた「大人数でのムカデ競争」について、再開を期待する声が一部聞かれます。しかし、「大人数でのムカデ競争」は、骨折者数も少なくなく、特に、「障害や後遺症が残る事例」が報告されている点は到底、看過できません。クラスの団結力を高める方法は他にもあるはずです。

立川第四中学校の運動会では、「大人数でのムカデ競争」は行いません。あくまで、慎重路線で行かせてください。感染対策ではなく、本校における「職員の指導体制」「生徒の体力」「運動会の練習時間・練習日程」等を総合的に考えての判断です。