日誌

校長室から(R6年度までで更新停止となっています)

Hello校長室424


■生徒の自己紹介カードを読んでいます。どの生徒からも新年度に向けた意気込み
が伝わってきます。自分を客観的にみつめ、他人に発信することは照れくさいもの
です。でも誰もが素直に、そしてさわやかに自分を紹介していました。中学生らし
く好感がもてました。ところで、私の自己紹介です。……「誰にでも優しい」とか
「怒らない」「きれい好き」「いばらない」~おっとっと!ほんの数秒で職員室か
ら、ものすごいブーイング&非難の嵐が止みません…!さて、気を取り直してお伝
えします。二中生の皆さんは、これからもずっと、自分らしくお過ごしください。
みんな二中の宝です。                (5月28日飯田芳男)

Hello校長室423


■今日は小松菜の日です。小(5コー)松(2ツー)菜(7ナ)という語呂合わせ
です。かなり難解な語呂合わせですが、堺市の株式会社しものファームの制定です。
小松菜と言えば、江戸川区小松川の特産品です。大阪府の会社が制定したのが意外
です。香取神社に鷹狩りにきた吉宗が、名前がなかった小松菜を気に入り「小松川
で取れた野菜なら小松菜だ」と名付けたと言われています。小松菜が中国から来た
のが奈良時代頃、小松川に小松菜が伝わったのが鎌倉時代です。ずいぶん長い間、
無名だったのが不思議です。余談ですが(いつも余談ばかりです)祖父がほうれん
草と小松菜をつくる農家でした。祖父は小松菜には細かい網目の網をかけていまし
た。ほうれん草には何もかけていませんでした。「なぜ?」と祖父にたずねました。
答えは「小松菜は鳥の大好物。ほうれん草は、ポパイしか食べない。」とつぶやく
だけでした。祖父はツイッターやってたかも?    (5月27日飯田芳男)

Hello校長室422


■ソーシャルディスタンスを保つため、本校の水道前にも、スーパーマーケット等
でおなじみの足型マークを設置しています。新しい生活様式を啓発していこうと思
っています。今日も授業の準備に余念がない先生方です。先生方は、二中生の皆さ
んとの授業を待ち望んでいます。来週から分散登校にはなりますが学校に「にぎわ
い」がもどることを楽しみにしています。にぎわいと言えば、ある生徒が同音異義
語の成果を校長室前で言い合っていました。思考 施行 指向等、語彙力が増える
きっかけになります。尊敬する金田一春彦先生は、同音語を言い合う遊びを紹介し
ていました。例えば中央線、私は電車の中央線を思い浮かべただけですが、道路の
センターラインのことでもあります。さらには、背広の縦のラインも中央線と言う
そうです。スマホでは味わえない遊びです。     (5月26日飯田芳男)

Hello校長室421


■農家の畑ではジャガイモの花が咲いていました。しかし、学校の教材園や花壇は
休校の影響で土だけが見えています。小学校では、ジャガイモ、サツマイモ、ひま
わり、インゲン、ゴーヤに稲など、植えなくてはならない植物がたくさんあります。
今年は小学校1年生のアサガオの観察はどうなっているのかなと、あちこちの小学
校を通るたびに思い浮かべます。二中生の皆さんがアサガオを観察したころよりも
種も鉢も、ものすごく進化していますよ。気がつけば紫陽花もスタンバイ完了です。
                          (5月25日飯田芳男)

Hello校長室420


■読売新聞都民版に『立川のサファリ』という記事が載っていました。動物病院の
看板として、キリンのオブジェが住宅街に存在しているという記事でした。近くに
はゾウもいるそうです。市内のどこにあるのでしょうか。訪れてみようと思います。
二中のある学級では、数字を塗りつぶすと、ドラえもんが浮かび上がる学級便りが
発行されています。担任のアイデアに敬服しました。気持ちが和(なご)む「もの」
にふれるのはいいものです。             (5月24日飯田芳男)

Hello校長室419


■月曜から日照時間がゼロだったとか。直射日光が苦手だった教え子は過ごしやす
かったのかなと思っていました。「晴れたらいい」「曇りがちょうどいい」等々。
天気は憎まれることもありますが、誰にでも平等に接してくれています。明日から
はまたいろいろなことが起こるのでしょうが、大変なことよりも、良いことの方が
多いに決まっています。今日は少しの日差しが絶妙です。(5月23日飯田芳男)

Hello校長室418


■東京スカイツリーが開業して22日で8周年だそうです。東武伊勢崎線は浅草
駅と東武動物公園駅間、押上駅と曳舟駅間で東武スカイツリーラインという路線
愛称名がつきました。2012年3月からです。同じころ最寄駅である業平橋駅
は「とうきょうスカイツリー駅」になりました。伊勢物語で有名な在原業平が歌
を詠んだのが業平神社の業平塚だと言われています。業平橋は今もあるので、橋
の上で伊勢物語を開いてみようと思います。開業の年に、社会科見学で立川八小
の児童を引率しました。初めて訪れた私は舞い上がり、学習そっちのけで天空の
パノラマに酔いしれました。引率業務を忘れ、在原業平に「喝!」を入れられた
はずです。本来は電波塔ですが、つい高さを楽しんでしまいます。高さはムサシ
で覚える634メートルです。私は視力検査がわりに多摩モノレールからながめ
ています。                    (5月22日飯田芳男)

Hello校長室417


■読売新聞編集手帳に『ポケットいっぱいの秘密』という曲の歌詞が解説されて
いました。『あなた草の上 ぐっすり眠ってた 寝顔やさしくて 好きよってさ
さやいた』最初の文字を並べると、「あ ぐ ね す」となります。作詞家の方
は、歌手のアグネスチャンさんのアグネスを示したとのことです。昭和49年に
曲が世の中に出てから、長いこと誰にも気づかれなかったそうです。二中生の皆
さんのお父さん、お母さんが知っている曲です。話題にしてみてください。また、
今日の記事に、もうひとつ秘密がありました。段落行頭の言葉を、五つを紹介し
ます。『ことばの魔術師 ロングヘア 長いこと 最近 連日』です。さて行頭
の文字を拾ってみてください! いかがでしょう?  さすが記者さんです。
                         (5月21日飯田芳男)

Hello校長室416


■まもなく花が植えられます。町の方々からの寄贈です。ありがたいです。その
ために花の移動や草取り、そして整地までやっていただきました。有志の皆さん、
ありがとうございました。花を愛(め)でることはステキなことです。写真右の
二人の青年は、スコップを片づけに行く足取りが、かろやかです。達成感がひし
ひしと伝わってきました。「校長はやらないの?」というメッセージも伝わって
きましたあ。それはともかく、学校再開に向けて、文字通り花を添えていただき
有志の皆さんに感謝です。             (5月20日飯田芳男)

Hello校長室415


■読売新聞連載の『コボちゃん』の作者、植田まさしさんが読売新聞の紙面でも
登場していました。『漫画家が今社会に貢献できることは少ないかもしれない…
読者が新聞を広げた時に、少しでもなごめるような作品を届けていきたいと思っ
ています。』と語る植田さんの記事に、思わず「いつもなごんでいます」と答え
てしまいました。植田さんは、すべての登場人物のセリフは、「自分なら何と言
うか」と考えているそうです。感銘を受けました。私はいつも、漫画家植田さん
のお人柄を、コボちゃんを通して感じています。ご自身がどんな心情でも、読者
をクスッと笑わせてしまう植田さんは、さすがプロです。(5月19日飯田芳男)