日誌

校長室から(R6年度までで更新停止となっています)

オシムサッカー日本代表元監督(5月3日)

 サッカー日本代表の元監督のイビチャ·オシムさんの訃報が届き、とても残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。オシム監督の練習は 考えて走るサッカー プレー中の判断力を高め、俊敏性を生かすことを目指し、常に頭を使うトレーニングでした。私もサッカー部顧問だったのでオシムさんの書いた本を読んでいたのを思い出しました。
 オシムさんの言葉の中に 水を運ぶ人 という表現があります。試合の中で献身的に汗をかき、チームに不可欠な選手です。目立たなくても縁の下の力持ちの存在です。クラスの中にも水を運ぶ人はいると思います。感謝です。ありがとう!

試合観戦(5月2日)

 行動制限のない大型連休に入っています。部活動では練習試合や大会が行われています。3年生の保護者にとっては、部活動で活躍する我が子の姿を見るのは、コロナの影響ではじめてな方もいるかもしれません。声援は控えなければいけませんが、あたたかい目線で、お子様にパワーを送ってください。私も二中生を応援しています。

  

加点方式(5月1日)

 4月が終わり5月に入りました。4月に立てた目標はどうでしたか。これもあれもできなかった(減点方式)と最初に考えがちですが、できたこと(加点方式)も必ず振り返ってほしいと思います。新しく友達ができた、話せたことなどもりっぱなことです。一つひとつの積み重ねが自信につながります。
 5月も半歩先の目標を立てて、加点方式で進んでください。

進化(4月30日)

 自動運転車が増えるにしたがい、高速道路も進化するようです。自動運転車専用のレーンが設けられるそうです。また、走るだけで自動的に充電されるワイヤレス給電レーンの構想もあるとニュースで取り上げられていました。実現に向けて取り組んでいる皆さんに感謝です。思いを形にしていく。常に挑戦です。いつかは空飛ぶ自動車も見られるかもですね。
 立川二中も進化していくために挑戦、感謝、貢献を軸に進んでいきます。

封水(4月29日)

 昨日の答えは、封水です。悪臭や虫の侵入を封じる役割があるそうです。防ぐだと防水になって意味が違うようになってしまうかもしれません。封じるが適切です。合点がいきました!

水①(4月28日)

 昨日のテレビ番組の中から・・・洋式水洗トイレにたまっている底にある水の名前は何と言うでしようか? またこの水の役割は何か 考えてみてください。役割と関係する漢字が名前に使われています。

まぁいっか(4月27日)

 人生最強メンタル まぁいっか です。
 ・ま まじめにやり過ぎない
 ・ぁ 熱くなり過ぎない
 ・い 意地になり過ぎない
 ・っ 強く言い過ぎない
 ・か 干渉的になり過ぎない
 心に余裕をもつために大切ですね。少し過ぎていることが多いかなと振り返って反省です。

速く走るには(4月26日)

 体育の授業では、短距離走に取り組んでいます。腕や脚の動きについて学んでいます。私が習っていた頃よりも科学的に先生が教えています。コツがつかめるといいですね!
 脚が前に進むには、腕を早く振る(早く引く)ことが必要です。外国の選手の上腕は太いです。上腕三頭筋は腕を引くのに使われる筋肉です。身体の動きをよく知るとおもしろいかもしれません。

       

アクが強い(4月25日)

 アクが強い人は、強烈な個性をもっている人を指しますが、この アク を漢字で書くと 灰汁 です。アク とは植物に含まれる渋みのある成分のことです。悪と間違いそうなので気をつけましょう。生徒の皆さん、料理の中で アク を取ったことがあると理解しやすいですね。

役不足とは(4月24日)

 テレビ番組で俳優さんが役不足とは、本来、俳優が与えられた役どころに対して、不満をいい表す言葉であつたと話していました。
 とかく力不足というような意味で使われていますが、これは意味のはき違えです。
彼ほどの能力があれば、係長では役不足だと思います。が正しい使い方です。
 そうなんだ と学習した時間でした!

マンホール②(4月23日)

 昨日の解答です。マンホールのフタが丸い理由は、どの角度でフタをはめようとしても、下に落下することがないからです。
四角いフタだった場合、斜めにすると下に落下してしまう可能性がありますね。
 なるほど 納得です!

マンホールについて(4月22日)

 マンホールという名称はman(人)とhole(穴)をくっつけた造語です。人が入るための穴ということで、シンプルな由来です。
 マンホールのフタは、必ず丸いものになっています。その理由が何かわかりますでしょうか。この問題は、マイクロソフト社の入社試験で出されたこともあります。想像力を働かせて問いてみてください。

 

給食の配膳員さんから(4月21日)

 給食の配膳員は毎日、給食日常点検票を記入し、気付いたことをコメントしています。
 
◎持ち出しのときに3−5女子の6名が来室の際、楽しそうに「いただきます」と言って、退室していきました。こちらも明るい気持ちになりました。

◎回収時は、いつものメンバーに○○さんんも加わり、余り牛乳を集めたり、ゴミ箱に誘導してくれたりして助かりました。

 二中生の心あたたまる行動ですね。さすが2中生!!

あさがお(4月20日)

 1年生のあるクラスの学級通信のタイトルは「あさがお」です。クラスで案を募集したところ、「絆」と「開花」というワードが多く出てきたそうです。
 そこで、絆の花言葉をもつ 「あさがお」 に決定しました。担任からは、花のように明るいクラスの様子をお伝えしたいとありました。
 いろんな想いがつまった学級通信のタイトルに感動です。

麗峰(4月19日)

 1学年の学年だよりのタイトルは「麗峰」です。校歌の一番の歌詞から取ったそうです。
 麗は「うららか」とも読み、空が晴れ太陽が明るく照っている様子を表しています。峰は「みね」とも読み、山の高くそびえる頂のことを指します。とお便りには書いてあります。
 1年生の先生方がどんな想いでこのタイトルをつけたか、時々思い出してみてください。「麗峰」のタイトルの原点が校歌というのは、とても素晴らしいです。

鍛錬(4月17日)

 宮本武蔵は、五輪書の中で「千日の稽古を 鍛 とし、万日の稽古を 錬 とす」と書いています。
 「鍛」は技を習得すること。一千日は、約3年です。中学校の3年間にも当てはまりますね。自分を鍛えてあらゆる基礎を築いていく時期だとも言えます。
 私も中学生と同じ気持ちで、校長として、信頼という基礎を築いていきたいと思います。

エビングハウスの忘却曲線(4月16日)

 「エビングハウスの忘却曲線」とは、忘れるまでの時間と記憶の関係を表した図のことで、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱したものです。

 人の脳は一度勉強したことは、1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに一週間後には77%、1ヶ月後には79%忘れるとされています。もちろん、これには、個人差があります。時間が経つほど、記憶は減るというのは事実です。

 復習のタイミングをどうしていくか。記憶を定着するにはどうしたらよいか、是非、調べて取り組んでみてください。

 そこから昨日の記事にある、付箋を活用して、特許をとって商品化した高校生には脱帽です。

ふせんへの気付き(4月15日)

 4月14日の朝日新聞の夕刊に高校生が考案した ふせん に関する記事がありました。
 単語を覚えたのに、すぐ忘れてしまう→効果的な復習はないか→エビングハウスが提唱した忘却曲線を活用した問題集に出会い、取り組む→成績が向上→より効果的な方法を考えたときにふせんに出会う。

 ふせんから特許を申請→試作品を生産してくれる会社を探し、2社か決定。

 「エビングハウスフセン」と名付け、販売もはじまる。

 発明は身近なものにある、効果的な方法を探す(探求する)なかで発見、気付きがあると強く感じました。

 忙しさに心を失われず、アンテナを張っていきたいです。