日誌

校長室から(R6年度までで更新停止となっています)

Hello校長室369


■今日の読売中高生新聞は、「新中1生、新高1生の春のしくじりは?」
という記事でした。二編紹介します。『自己紹介で言った好きな食べ物が
あだ名になった』『学生証の写真を撮るときに寝癖がついたままだった』
とありました。私も経験ありの出来事です。さて、新1年生の皆さんは、
入学に際して心の準備は万全だと思います。「初めて」って緊張しますね。
心配しないでくださいね。私が初めて副校長になった時、初出勤の前の日
は眠れませんでした。でも私が二中に初出勤する前の日は爆睡しました。
心ってたくましくなるんです。         (4月3日飯田芳男)

Hello校長室368


■「かすみ」も「おぼろ」も、春の風物がぼんやりと霞(かす)んだ様子を
表す言葉です。かすみなら昼間、おぼろなら夕方から夜と教わった記憶があ
ります。6年生を担任したとき、親子で「おぼろ月夜」の二部合唱ができた
らカセットテープ(時代が古い!)に録音してきてというお願いをしたこと
があります。「♪菜の花畑に入り日うすれ 見渡す山の端、かすみ深し…」
3人がテープを持参し、学級で聴いてみました。3組ともとても見事な父と
子、母と子の二部合唱でした。新学期を迎えると思い出します。私は一年中、
景色が霞んで見えます。完璧な老化現象です。   (4月2日飯田芳男)

Hello校長室367


■「四月一日」と書いて「わたぬき」さんという姓の方がいらっしゃいます。
由緒あるお名前にいつもながら感心していました。冬の寒さがぬける4月、
衣服から綿を外した今日この頃を「わたぬき」といったという説もあるよう
です。金田一春彦先生は「八月一日」という姓の読み方を「ほづみ」さん、
「日月」で「たちもり」さんという姓の読み方も紹介しています。金田一先
生は、エープリフールの日にちなんだ話題ですが「ウソではありません」と
述べていました。                (4月1日飯田芳男) 

Hello校長室366


■3月31日で学年が終わります。卒業証書の日付通り3年生は今日まで
本校に籍があります。小学校の卒業証書は3月25日の日付かもしれませ
ん。慣例上のことかもしれません。もっと微妙なのは4月1日生まれの方
の小学校入学の事例です。法律で4月1日時点で満6歳になった翌日は、
ひとつ上の学年になると決められています。4月1日生まれと4月2日生
まれでは1学年違うことになります。微妙な人生の選択です。でも、この
規定のおかげで、2月29日生まれの方も毎年ひとつずつ年を取ることに
なります。私は3月生まれです。この年になると、「誕生日でひとつ年が
減る制度」を導入してほしいと思ってしまいます。 
                      (3月31日飯田芳男)

Hello校長室365


■満開の桜に雪が降ると折れないかどうか心配です。幹が曲がっている桜
も多いのでちょっと気になります。桜は、川沿いに植えられていることも
多いようです。川面に倒れかかっている桜も多いなあと思います。玉川上
水の学習では、「花びらが水の消毒になる」という予想が多いのですが、
真偽はわかりません。さて、まもなく4月、♫東京で見る雪はこれが最後
ねと…♪ 「なごり雪」を心の中で歌いながら出勤します。
                      (3月30日飯田芳男)