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日誌
校長室から(R6年度までで更新停止となっています)
Hello校長室642
■今日からお仕事の方も多いのでしょうが、朝の立川駅界隈
はひっそりとしてしていました。学校の花壇に水をあげると、
どの花からもゴクンゴクンという音が聞こえてきました。学
校は生徒がいないとコンクリートの箱のままです。校舎も、
「二中生の登校を心からお待ち申し上げています。」と言っ
ております。「始業式には笑顔もお忘れなくご持参ください」
という声もキャッチしました。 (1月4日飯田芳男)
Hello校長室641
■お雑煮の餅は「丸餅か四角なのか」毎年のように論じると、
亡き父が「そんなくだらないこと、まだ言ってるのか」とた
しなめていました。その根拠はあると言えばあります。江戸
時代、物流は文化の中心京都から江戸へながれていました。
京都から全国に広がった逸品は『くだりもの』とよばれてい
ました。一方、将軍のおひざ元江戸からの品は下りようがあ
りません。また、由緒がないということも影響したのか「ク
ダラナイもの」と粗悪品扱いされたこともあったようです。
でも、モチろん餅が京都発なのかは不明です。餅の論争は、
焼くのか煮るのかでも盛り上がります。私はどちらも好きな
のでヤキモチをやかれます。 (1月3日飯田芳男)
Hello校長室640
■江戸の頃から、年の初めに毛筆で恵方に向かって詩歌を
書くならわしがあったようです。それが『書初め』の由来
のようです。初めて書いた用紙は、左義長(さぎちょう)
で燃やすと言われています。栄町の愛宕神社のどんど焼き
のようなものです。あくまで私の推論です。私の書初めの
思いでは「涙」しかありません。始業式の前日、七日に、
泣きながら書いていました。 (1月2日飯田芳男)
Hello校長室639
■初日新年。明けましておめでとうございます。二中生の
皆さんにとって良い年であることを祈念します。寒さに耐
える二中の桜は、皆さんと一緒に春の訪れを待っています。
(1月1日飯田芳男)
Hello校長室638
■井原西鶴の世間胸算用には、大晦日(おおつごもり)の
ドラマが描かれているそうです。でも通読したことはあり
ません。いつもの「知ったかぶり」です。ただ「一日千金」
というテーマのこの作品、大晦日は「勝負の日」だったら
しい?江戸庶民のドタバタぶりを、いつかは読んでみよう
と思いつつ、かるく40年以上経ちました。私が、年の終
わりにやり残したことは数知れず。でも気を取り直して、
366日目を普通にふつ~うに過ごします。二中生の皆さ
んが良い年を迎えられることを祈って…。
(12月31日飯田芳男)