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日誌
校長室から(R6年度までで更新停止となっています)
Hello校長室294
■17日深夜(18日)フジテレビ、ライドオンタイムという番組に卒業生の
ジェシーさんが登場しました。当時の音楽科の清水先生も出演されました。本
校の音楽室をお貸ししたので、私も興味深く拝見しました。期せずして三鷹駅
東京方向で特快を待っていたら看板に遭遇、こちらもじっくりと拝見しました。
清水先生作も「道標(みち)」という曲も良かったです。二中という学び舎か
ら多くの卒業生が巣立ちました。いろいろなかたちで先輩たちが社会の荒波に
もまれながら活躍しています。人生の節目には学び舎を思い浮かべてくださる
と嬉しいです。 (1月19日飯田芳男)
Hello校長室293
■日の出が二日で1分ほど早くなりました。日の入りは毎日1分ずつ遅くなっ
ています。太陽は春を待つ人々の期待に応えています。暦はまもなく大寒です
が、スーパーやコンビニに恵方巻の宣伝がおどっています。商戦は季節を早く
取り込みます。各業界の先を見通す知見は学びたいとおもいます。さて「早く」
というワードに続き「速く」に関する情報提供です。明日は市民駅伝が開かれ
ます。二中教職員チームも参加します。「速く」走り、昨年までの本校の記録
がないので全員が区間新記録です。私は所用で沿道に行きませんが、健康で、
無事に完走することだけを祈ります。選手名は、現在「私は出たくない」とか
「私は最初はいやだ」「アンカーは恥ずかしい」等ともめているため、公表は
レース後にさせていただきます。 (1月18日飯田芳男)
Hello校長室292
■6434人が犠牲になった阪神大震災から25年経ちました。この日午前5
時46分、私はニュース速報で目が覚めました。震度7の報道に驚愕したもの
です。小学校6年の担任を担任していました。児童と募金活動をしました。そ
の子たちも37歳です。そう思えるのも命あってこそです。そしてこの頃、携
帯電話がまだ普及していなかったので情報がテレビ、ラジオからの発信が中心
だったと思います。火災の報道が数日映像でながれていた気がします。あらた
めて亡くなられた方々に哀悼の意を表します。引き続き、二中生の命を守るこ
とに心血を注ぎます。 (1月17日飯田芳男)
Hello校長室291
■暖冬とは言っても手はカサカサになり、くちびるは荒れてしまいます。私は
我が家の洗面台にチューブのスキンクリームを置いています。今年もやってし
まいました。スキンクリームを歯ブラシにつけたのです。そして今日は久々に
歯を磨きました。おそろしい朝が始まりました。二中生の皆さんはどうか真似
をしないでください。しっかりうがいをしたので大丈夫だと思います。おかげ
で口の中にうるおいが感じられます。いえ、そんなことはありません。口の中
は元々うるおっています。ところで、手のカサカサをふせぐスキンクリームは
「桃の花」と言います。現代人はおよそ利用しないと思います。効果はありま
すが、ちょっと恥ずかしいです。祖母の愛用品でした。ある日祖母は「うぐい
すのフンも効きめがあるよ」と教えてくれました。「ふ~ん」と答えただけの
私です。 (1月16日飯田芳男)
Hello校長室290
■今日の読売新聞こどもの詩を紹介します。題は「持ってくるもの」小学校4
年生の男の子の作品です。『あしたは 音楽発表会 連絡ちょうの 持ってく
るものらんに オレは がんばる気持ち と 書いた』ほほえましいですね。
「人生で大事なのは、目標をもつこと」そして、その目標は紙に書くべきもの
だと、昨日クリティカルシンキング講座の大野先生が述べていました。この男
の子も「がんばる気持ち」を連絡帳に書いたのは見事です。私はこの頃「あせ
る気持ち」ばかり持ち合わせていたような気がします。私は今から、がんばる
気持ちを形にして持ち歩こうと思います。 (1月15日飯田芳男)
Hello校長室289
■『蒲団着て寝たる姿や東山』嵐雪の句です。やわらかい線を描いて横たわる
冬の京都・東山を描いた句です。金田一春彦先生は、蒲団(布団)を着るとい
う点に着目して、『江戸の人は、蒲団はかけると表現する』と述べています。
加えて、西日本は「着る」を多用し、帽子をかぶることも「着る」と述べ、さ
らに、英語ではput onかweаrですむのに、東京語は、帽子はかぶる、めがね
はかける、手袋ははめる等使い方がわずらわしいと指摘しています。二中生の
皆さんはどう思われますか。嵐雪は松尾芭蕉のお弟子さんで服部嵐雪と言いま
す。たしか湯島の生まれではないかと思います。しかし、淡路島という説もあ
ります。せっかくですからもっと調べてみようと思います。なんせ、毎年『梅
一輪 一輪ほどの 暖かさ(嵐雪)』しか言ってませんから…。まもなく全国
の校長先生がこの句を引用する時期になります。 (1月14日飯田芳男)
Hello校長室288
■今朝読売新聞を読んでいたら、立川駅南口の『オニ公園』の記事に遭遇しま
した。設計者が立川市役所の職員さんで、当時二十代の方とのことでした。こ
の方が、「完成後に、たくさんの子供たちが遊んでいるのを見て本当にうれし
かった」と述べています。公園ができたのは、1981年だそうです。およそ
40年経過しています。折しも今日は成人の日です。40歳は「ダブル成人式」
というそうです。「私が初めて、二分の一成人式を指導した子たちも40歳か
あ…。」と感慨にふけっています。 (1月13日飯田芳男)
Hello校長室287
■昨日は制服の採寸が行われました。新入生が150名近く来校してくれまし
た。また、関連業務でPTAの役員さんもお時間をさいていただき感謝してお
ります。春が待たれます。この冬は、二中前の木立が葉を落とし、中央線から
チラッと屋上付近を垣間見ることができます。校名の看板を少しずらせばよか
ったかなと思案もしてみました。二中の校舎を確認するためにドアにへばりつ
いています。二中生の皆さん、中央線に乗車したら、0.3秒位の至福の時間を、
どうぞお楽しみください。 (1月12日飯田芳男)
Hello校長室286
■鏡餅をいただく鏡開きの日です。切るとか割るという言葉を使わず、開くと
いう表現をしています。私はよく鏡餅を手で細かくするのを手伝っていました。
中学の頃は、母に六日ごろ細かくするよう命ぜられました。宿題をやっていな
い私と口論になったものです。でも両親が年老いてからは、松の内に率先して
鏡割をしていました。餅を乾かして揚げ餅をするためです。乾いていないとカ
ラッと揚がりません。時々市販されているものをいただきますが、美味しすぎ
て、子どもの頃の懐かしい味に出会うことがありません。いつか私が製作する
揚げ餅を、二中生の皆さんに召し上がっていただきたいです。
(1月11日飯田芳男)
Hello校長室285
■寒い日はふとんから出にくいものです。ところでこのふとんは、PCでは、
布団と蒲団の両方が変換候補です。金田一春彦先生は、昔、ふとんは、ガマの
葉で編んだから「蒲」を当てたそうです。今は布です。また、調べてみて驚い
たのはふとんのとん「団」が、「まるい」を意味するということです。高野山
では当時丸い座布団だったと金田一春彦先生は述べています。以前はふとんに
しろ、ざぶとんにしろ丸かったのですね。二中生の皆さん、丸いふとんを見か
けたら教えてください。私の実家には丸い座布団があります。亡き祖母が愛用
していました。丸いテーブルの脇にあります。人数が増えても丸テーブルなら
安心です。先人の知恵ですね。でもふとんが丸いのは何のメリットがあるので
しょうか?? (1月10日飯田芳男)