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日誌
校長室から(R6年度までで更新停止となっています)
Hello校長室652
■日中は校庭で16℃ありました。少しホッとする気温でし
た。明日の日の出が6時50分です。しばらく6時51分で
したから1分だけ春が近づいています。ところで、人は気温
が暖かいと表情が柔らかいです。大人はまさにそう!お願い
事や謝りたいこと等、二中生の皆さん、今日がチャンス!
(1月14日飯田芳男)
Hello校長室651
■金田一春彦先生は、この時期『蒲団着て寝たる姿や東山』
という句を紹介しています。西日本では蒲団や帽子を「着る」
と言ったようです。また、ふとんは、昔、ガマの葉で編んだ
そうで、やがて布になって布団(ふとん)という字をあてた
と金田一先生は述べていました。ちなみに「団(とん)」は
丸いという意味だそうです。ふとんはともかく、座ぶとんは
丸いものもありましたね。さて、冒頭の句は服部嵐雪の句で
す。松尾芭蕉に俳句を習った方です。『梅一輪 いちりん
ほどの 暖かさ』が代表作です。 (1月13日飯田芳男)
Hello校長室650
■読売新聞連載している四コマ漫画『コボちゃん』は、1月
7日に1万3750回を達成しました。作者の植田まさしさ
んは、やめたいと思ったことは一度もないそうです。絵を描
くこと、工夫することが好きなんだそうです。モットーにし
ているのは「70%のおもしろさでよし」とのことでした。
私には100%でもなく50%でもないのが嬉しいです。ち
ょっと肩のこりがほぐれました。 (1月12日飯田芳男)
Hello校長室649
■今日は鏡開きです。武士が甲冑(かっちゅう)の前におそ
なえしたお餅を、お正月明けに食べた『具足(ぐそく)祝い』
が由来しているとも言われています。刃物で切るのが縁起が
良くないとされているので、木づちで細かく割るスタイルで
お餅をいただくようです。『割る』より『開く』としたのも
縁起をかついだからでしょう。私の子供の頃は、鏡餅を割り
数日部屋の中で天日干しをしていました。それが私の仕事で
した。のちに乾燥した餅を祖母や母が少量の油で揚げました。
鏡開きの思い出です。 (1月11日飯田芳男)
Hello校長室648
■雪の多い地方では、日々の生活に負担がかかっていて心よ
りお見舞い申し上げます。先人が春を待ちわびたのが理解で
きます。でも私は暑ければ涼しさを求めてしまいます。四季
があることの素晴らしさをつい忘れてしまいがちです。知恵
をだしながら課題を乗り越えなくてはと自戒するこの頃です。
(1月10日飯田芳男)
Hello校長室647
■読売新聞のコラムに、詩人の長田さんの作品が『苦い』が
『若い』になってしまったが、評判がいいのでそのままにし
たとありました。そういえば、辛い(つらい)も幸い(さい
わい)も紙一重です。物事はいい方に考えたいものです。
(1月9日飯田芳男)
Hello校長室646
■始業式を迎えました。7日までを松の内と呼んでいます。
二中生は、正月の気分が抜け新学期にふさわしい態度で登校
してきました。笑顔を忘れなかったのが嬉しいですね。今朝
は氷点下でした。これから一年で一番冷え込むのかもしれま
せん。私の高校は、大寒の頃の一週間、寒稽古がありました。
月曜から土曜まで、朝7時から40分くらい行われます。マ
ラソンと剣道、柔道の三択です。私は柔道を選びました。黒
帯が欲しかったのです。柔道一直線というテレビ番組の影響
も大きかったです。寒稽古で得たものは「夜明け前が寒い!」
でした。 (1月8日飯田芳男)
Hello校長室645
■昭和64年1月7日は昭和天皇がお亡くなりになった日で
す。午前6時33分から、テレビが通常の番組をながさなく
なりました。私は教員になったばかりで小学校4年生の担任
でした。始業式前の準備に出勤する途中でした。昭和64年
は7日間しかなかったということです。以来、昭和64年生
まれの児童生徒に出会ったのは一人でした。ともあれ、独特
な1月7日でした。しかし今年はコロナが心配です。皆さん
の健康を願ってやみません。 (1月7日飯田芳男)
Hello校長室644
■私は以前、野球の選手がトリプルスリーを目指しているの
を聞いたことがありました。打率3割、30本のホームラン、
30盗塁です。巧打者であり、俊足でないと難しい目標です。
私は無謀にも、それにちなみ、30本の映画鑑賞、30作品
の物語か小説の読破、そして前年より3割減の片づけ、断捨
離に挑みました。なかでも3割減の片づけには苦労しました。
原因は、片付けの量というのが目分量だったからだと思って
います。でも目標というのは数字にたどりつくだけではあり
ませんね。「毎日最高の笑顔で締めくくる」なんていう目標
は目分量が一番です。人は日々いろいろな目標に向かっていま
す。そして実にたくさんのことを成し遂げています。……と、
私は勝手に自分をほめています?! (1月6日飯田芳男)
Hello校長室643
■読売新聞のコボちゃんは、書き初めをまだやっていません
でした。私の子供のころのように泣きながら書くようになら
ない事を願っています。6年生の時は、始業式前日の夜に大
慌てでやりました。墨がなくて大泣き、半紙がなくて、また
大泣きです。母親が、閉店していた文具店に懇願して売って
もらい何とか完成。私の涙が落ちてにじんだ文字は、二度書
きして修正、翌日、何食わぬ顔で担任の先生に出しました。
先生は「塗ったでしょ」と笑っていました。その先生と出会
って50年、今年も年賀状が届きました。
(1月5日飯田芳男)