日誌

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作文紹介:思い出、考えたことなど

昨日まで5日間に渡り、全講座終了後に提出されたセンター員の作文の一部を抜粋して紹介しました。

講座以外のことでも、大変興味深い感想がありましたので、紹介いたします。

 

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二小:Iさん(6年生)

挑戦することを学びました。

アマチュア無線技士の資格の取得です。

きっかけは科学センターのお手紙でした。

そこで初めてアマチュア無線を知りました。

私は興味を持ったので、羽村の講習会を受けて無事に4アマに合格しました。

また、そのあともさらに極めたいと思い、八王子で3アマをとりました。

そして科学センター内の青少年アマチュア無線クラブで使い方やコツを教えていただき、複数局と交信させてもらいました。

やってみると、とても面白くまたやりに来ようと思いました。

 

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四小:Hさん(6年生)

 

また生物多様性といえば性多様性や人種多様性というものです。

これらは今世界で問題になっている「性平等」や「難民問題」にもつながることです。

このように科学というものは人間の世界の第一歩ということもできます。

つまり自然と生きていくこと、貧困をなくすこと、などの「平等な世界」に当てはまることなのです。

そのつながりを学ぶことで人間としても成長できると思います。

だから僕は科学を知り、科学を活かすことの大切さを学ぶことができた科学センターがとても自分のためになりました。

 

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六小:Mさん(6年生)

5年生までの間はあまり他の学年の子や、他学校の人とはあまり話しませんでした。

むしろ話すのがこわいと感じていました。

けれど六年になり、下級生をまとめるという立場になり、自分のこわさをなくそうと思い、積極的に話すようになっていました。

そして、いつのまにか他学校の子とも自然に話せるようになっていました。

自分が変われて一番うれしかった出来事です。

次に気が付いたことは、身近なものでもまだ自分の知らない深いなぞがあるということです。

私は、この二年間で「なぜ?」「どうして?」がなぞを見つける基本だと思い、これを考えながら二年間の科学センターを通してきました。

そしてこの二つのワードが考えるための言葉にいつのまにかなっていました。

なので中学生の科学の授業でも、大人になってもこれを基本にして考えて発見してみたいです。

 

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上砂川小:Nさん(5年生)

家に帰ってから家族に話しながらセンター手帳にまとめたりする時間も楽しかったです。

書き出してみると頭が整理されたり、家族の質問に答えようとするとわからないことが出てきたりしました。

 

 

 

 

1年間ありがとうございました王冠

 

※令和6年度の募集は4月に5~6年生へ学校経由でおたよりを配布します。

 

 

 

 

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作文紹介:ロボットプログラミングコース

全講座終了後に提出されたセンター員の作文より一部抜粋して紹介します。

 

【ロボットプログラミングコース】

二小:Iさん

縁がないと思っていたプログラミング。

チームメイトと策を練り協力し、時にぶつかりながら本番を迎えました。

結果はそこまでよくありませんでした。

でも、縁がなかったといってもいいプログラミングに挑戦できたことを誇らしく思いました。

 

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四小:Aさん

ロボットを作る時、ロボットが重すぎるとのぼらないから、軽くする部品など色々なところと気を付けてつくるのが少しむずかしかったけれど、楽しかったです。

 

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西砂小:Eさん

ロボットを作って動かすなんて簡単だろうなと思っていました。

でも今は違います。

ロボットはそう簡単に動かせません。

一つ問題を解決すると、すぐに新しい問題がおきました。

なんだか人の人生みたいだなと思いました。

 

 

宇宙エレベーターロボット競技会立川大会の様子

 

 

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作文紹介:6年生コース②

全講座終了後に提出されたセンター員の作文より一部抜粋して紹介します。

 

【6年生コース②】

溶解度と再結晶

水の入ったビーカーに硝酸カリウムを入れるときに、カリウムが固まっていたのでこぼれてしまい大変でした。

でも、結晶になったときは、ビーカーの側面からはりみたいにとげとげした結晶ができてとても感動的でした。

塩化アンモニウムが結晶になるとき、小さな三角柱がいくつもできて、だんだんと大きくなっていく様がとてもきれいでした。

塩化ナトリウムは蒸発させるときに結晶になった塩化ナトリウムがポップコーンのようにとんできておどろきました。家でも実験してみたくなりました。(第五小:Tさん)

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色々な粉を水にとかすと、トゲトゲした結晶や、全体をうめつくす結晶など色々な形、種類があり、とてもきれいで印象に残りました。

この講座のあと、学校で水溶液の授業で塩を蒸発させることをしました。

その時に、私が講座で不思議に思っていた、なんで塩だけが出てくるのかと思っていました。

塩意外の液は、固体がとけているのではなく、気体がとけていることが分かりました。(若葉台小:Aさん)

 

電波・無線とラジオ製作

電波は光と同じ速さであること、また、ラジオは音声信号を電波にのせてラジオまで届けられていることがわかりました。

ラジオ製作では、去年の講座でもやったハンダ付けがまたでてきたのでおもしろかったです。

本当にラジオが聞けるかわからなかったので、できたこときはうれしかったです。(第一小:Iさん)

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電波は私たちの今の生活にかかせないもので、スマホなどの通信機器どうしで、情報をやりとりするときに、その情報を運ぶのが電波だとわかり、速さは光と同じなんだと知り、おどろきました。

そんな電波を使った電子機器の一つ、ラジオを作りました。

一つの小さい電子機器にも、たくさんの部品が入っていることに体験をして気づきました。(西砂小:Sさん)

 

 

カラフル実験ショー水のふしぎ

水の中に氷を入れて浮くのは、全然気にしたことがなくて、確かになんでだろうと疑問に思っていたら、氷の間に空気が入っているからということがわかりました。

他にもインクを上に浮かせて模様を作るマーブリングが楽しかったです。

色んなインクを使ってみたり、似たような色を使ったりたくさんためしたのが面白かったです。

赤色と青色で作ったやつが一番きれいでした。(第一小:Fさん)

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「水にはなぞがたくさんある」ときいてとてもおどろきました。

身近すぎて考えたことがなかったからです。

水の層をつくるときは、水が順番に並ぶなんて不思議だと思いました。

ぼくたちの班は混ざり過ぎちゃったけど、他の班のをみてとてもきれいだと思いました。(西砂小:Iさん)

 

仮想宇宙旅行

見せてくれた映像でふだん見ているシリウスやペテルギウスが地球から遠くてびっくりしました。

土星がガスでできていることを知りました。

ブラックホールの周りがゆがんで見えておもしろかったです。

宇宙のことをたくさん知れて宇宙に興味をもったので、家にあった宇宙の図鑑を読み直したり宇宙のDVDを見たりしました。(第六小:Hさん)

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私は星座に興味があり、宇宙の講座は聞いていてとてもたのしかったです。

講師の先生が、図鑑に載っていないことをわかりやすく説明してくれたので、帰宅後、家族にクイズとして出題しました。クイズにしたことで、私自身も理解を深められました。(第八小:Sさん)

 

 

 

 

 

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作文紹介:6年生コース①

全講座終了後に提出されたセンター員の作文より一部抜粋して紹介します。

 

【6年生コース①】

音を発見☆捕えよう!

振動でできる形の実験は、ボウルにラップを敷いて、その上に塩をまいて声を出すと振動がおきて、塩が色々な形になるものです。

人それぞれ塩の形がちがうのでとてもおもしろかったです。(第四小:Wさん)

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色んなものをたたいて水にあてたとき、すごい水がはねて、少し水がかかって気持ちよかったです。

それがたたいたときの振動で水がはねたということがわかりました。(第五小:Oさん)

 

 

動物のからだのしくみ

アジの心臓が一センチくらいの大きさということを知りました。

また耳石に日輪というものがあることがわかりました。

みんなで取り出して耳石の日輪を数えて平均を求めると、マアジの平均年齢がわかるかもしれないと思いました。(第一小:Sさん)

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小アジの歯は片側だけで四本ありました。

目の中には水晶体があり、それを焼いたり蒸したりすると、水晶体は白くブヨブヨにやわらかくなり思わず潰しそうになってあやうく観察できなくなるところでした。

体の中は肺がないかわりに「エラ呼吸」です。

体の中はエラ以外は大体人間と同じでした。(新生小:Yさん)

 

 

海の生態系とちりめんモンスター探し

タコやイカの子どものときの姿のものがふだん食べているものの中に入っているなんて知らなかったため、そこが楽しかった。(第五小:Sさん)

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海には多くの生き物が生活していて、食べたり食べられたりする関係でつながっていました。

人間の行動で海の生き物の生活に影響が出ることを改めて実感しました。

またチリメン探しでは、今までしらすごはんを食べたときに、タコ等がはいっていたら嫌でしたが、今はチリモンを見つけるとうれしくて、集めてしまいます。(第八小:Sさん)

 

 

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作文紹介:5年生コース②

全講座終了後に提出されたセンター員の作文より一部抜粋して紹介します。

 

【5年生コース②】

不思議な静電気の実験

静電気を下敷きなどで作れることや、強さが変わっていると小さな雷のようなものができるということが分かりました。

これからは、いろいろな静電気を作ってみたいです。

また日常での静電気はどのくらいの電気が出ているのか知りたいです。(第四小:Hさん)

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静電気でアルミホイルつきコップを回す実験をした。

静電気で回せるんだとびっくりしました。

そして静電気を発生させやすいものがあるとはじめて知りました。(第十小:Tさん)

 

 

東大CAST 冬の科学祭

電気と磁石の実験では「ふるはつ」という実験と「かなでのそう」と「アラゴの円盤」などの実験をしました。

電気と磁石だけで電気や音を出せたりできるので電気と磁石は有力なパートナーだと思いました。(第三小:Tさん)

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シャボン玉はふつう作るとぷかぷかとゆっくり上にいきますが、シャボン玉の中には、空気が入っているのでそうなるのです。

二酸化炭素を入れると、気体が重いので、どんどん下に行きます。水素を入れると、気体が軽いので、どんどん上にいきます。

また水だと軽すぎず重すぎないのでぷかぷかういているだけなのです。

他にも、ボールのようにぽんぽんはねさせることのできるすぐにわれないシャボン玉もあります。

シャボン玉は、全部同じようなものだと思っていたけれど、こんなふつうのシャボン玉とちがうのがあることがびっくりしたし、勉強になりました。(第六小:Mさん)

 

 

身近な物質の酸とアルカリ

身近にある食器用洗剤やお風呂のバスクリンなどに万能指示薬を入れて、酸性かアルカリ性などを判断しました。

面白いと思ったことは色が変わっていくものもあることです。

例えば、トイレ洗剤のドメストに万能指示薬を入れると最初は紫になり途中で青緑に代わり、最終的には透明になることです。(上砂川小・Kさん)

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指示薬を使って試験管の中に虹を作りました。

試験管の下半分がアルカリ性色、上半分は酸性色となり、中央をさかいに色が強くなるグラディエーションが現れるというのがとてもきれいで面白いと思いました。(西砂小:Nさん)

 

 

 

 

 

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作文紹介:5年生コース①

全講座終了後に提出されたセンター員の作文より一部抜粋して紹介します。

 

【5年生コース①】

東大CAST 春の科学祭

一番おどろいたことはドライアイスのことです。

私は最初お湯を入れると出てくる白い煙は水の小さいつぶだと思っていました。

けれど、白い煙は、氷のつぶということがわかったのです。

私はドライアイスの煙を触ったときに、痛くないし、つめたく感じなかったので、氷だという感じがしませんでした。

目には見えないけれど、氷のつぶだと考えると興味深かったです。(第六小:Oさん)

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フィルムの映り方の実験。

光を通したフィルムの向こう側に虫眼鏡を置いて光を通す実験。

ぼくは最初、Aの形をしたフィルムに虫メガネを通しても変わらずにAが映るのではないかと考えました。

ところが、いざやってみると、星のような形がうつり、とても驚きました。

次に虫眼鏡を二つ通す実験をしました。

ぼくは、虫メガネを一つ通したら星のような形になるのだから、もう一つ増やしたらもとにもどるのではないかと予想しました。

すると今度はAの形が逆さに映りました。

予想とはちがった答えにますます興味を惹かれました。今度実験するときは虫メガネを三つ使ってやってみたいと考えました。(西砂小:Mさん)

 

ペットボトルロケット

私が特にもう一度やりたいのはペットボトルロケットです。

どのグループの中でも一番飛んでペットボトルを作った達成感がとてもあったからです。

そして、なぜペットボトルロケットは水と空気の割合が変わったら飛べる長さも変わるのか疑問に思いました。

なので空気と水の割合で一番よく飛ぶ割合は何対何くらいかと気になりました。(第二小:Aさん)

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私はチームメイトとより遠くに飛ばすために、水や空気の量を増やしたり羽の向きを変えたりと色々工夫しました。

六回の中で理想のようなきれいな半円を描いて飛んでペットボトルロケットはありませんが、飛ばしていく内に飛距離が長くなっていきました。

確実に結果が伸びていてうれしく思い、さらに条件を変えて実験したい。(第九小:Tさん)

 

プランクトンの顕微鏡観察

ミジンコ・マルミジンコ・ミドリムシ、アオミドロ・ミカズキモ・イカダモなど微生物にはたくさんの種類がいることが分かりました。

たんぼや池など身近にいる微生物を顕微鏡で見ると色や形が様々だということで興味深いと思いました。(第六小:Tさん)

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血が動いていて、しょっかくのような部分がピクピクと動いていました。

次に、ほかの生き物を食べている時には、生きているなぁ、と感じました。

動くことと食べることは、生きているあかしだと思いました。(南砂小:Yさん)

 

 

 

楽しいサイエンスショー

特に植物の「種」の実験では「アルソミトラ」という気の種の説明があり、約一キロメートルもとぶということに僕はとてもおどろきました。(第五小:Mさん)

 

 

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身近な物の酸とアルカリ/仮想宇宙旅行

1月13日・1月20日の2週にわけて、5年生は片江安巳先生による「身近な物の酸とアルカリ」の講座が行われました。

入浴剤や洗剤など、みんなもよく知っているものが酸性なのか?アルカリ性なのか?を調べていきます。

リトマス液や万能指示薬を使って色の変化で何性なのかを確認するので、カラフルに変わっていく様子に驚きの声も上がっていました。

入浴剤にも酸性・アルカリ性があるので、どうして同じものでも性質が違うんだろう?という内容にも踏み込んでいきました。

1月13日講座

1月20日講座

 

1月20日の6年生の講座は齋藤匠平先生による「仮想宇宙旅行」が行われました。

国立天文台Mitakaを使って星や星座の動きを見るだけでなく、星に近づいて様々な角度から星の様子を観察したり、太陽系を離れ、銀河系を離れ、宇宙の果てまで行く仮想宇宙旅行。ブラックホールの観察も行いました。


Mitakaは天体や宇宙を視覚的に学べて、とてもリアルな星の動きや形が観られるソフトウェアです。

国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトのサイトから無料でダウンロードすることもできるので、興味のある方はぜひ使ってみてください。

1月20日講座

 

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カラフル実験ショー

1月13日、2024年最初の科学センターが開催されました。

早いもので講座は5年生があと1つ、6年生はあと2つで終了です。

今回は6年生で開催された久保田萌海先生による「カラフル実験ショー」の様子を紹介します。

「水」を使っていくつかの実験などが行われ、色水を使ってグラデーションを作ったり、マーブリングで色を写しとる作業ではとてもカラフルできれいな作品が見られました。

カラフル実験ショー

 

また、後半には水のSDGsの話もあり、海洋プラスチックゴミの問題や「掴める水」など、未来に向けた取り組みの話もあり、子どもたちは興味深そうに聞いていました。

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