日誌

最近の学校の様子です

二つの校歌

1階コミュニティールームに、旧けやき台小学校と旧若葉小学校の歌詞が、厳かに掲示されています。こちらは旧けやき台小学校の校歌です。一部光って見えない部分はお許しください。

けやきの木が、学校や地域の特色なのだなと思いました。富士の雪、武蔵野の青い空、爽やかな朝の風など、今でも続くこの地域の様子ですね。

こちらは、旧若葉小学校の校歌です。光ってしまうので斜めに撮影しました。お許しください。校歌に「のびよ若葉」という題がついています。けやきの柔らかな双葉、ひとふさの葡萄、嵐の後の富士などに、伸びてほしい子どもの理想が重なっているんですね。そして二つとも、直筆でものすごい達筆で書かれています。思わず背中がしゃんとしてする緊張感です。

作曲の渡辺 浦人先生は、数多くの校歌を作曲された方です。また、管弦楽や吹奏楽、室内楽、ギターやマンドリンのオーケストラと多岐にわたります。教育者としても有名で、あの山本直純さん(クラッシック音楽を、テレビでお茶の間に身近にさせた人)を育てた事でも有名。意外なところで、おそ松くん(アニメ)、赤胴鈴之助(映画)の主題歌の作曲なども手掛けています。

サトウ ハチロー先生は、詩や小説などを手がけた方です。歌の作詞でも有名で、リンゴの歌、長崎の鐘、小さい秋、うれしいひな祭り、悲しくてやりきれないなど童謡からフォークソングまで多岐にわたる活躍でした。校歌の作詞もとても沢山されていて、お二人は名コンビだったそうです。なんかお二人のお名前をどこかで見たなと、調べました。なんと以前勤めていた、昭島市で一番古い学校の校歌も、お二人のコンビでした。

 

作曲の大中 恩(おおなか めぐみ) 先生は、合唱曲の作曲が多かった方です。それに加えて、戦後は特に子供のための音楽をライフワークにされたとのこと。童謡だからと安易な曲作りはしない、というのが信念で、「サッちゃん」「おなかのへるうた」(以上作詞阪田寛夫)「いぬのおまわりさん」などなど多数作曲されました。もちろん合唱作品も多数作曲されています。阪田寛夫先生は従弟にあたるそうです。だからこその名コンビなのですね。

作詞の阪田 寛夫 先生は、詩人・小説家・児童文学作家・作詞家と幅広い活躍をされました。芥川賞も受賞されています。作詞に限っただけでも、上掲の3曲のほかに、「夕日が背中を押してくる」「ねこふんじゃった」「やきいもグー・チー・パー」「うたえバンバン」「大きなくりの木の下で」・・・もうたくさんの曲を作詞されています。校歌も多数作詞されています。ウキペディアには、「立川市立若葉小学校」の名も見られてうれしいです。

夢中になってしまいました。校庭で見つけた秘密は次回にさせてください。

 

おまけ 本当にわずかながら、反響がありました。調子に乗って問題です。

 問題 さてこの銅像、K区にあります。K区とはどれでしょうか。

    ①北区 ②江東区 ③葛飾区  正解は分かりますよね。

 

科学展の用紙を受け取りに、この暑い中、学校に来ていただいた保護者の方が、また一名 。本当にありがとうございます。

夏祭りの季節ですね

7月25日(金)のお話です。若葉町4丁目の

地域福祉アンテナショップ「BASE★298」

において、「夏祭り298夜市」がありました。

地域福祉アンテナショップとは、地域の空き部屋

や、企業・団体の空きスペースを利用して、サロ

ンやコミュニティカフェをひらいたりして、近隣

住民や団体がつながる場です。立川市福祉協議会

の取組です。副校長先生と自転車で行ったのです

が、副校長先生の速いこと。ついていくのに必死

でした。体を鍛えないといけません。

スーパーボールすくいや、わなげ、たこやきや

やきそば、ポップコーンなどで皆さん楽しんで

いました。普段もこの場所は、地域のために、

いろんな取り組みをされているというお話など

もうかがうことができました。スタッフの中に

以前勤めていた学校の、青少健でお世話になっ

た方もいらして、相変わらず立川地域のために

頑張ってらっしゃると感激しました。

目の前が、松中団地のバス停のあるロータリー

でした。夕暮れで、セミがたくさん鳴いていま

した。

夏祭りと言えば、今週末に旧若葉小校庭

で行われる、若葉町まつりがあります。

若葉台小学校の4年生が、今年も立川市

民科の学習でこのお祭について学びまし

た。ポスターの絵もそうです。楽しみで

すね。

 

 

またまたくだらないおまけですが、26日の土曜日に、駅がやけに混んでいて、ゆかたを着たお子さんやカップルの多いこと。うらやましいなと思いつつ様子をうかがうと、立川が誇る昭和記念公園での打ち上げ花火と、東は隅田川花火大会、そしてわが町は阿波踊り大会が同日開催。そこでどうしたかというと、

午後7時半まで阿波踊り。踊りながら進む姿は有名ですが、止まって乱舞する姿も最高です。

その後急いで移動。近くの川から、昭和記念公園の方を見ると、花火が見えます。音も聞こえます。橋の上にはしばし眺める人でたくさんでした。

最後はテレビで、隅田川の花火大会をじっくり見ましたよ。これで3つのイベントを完全制覇し、すべて楽しめましたが、何か?

 

次回は、校庭で見つけた若葉台小の秘密の予定

です。よかったなという発見です。

校歌と校章について

 昨日紹介した、「わかばっこ」の2ページ

に、校章と校歌の歌詞の募集が掲載されて

ます。学校がスタートしていよいよ公募で

決まったのですね。

 なんと、399作品の応募があり、当時九中

の三年生だった、女生徒さんの作品にきま

りしました。若葉のように育って欲しいと

言う願いと、二つの小学校の統合が表現さ

れてます。

校歌の歌詞も、121作品の応募があり、そ

のなかから、やはり九中3年生の男子生徒

さんの作品に決まったそうです。未来に向

かって二つの学校が力を合わせていこうと

いう、夢と希望に溢れた素敵な歌詞と曲で

す。作曲者は、ジャズピアニストで、たち

かわ交流大使の、山下 洋輔さん。吹奏楽

伴奏の編曲は、グラミー賞候補にもなった

ことがある作曲家の、狭間 美帆さんで

す。

ジャスだけでなく、いろんな分野でのご活

躍をされている。山下さんです。立川市に

は、他にも、文化、スポーツ、歴史、芸能

などなど、たくさんのゆかりのある有名人

がいらっしゃり、とても書ききれません。

その中で、気になる方を、お一人だけ紹介

させてください。ご存知の方もよろしくお

願いします。

日本画家の邨田丹陵(むらたたんりょう)

先生です。関東大震災の後、立川にいらし

て、金毘羅山のふもとに居を構え、絵を描

く傍ら菊を愛で、鶏などを育てました。

立川の地で描いた有名な絵というと、 

そうです、だれもが、教科書などで一度は

見たことのある、「大政奉還の図」です。

時間をかけて、砂川の地で描きあげた、

大きな作品です。立川市地域文化振興財団

の方々が、熱心に紹介してくださってま

す。講演会をすると満員御礼、展覧会もカ

タログが売り切れるほどの人気です。

 

立川市の有名人は多いですよね。ついでながらおまけに、私が生まれ育ったK区の全国的な有名人を紹介します。おっほん! 

☆大空 翼 (キャプテン翼)

☆両津勘吉 (こち亀)

☆車寅次郎 (男はつらいよ)

 

どうです!えっ?みんな架空の人物ですって?・・・どうもすみません。

 

参考 若葉台小学校学校要覧

   市史編さん広報紙 たちかわ物語

   写真はフリー素材です。

次回も秘密を紹介できるかも。

 

合唱団と吹奏楽部

立川市教育委員会が発行していた「未来をつ

くる学校づくりに向けての第8号」平成30年

4月に開校式の様子などが紹介されています。

今から7年4か月ほど前です。

吹奏楽や合奏について、特色として掲げられ

ています。黄色は私がつけました。

開校1年目は、合唱団と吹奏楽部の区別はなく活

動していました。「歌う吹奏楽部」として活躍して

いたそうです。2年目からは今の形になりました。

 

演奏会へ向けて、夏休みも特訓中。大勢で一斉に

練習している音楽室です。また、楽器ごとに

練習している、各教室です。

ところで、先生なしで練習するときに、どうやっ

て演奏する速さを合わせるのでしょう。部員の子

どもたちが教えてくれました。

 「楽譜のこの数字を使います。」

なるほど。お(に)ぎりだから二(に)分休符、

ふんど(し)だから、四(し)分休符なのです

ね。面白い暗記法ですね。では続きを教えてください。

でこの機器に88と入れます。すると正確に

この速さを「ピ・ピ・ピ」と出すそうです。

合唱団も吹奏楽部も2学期以降発表する場が

予定されています。また、立川市吹奏楽団、

国立音大、立川九中の皆さんなどなど、地

域の多くの方とも連携して活動をしていま

す。この件は、担当の先生方に伺いました。

屋上緑化や設備など

以前お伝えしましたが、若葉台小学校は

屋上緑化で、屋上にも植物を育て、校舎

の温暖化を防いでいます。そこで、高所

が苦手な私が気力を振り絞って撮影しま

した。

ヘリコプターなどから見てもわかるように

屋上に校名が書いてあります。防災や避難

時などに役立つのでしょう。

北側です。清掃工場の解体が進んでいる

ようですね。その付近にある樹木の公園

が、気になります。でもこれ以上塀に近

づくのは無理。

地域にとてもありがたい、防災無線。地上

からは見えない部分です。ゆうやけこやけ

など立川市からの放送を流します。先週金

曜日は猛烈な暑さでした。午前中に熱中症

に気をつけましょうという放送がありまし

た。この正式名「防災行政無線」も定期的

に点検や試験放送があります。

 

けやき台団地のある東側。今気が付いた

のですが、遠くに電線が伸びてます。カー

ブしてますね。フェンスの隙間から撮影し

た必死の一枚。

おやこれは何ですか?無線機でもな

いし・・・。と近づくと・・・。

「おまえだったのかー!」とごんぎつねの

兵十のように叫んでしまいました。このセ

ンサーが雨をや風を分析して、自動に開閉

する窓を、動かしてくださっていたのは・・。

(なぜか敬語)その証拠にこの建物の裏は。

自動開閉する窓でした。下から見ると

こんな感じになりますね。どの窓も高い位置

にあるので、点検の業者の方は大変です。が

おかげで、換気はばっちりです。企画倒れが

心配だったこの企画。探せばいくらでも、秘

密はあるもような気がしてきました。でも、

ご存じの方も多い秘密ですが。

また次回、学校の秘密でお会いしましょう。