日誌

2023年12月の記事一覧

12.30.償い(校長コラム)

終業式の日、生徒下校後に「職員の研修会」を行いました。この年末年始に、車で帰省や旅行に行く人も少なくないと思います。また、普段、あまり車に乗らない人が運転する機会もあることでしょう。交通事故には十分気を付けなければいけません。

というわけで、「職員の研修会」では、交通事故防止についても取り上げることにしました。職員全員で、さだまさしさんの「償い(つぐない)」という曲を聴きました。「えっ?」と思われるかもしれませんが、さだまさしさんのこの曲を聴くことの研修効果すなわち交通事故の抑止力は、それなりに高いと思います。

車を運転しているとき、特に急いでいるとき、私はこの、さだまさしさんの「償い」という曲を思い出すようにしています。私だけかもしれませんが、この曲を思い出すと運転が丁寧かつスマートになります。

車を運転する人には、この「償い」を聴いて、交通事故防止に努めてもらいたいと思います。歌詞は実話です。色々と考えさせられます。

12.29.勉強中(校長コラム)

来年3月に、立川市民科で3年生の販売班の生徒が自分たちで考案した飲食物を販売します。その関係で、私は急遽「食品衛生責任者」の資格を取得するため、年末年始を利用して、現在、eラーニング(自宅でのインターネット講座)で勉強しています。6時間の動画を視聴して、確認テストに合格すれば終了です。毎日、少しずつ進めています。

特に、おもしろい内容ではありません。勤務中でもありません。でも集中して勉強しています。

3年生も勉強していることでしょう。負けてはいられません。

12.28.卵料理(校長コラム)

卵料理は、「作るのが簡単」「栄養があって満腹感が持続する」「フライパンが汚れない」などメリットだらけで、卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、どれも私の大好物です。
そして、自分では作りませんが、時々、無性に食べたくなる卵料理が天津飯(てんしんはん)です。

私の好きな中華チェーン店の天津飯は、とてもシンプルな見た目ですが、ふわふわ、かつ、秘伝のタレを使った深い味付けで、家庭では真似できない絶品です!

看板メニューの餃子と一緒に食べると最高です。

さて、以前、この中華チェーン店を運営する会社の方とお話をさせていただく機会がありました。地域を大切にしていて、学校教育にも理解があって、そして、大企業であるのに役員の方々のフットワークが軽い、すごく素敵な会社です。

先日、この会社の取締役の方が本校にお越しくださいました。3年生を対象に「四中らしい楽しい取組」を企画したいと思います。ただし、現時点で具体的なプランがあるわけでも、実施が確定しているわけでもありません。

当然ですが、来年度以降のことと合わせて、今年度のことも考えています。

12.27.宿の予約(校長コラム)

今年度行うスキー教室(令和6年1月実施)はもちろん、来年度行うスキー教室(令和7年2月実施)についても、既に宿(宿泊施設)は予約済みです。
修学旅行においては、来年度、さらに再来年度の宿も予約済みです。このことは、本校に限った話ではなく、特に、京都市内の宿は人気があることから、のんびりしていると予約することができなくなってしまうからです。

以前、「なぜ、修学旅行の日程が土日に重なっているんだろう?」「え?うちの学校は、平日実施だよ。」というような会話をしている人を見かけました。あまり知られていませんが、修学旅行の日程は、「修学旅行専用列車(団体専用の新幹線)」が関係しています。
「修学旅行専用列車」は、臨時ダイヤで運行され、通常より安価で利用することができます。一方で、学校が時間や日程等を指定することはできません。春に実施するのか、秋に実施するのかというレベルでの指定はできますが、何月何日の何時の列車に乗車するかはすべて「抽選」で決まります。そのため、修学旅行の曜日は、学校ごとにバラバラです。
この「抽選」は、何と、実施年度の2年前に行われます。抽選実施後、すなわち日程確定後に、タイミングの逃すことなく宿を予約する必要があるわけです。

昨日、四中のためにご尽力いただいている旅行会社の支店長様が年末のご挨拶にお越しくださいました。宿泊行事は、こうした見えない方々の影の努力の上に成立しています。

ちなみに、昨日は、来月行うスキー教室を担当してくださるバス会社の運行管理者様もご来校くださいました。四中南側のコンビニ付近の交差点を大型バスが曲がれるか、正門付近の段差を通過することができるか等、本校の状況を確認してくださいました。なお、このバス会社は、特に、安全に力を入れているまじめな会社ですので雪道や高速道路の移動も安心です。

12.26.2割の人たち(校長コラム)

「物事の結果の8割は、全体の2割の要素によって生み出されている」と言われることがあります。

具体例で言うと、
 ・お店の売上の8割は、2割の主力商品が占めている。
 ・仕事の8割は、2割の職員の力によって成り立っている。
 ・説明した内容の8割を理解してもらうために、資料の2割のページに力を入れる必要がある。
といった感じです。

あくまで経験則の話ですが、納得できる部分が多いように感じます。
そして、この考え方は「パレートの法則」といい、様々な場面で応用可能です。

現在、来年度の四中の人事構想を考えていますが、各仕事(各プロジェクト)を円滑に進め成功させるために「パレートの法則」でいう2割の人たち(その仕事のリーダー)を誰にするのか慎重に検討しています。各職員の得意分野、適性を踏まえた人選にしなければいけません。

ここらか先は、四中のことではなく、あくまで一般論として書きますが、「パレートの法則」の2割に該当する人は、少なくともその分野において「優秀な人」であることは間違いありません。

そして、特定の分野ではなく、常にこの2割の集団に入るような、いわゆる「すごい人」が一定数います。「優秀」かつ「万能」な人たちです。そして、そういう「すごい人!」たちに仕事が偏る傾向があります。

「仕事が山積み!何で自分ばかり忙しいんだろう??」と感じている人がいたとき、この問いに対する答えは次の3点です。
(1)その人が優秀かつ万能なので、色々な仕事がまわってきている
(2)ブラックな職場環境
(3)その人の仕事が遅い

(2)は職場に問題があって、(3)はその人自身の問題であるわけですが、(1)についてはどう考えればよいのでしょうか。

「パレートの法則」のとおりであるわけですが、以前(かなり昔)、私の上司から「宮本さんは優秀だから仕事がまわってくるんだよ。」と言われたことがあります。そのときは、褒め言葉だと思っていましたが、実は、(1)だと思わせておいて、本当は、(2)や(3)であった可能性があります。上司に気を遣ってもらっただけ・・・。あるいは、ブラックな職場環境だったか・・・。

いずれにしても、特定の人に頼っているような体制の職場は、少なからず課題があるわけで、仕事のバランスも考えなければいけません。

というようなことを考えながら、職員の人事構想を検討しています。とはいえ、急ぐ話ではありませんので、時間をかけて考えようと思います。

12.25.元気な四中生(校長コラム)

今日の終業式では、年末の風物詩でもある「第九」を全校生徒で歌いました。この取組に無償でご協力くださいました地域の皆様、学区域内にある国立(くにたち)音楽大学の皆様方に厚く御礼申し上げます。

四中生は、元気いっぱいに歌っていました!「真面目にやるときは真面目に行う」「楽しむときは楽しむ」、そういうことができる四中生です。大切なことだと思います。

さて、今日は夕方、打ち合わせのため立川市役所に行きました。その帰り道、以前から気になっていた赤色に光る自動販売機に立ち寄ってみました。

立川駅から少し歩いたところにあるこの自動販売機、飲み物ではなくニンニク仕立ての「旨辛ホットソース」が売られています。早速、購入して家で試してみました。肉系の食材がなかったので、冷奴にたっぷりかけてみました。

激辛好きなため、このくらいの辛さは余裕です。

12.23.「プラスの側面」「マイナスの側面」(校長コラム)

ここ数週間は、放課後、3年生を対象に「入試に向けた面接練習」を行ってきました。面接官は、私と副校長とで分担して行い、「〇〇について、楽しかったこと(上手くいったこと)は何ですか?」「〇〇について、大変だったこと(苦労したこと)は何ですか?」といったようなことを質問しました。
何事においても、楽しかった、上手くできた、気に入ったというような「プラスの側面」と、つまらなかった、失敗した、合わなかったというような「マイナスの側面」があります。日頃から、こうした物事の「プラスの側面」と「マイナスの側面」を意識している生徒は、どんな質問に対してもスムーズに答えることができていたように感じます。

大人の世界でも、物事を考えたり判断したりする際は、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を同時に意識することが必要です。
・「その決断で期待できること」「その決断で失うこと」
・「その人の得意分野」「その人の苦手分野」
・「自社の強み」「自社の弱み」
・「その計画の魅力」「その計画の課題」
などなど

「プラスの側面」しか気づくことができない人は、一見幸せそうに見えるかもしれませんが、適切な課題解決策を見い出すことができません。一方、「マイナスの側面」ばかり見ている人に、ダイナミックな改革は期待できないわけで、あくまで、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を一体として捉える必要があります。

学校運営において私は、「マイナスの側面」を常に頭に入れ、リスク管理をしっかり行った上で、「プラスの側面」に着目しながら、できることはどんどん進めていきたいと考えています。

ところで、話題は変わりますが、本校の学区域は東西に伸びています。玉川上水の橋が少ないこともあり、私は、四中の北側(玉川上水の北側)はほとんど土地勘がありません。

というわけで、今日は、学区域外(小平市)ではありますが、直線距離だと本校からそれ程遠くない距離にある「こもれびの足湯」に行ってみました。

足湯で読書をしている人など皆、気持ちよさそうでした。冬至の翌日ということもあり、足湯と手湯には「ゆず」が入れられていました。

足湯でゆっくり過ごす休日、なかなか素敵です。

12.22.職員の力(校長コラム)

本日のプロジェクションマッピングは、担当してくれた教員が通常の業務の合間を利用して、かなり時間をかけて制作してくれました。

フリー素材を探してきて、動画と音楽のテンポが合うように編集し、さらに、映像が校舎の窓ガラスとぴったり合うように微調整を繰り返し行い完成させた作品です。

特別なソフトや高額なプロジェクターを用いているわけではありません。フリーソフトのみで制作し、学校のプロジェクターで上映しています。

子どもたちが喜んでくれることを願いながら制作してくれました。また、カーテンや窓ガラスに模造紙を貼る作業は、全学年の教員が分担して行いました。

立川第四中学校には、素直に喜んでくれる生徒がいます。そして、日々、子どもたちのために頑張っている職員がいます。心からうれしく思います。

改めて感じました。本校の職員の力、すごいです。

12.21.明日のプロジェクションマッピング(校長コラム)

明日、「冬のお楽しみプロジェクト」第2弾として、午後5時40分から午後5時55分まで「プロジェクションマッピング」を行います。天気の心配もなくよかったです。短い時間ですが、冬のひと時をお楽しみください。

当日は、開始時に吹奏楽部とバドミントン部の生徒にもお手伝いいただく予定です。また、開始は5時40分ですが、開始前に、少しだけ今回のプロジェクションマッピングを制作した2名の教員をご紹介させていただきます。
したがって、開始時間より5分程度、余裕をもってご来校いただくことをお薦めします。

プロジェクションマッピングは、生徒はもちろん、保護者の皆様、地域の皆様、本校関係者の皆様も自由にご覧いただけます。校庭が大勢の人たちでいっぱいになるのか、もしくは、誰も来ないでガラガラな状態か、正直、全く予想がつきません。
ちなみに、プロジェクションマッピングは、あくまで自由参加の取組ですので、参加を強制するものではありません。

12.20.手帳カバー(校長コラム)

今年も残り少なくなってきました。
先日、新しい手帳を購入しました。これまでは、「4月始まり」の手帳を使っていましたが、来年度の四中の行事日程も決まり始め、それに合わせて、4月以降の私のスケジュールも入り始めていることから、久しぶりに「1月始まり」の手帳を買いました。

スマホ等でスケジュール管理をしている人も少なくないと思いますが、なかなか紙製の手帳から離れられません。

そして今回は、手帳と合わせて、革製の「手帳カバー」も購入しました。

この「手帳カバー」は、白い粉に覆われていますが、カビでも汚れでもありません。ブライドルレザーという馬具用に開発された丈夫な牛革で、使い込むほど、表面のロウがこすれ落ち、経年変化を楽しむことができるのが特徴です。このブライドルレザーの製品がずっと欲しかったので、一人で「幸せな気分」に浸っています。

自分のことでも、他人のことでも、こうした「日々のちょっとした幸せ」を大切にしていきたいと思います。