日誌

校長コラム

11.09.VRやAR技術を学校教育に(校長コラム)

VR(バーチャルリアリティ)は、仮想空間(現実でない世界)に、人間の動き(現実の世界の動き)を反映させる技術です。
本校では、昨年度、「VRバンジー(都庁からのバンジージャンプ)」を行いました。

一方、AR(オーグメンテッドリアリティ)は、現実世界と仮想空間を統合させる技術です。
このAR技術を使って、ドラゴンボールのような世界を再現しているのが、HADO(ハドー)をいうスポーツで、ルールはドッジボールと似ていますが、「プレイヤーは現実」「ボール(エナジーボールという名の火の球)や盾(シールド)はバーチャル」という不思議な空間内で対戦します。すごく楽しいです。

今日は、プライベートで、「HADO(ハドー)の体験施設」「没入型のデジタルアート展」「本に囲まれたスペース」などが一同に集まった、図書館のような、美術館のような、博物館のような不思議な施設に行ってきました。

埼玉県所沢市にあるこの施設、まさに、最先端技術と文化・歴史が融合していました。
これからの学校教育では、これまで大切にしてきた教育活動・教育手法に加えて、VRやAR技術も積極的に取り入れていく必要があると思います。

未来を担う子どもたちのために立川第四中学校でできることは何か、そんなことを考えながら過ごした日曜日となりました。
バーチャル空間での「海外留学」「宇宙旅行」「科学の実験」「歴史学習」「避難訓練」など、VRやAR技術の可能性は無限大です。