日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No229  (2016/10 /11)

校長日誌 西砂の空から No229  (2016/10 /11)

 授業研究
 私たち教員の世界には、「教員の命は授業」という言葉があります。教員にはいろいろな仕事がありますが、やはり私たちにとっては、授業が一番。授業が命です。
 そんな命の中核にあるのが、「授業研究」です。
 先日、講師をお招きして、2年生で研究授業が行われました。

読み取りの際、まずは個人作業。教科書にサイドラインを引きます。私は、サイドラインという取り組みは、日本の国語科では、大きな財産だと思います。

次に、ペアでの学習。自分の考えをペアで共有します。互いの意見を交換してうちに、自分の考えが固まってきます。また、相手の意見を聞いて、触発されます。

ペアで共有した後、グループ学習に取り組みます。ここで、ある程度、グループとしての考えを決めます。今、グループの意見をホワイトボードに書いてるところです。

授業が終了すると、今度は全教員で協議会です。グループに分れ、今日の授業で学ぶべき点と疑問点と改善等を話し合います。大切なのは、批判で終わらないこと。批判をするときには、必ず代案を出します。

話し合ったことをKJ法という方法でカテゴライズしてまとめます。

みんなが頭脳をフル回転させます。こうしてよりより授業を目指していくのです。

各グループのプレゼン。コンパクトにまとめて発表します。

最後に講師の先生の講評を聞きます。講師の先生は、東京都教職員研修センターの教師道場の教授です。
2時間ほどの協議会ですが、みんな頭脳をフル回転するので、充実した2時間となります。
教師は授業が命を実感するのが授業研究の場です。