日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No211(2016/2/11)


おはようございます。
今日は日差しは暖かですが、風が冷たいですね。
今週の全校朝会の校長講話を紹介します。

全校朝会校長講話(
29日)

おはようございます。今日は暖かいですね。

さて、昨日のことですが、第五小学校で先生方の卓球大会がありました。その大会で西砂小学校の先生方は立川市内で、準優勝しました。すごいですね。バレーボールも3位になったのですが、卓球も準優勝ですよ。

なぜ西砂小学校の先生方が準優勝で来たのでしょうか。もちろん、皆さんが帰ったあと、夜、練習をしたこともありますが、それほど多くの練習時間はとれていません。先生方は次の日の授業の準備などがあって忙しいからです。

では、準優勝の理由は?・・・校長先生は、2つの理由があったと思います。

1つ目は、ミスをしても「ドンマイ!」と言うことです。ミスをした時に、相手を責める人がいます。卓球が、スポーツが上手な人に多いです。でも、西砂小学校の先生方は違いました。相手がミスをしても、「ドンマイ!」「いいよ、いいよ。」と言って、気にしないようにさせていたのです。「ドンマイ!」という言葉も優しくて、ミスしてもペアを組んでいる相手の先生も安心できたと思います。実は、ミスしたときに、「何やってるんだよ。」とか「お前がミスしたからセットを取られたんだぞ。」と責めても、いい結果はついてきません。むしろ、かえってミスが増えてしまいます。

2つ目は、絶対に最後まであきらめないことです。西砂小学校の先生方は、追い込まれても、「ああ、もうこれで負けだろうな」と思われる場面でも、最後の最後まであきらめないで試合をしていました。その結果、何度も何度も逆転をしていました。この姿勢が素晴らしかったです。校長先生が大好きなバスケットボールの選手で「マイケルジョーダン」という選手がいました。(※写真を見せる)「バスケットボールの神様」と言われている人です。この人がこんな言葉を言っています。

「一度でもあきらめてしまうと、それが癖になる。絶対にあきらめるな!」

どんなことでも最後の最後まであきらめないことが大切なのですね。

今週は、いよいよ長縄大会の本番です。これまで皆さんは一生懸命に練習に取り組んできましたね。クラスでは回数の目標を立てていると思います。それはとても大切なことです。でも、大切なのは、西砂小学校の先生方が見せてくれた、そして、マイケルジョーダン選手が言っている、「最後まであきらめない」姿勢と、ミスを責めないで、「ドンマイ」という、クラスのチームワークです。校長先生はその2つを見たいと思います。最後にもう一言。スポーツの世界ではよく言われる言葉です。

報われない努力があっても、無駄な努力はない」

 長縄大会では、学年で、学校で1位を決めます。もちろん、皆さんは一位を目指していると思います。それはそれで素晴らしいことです。でも、残念なことに、1位は1クラスだけなのです。ですから、1位になれないことの方が多いのです。努力したからと言って、必ず報われる、1位になれるわけではないのです。では、1位になれなかったからと言って、そこまでみんなでやった努力は無駄だったのでしょうか。いえ、 

違います。無駄な努力などないのです。後で、必ずその努力は実を結びます。「ああ、あのとき、みんなで力を合わせて頑張って本当によかった。」と思えるときは必ず来るのです。これでお話を終わります。