日誌

2020年8月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1461 (2020.8.30)

校長日誌 錦町の空から NO1461 (2020.8.30)

 いかにもおたからばこgreat

 図工は、いつも題材名で子供たちの興味関心を高めます。第一時には、テレビを使って何をするのか(作るのか)、どうやって作るのか、ポイントは、注意点は・・・というように視覚化して、子供たちの興味を引きます。
 今回も「いかにもおたからばこgreat」という、キャッチーな題材名で子供たちの興味を引きました。

いかにも宝箱、というためには、しっかり計測しなくてはいけません。曲尺(かねじゃく)を使って、真剣に測って切り取ります。

糸鋸を駆使して、一心不乱に切っていきます。

切った木材を組み立てていきます。

「こうやって、ふたが開きます。」と教えてくれました。いかにも宝箱まで後一歩。

できあがりが楽しみですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1460 (2020.8.29)

校長日誌 錦町の空から NO1460 (2020.8.29)

 糸電話

 今週の3年生の理科は、理科室で「糸電話」の学習をしました。予定では、校庭で「虫探し」「花探し」をすることになっていたのですが、熱中症アラートが発令され、校庭での活動が御法度。というわけで急遽予定変更。学習を前倒しして、「糸電話」になったのです。

「糸をぴんと張った方が良く聞こえる」「糸を長くしても聞こえる」「聞こえるとき、ぶるぶる震えていたよ」等の気づきがありました。
音が伝わるときには、振動があることに気付いた子供たちでした。
(それにしても楽しそうでした。ある子は、「校長先生、僕たちね、4人で糸からませて糸電話したんだ。よく聞こえたよ。」と工夫を話してくれました。これも良い気づき。ただ、その後、糸がこんがらがって、理科の先生が糸をほどくのに一苦労でした。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1459 (2020.8.29)

校長日誌 錦町の空から NO1459 (2020.8.29)

 保護者会御礼

 今週の水曜日から金曜日まで保護者会がありました。猛暑の中、たくさんの保護者の皆様にご来校いただきました。ありがとうございました。ソーシャルディスタンスを保つため、視聴覚室ではなく、体育館を会場としました。空調が入って、予定では快適な温度で話を聞いていただくつもりでした。でも、暑かったですね。申し訳ありません。まだ調整中のため、次回学校においでいただくときには、「ひんやり!」という状態になっている予定です。(さしあたっては、運動会?)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1458 (2020.8.28)

校長日誌 錦町の空から NO1458 (2020.8.28)

 校庭整備への道③
(NO1456より続く)

8㎥の砂の山を崩して、校庭の凹に砂を敷き詰めます。

校庭の凸を削った際、予想をはるかに超える数の石が出てきました。(掘り起こされてしまったわけです。)というわけで、人力で石を拾い集めます。

また、かなり前の運動会で使ったペグも掘り起こされました。これは、取り出すのに苦労しました。

1時間半くらいの作業(その前の作業を含めると2時間以上)で、ようやく校庭整備ができました。トンボをもって達成感に浸る先生方。

かなり整備されました。休み時間や体育、そして運動会でより運動がしやすくなります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1457 (2020.6.18)

校長日誌 錦町の空から NO1457 (2020.8.28)

 今日の給食

 今日も猛暑。昨日に続き、熱中症アラートが発令されました。ということで、校庭での遊びや体育は中止。運動会前なのに、校庭が使えないのは辛いのですが、子供たちの健康のため致し方ありません。
主(あるじ)のいない寂しい校庭

 さて、今日の給食です。

 今日の給食メニュー:
麻婆菜麺、フルーツ白玉ポンチ、牛乳

美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1456 (2020.8.28)

校長日誌 錦町の空から NO1456 (2020.8.28)

 校庭整備への道②
(前号より)
 こうして、準備は整いました。校庭整備、「凸削り」の決行は、8月25日(火)の放課後。子供たちが下校した後、教育委員会の方々と用務主事さんと副校長先生がまず、「凸削り」に取り組みました。

安全運転でゆっくり校庭の凸を削る。市教委の方も、本校の用務主事さんも巻き上げられる砂埃で頭からつまさきまで真っ黒(真っ白?)。でも、それだけ効果が上がっていると言うこと。

子供たちを下校させた先生方が合流。ここからさらにパワーアップ。

市教委の方や用務主事さんに変わり、先生方が鬼に金棒パネルに乗って凸を削ります。(もちろん、ゆっくり安全運転で)女性の先生方が乗ったところがいかにも三小。

凹になっているところに砂入れ。トラックが3台。搬入した砂は、8㎥。かなりの量です。(それだけ凹の部分があったわけです。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1455 (2020.8.28)

校長日誌 錦町の空から NO1455 (2020.8.28)

 校庭整備への道①

 運動会を前にして、気になっていたことがありました。それは、校庭の状況です。三小の校庭を見ていたり、使っていたりした方はよくおわかりだと思いますが、校庭がかなりデコボコなのです。「このままではいけない」と思いながらも、校庭改修には途方もない費用がかかるので、へこんでいるところに砂を少し入れて何とか切り抜けていました。
 ただ、「もうダメかも?」と思ったきっかけは、大雨です。毎日夕立のような大雨が降り続き、校庭は池ができました。水はけがとんでもなく悪いわけではないのに、かなり大きな池。これでは運動会が・・・。いや、その前に子供たちの体育が・・・。いや、その前に子供たちの休み時間が・・・。と考え、同じような問題を抱えていた市内の中学校の校長先生に相談しました。第五中学校の校長先生です。校長先生は五中の校庭改修方法を教えてくださいました。
 それは、校庭の凸凹の凸の部分を削って、削って、平らにする、という方法です。
 それには、「校庭凸削り機(鬼の金棒がついたような金属の機器)」をつけて軽トラックで校庭の凸を削るという荒技です。
 校長先生にお願いして、その鬼の金棒を貸していただくことにしました。
 さらに、技術もいるので、教育委員会から助っ人に来ていただきました。
(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1454 (2020.8.27)

校長日誌 錦町の空から NO1454 (2020.8.27)

 今日の給食
 今日は熱中症アラートが発令されたため、校庭での遊びや体育は中止となりました。猛烈な暑さはそろそろ終わってほしいものです。 
 さて、今日の給食です。


 今日の給食メニュー:
ハイナンチーハン、ラクサ(米粉麺のカレースープ)、牛乳

おいしゅうございました。

※「オリパラ給食」シンガポール料理です。海南鶏飯(ハイナンチーハン)はゆでた鶏肉とゆで汁で炊いた御飯を盛り付けた東南アジアの庶民料理です。ラクサは、香辛料やココナツミルクなどで味付けされた麺料理です。給食では豆乳でアレンジします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1453 (2020.8.27)

校長日誌 錦町の空から NO1453 (2020.8.27)

 登校指導

 始業式(24日月曜日)から昨日(26日水曜日)までの3日間、登校指導が行われました。先生方が要所に立って、子供たちと挨拶し、安全な登校を指導しました。

教員が学区のあちこちに立って、登校指導しました。

緑野腕章をしているのは、立川警察の方。立川警察からお二人登校指導に来てくださっていました。

先生から「おはようございます!」と挨拶。子供たちからも元気な挨拶が返ってきました。

ちょっとした会話もありました。

あれ?どなたかな?と思って声をかけたら、「リスルホールの守衛さん」でした。
保護者もいらっしゃったし、立川警察もいらっしゃったし、リスルホールの守衛さんも・・・地域総出ですね。「三小は地域にある学校」を改めて感じました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1452 (2020.8.26)

校長日誌 錦町の空から NO1452 (2020.8.26)

 今日の給食

 今日から保護者会(今日は高学年)が3日連続で行われます。たくさんの皆様のおいでをお待ちしております。
 さて、今日の給食です。



今日の給食メニュー:
ビビンバ、ブルーベリーヨーグルト、牛乳

美味しゅうございました。

※立川産ブルーベリーでソースを作るヨーグルト

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1451 (2020.8.26)

校長日誌 錦町の空から NO1451 (2020.8.26)

 引き渡し訓練

 月曜日の引き渡し訓練にご協力いただきましてありがとうございました。

職員集合。校長から学年代表教員に「広域警戒宣言が発令され、これより児童を保護者に引き渡し(訓練)開始するので、同学年と共有し、下校準備をするように」と伝えました。

副校長先生が全校に引き渡しについて放送で指示。

保護者が整然と列を作って待ってくださいました。(訓練とはいえ、こういうときに真剣に取り組んでくださることに感謝。)スムーズな引き渡しができました。

猛暑の中保護者と下校する子供たち。保護者と一緒ではしゃぐ子供がいるのでは?と思いましたが、保護者の皆さんの落ち着いた姿勢に子供たちも整然とかつ素早く下校しました。

保護者の皆さん、引き渡し訓練にご協力いただきましてありがとうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1450 (2020.8.25)

校長日誌 錦町の空から NO1450 (2020.8.25)

 今日から給食開始

 日曜日から、天候が変ったように感じます。日曜日の午前中自宅の駐車場掃除をしたのですが、これまでの猛暑と打って変わって、長い時間戸外にいても不快ではありませんでした。でも、まだ日中はとっても暑いです。学校をまわっていても、3階の渡り廊下は、熱帯のような状態。
 今日も各学級は冷房を入れていました。冷房がないと、教育活動はできない状況です。(冷房があって本当に良かった)

 さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:ナンカレーピザ、ジャガイモのベーコン煮、ミカンシャーベット、牛乳

美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1449 (2020.8.25)

校長日誌 錦町の空から NO1449 (2020.8.25)

 始業式

 昨日は始業式。まだ全員が密集するわけにはいかないため、1学期同様、テレビでの始業式を行いました。

始業式校長講話。2学期も「新型コロナウィルス対応を」ということで、三小の合い言葉「あいてますか」を再確認しました。
「あい=間をあける(ソーシャルディスタンスをとる)」「て=手を洗う」「ます=マスクをつける」「か=換気をする」を自主的に行えるように、と話しました。
その後、「2学期のキーワード」として「チームワーク」をあげました。
学校行事としては、運動会。運動会は表現。チームワークで成功させる。
学習でもチームワーク。一人では届かないところへ、チームで学習すれば到達できる、と話しました。

最後にドラえもんの言葉「みんなが一つの目的にむかって力をあわせる。すばらしいことだなあ。」で締めました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1448 (2020.8.24)

校長日誌 錦町の空から NO1448 (2020.8.24)

 2学期準備②-不審者対応訓練-
 
 保護者の皆様、本日は引き取り訓練です。11時40分~12時で行います。事前に発出された文書をご確認の上、お子さんの引き取りをお願いします。
 
 さて、不審者対応訓練ですが、今年は立川警察は来ませんでした。ということで、毎年不審者役の先生を置いているのですが、今年は不審者役は置かず、エアーで行いました。(毎年不審者役の先生があまりに演技がうまく、対応する先生方が「迫力ありすぎ」との評価で、本番さながらの訓練ですが、それはまた来年。)

不審者が学校に侵入した、という放送(暗号ですが)が各クラスに流れます。

担任は、まず子供たちを落ち着かせます。(今回は子供たちが教室にいるつもりの「エアー訓練」。その後、すぐにドアを閉め、鍵をかけます。

次に前のドアを閉め、鍵をかけます。
最後に、気配を消すべく、子供たちと静かに不審者が去るか、拘束されるのを待ちます。この間、手の空いた教職員が不審者に対応します。(場合によっては、さすまたで距離をとって、警察の到着を待ちます。)大切なのは、できる限り子供たちのいる場所に近づけないことです。

不審者が侵入したらすぐに警察へ連絡。直通ですので、すぐに繋がり、警察が急行してくれます。教室と職員室(本部)は電話で連絡を取り合います。(不審者を確認しながら)。

不審者が去ったり、拘束されて連行されたら、全員が廊下で人員確認。子供たちの心身の状況も確認します。
エアー訓練でしたが、先生方は真剣に取り組みました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1447 (2020.8.24)

校長日誌 錦町の空から NO1447 (2020.8.24)

 2学期準備

 8月21日(金)は、先日お知らせしたように、1日かけて2学期の始業準備をしました。職員会議で2学期の様々な行事や学習等々について確認したり、話したりしました。感染症対策会議を行い、変更する点、確認する点を共有しました。
 先生方の仕事分担毎に集まって協議もしました。また、子供たちについての話を全校で共有しました。こういう1つ1つを全員で共有することが学校では大切です。「あの子は、○年○組の子供。でも、私たち三小全員で見守る子供。」という意識をもって臨みます。
 午前中のはじめには、不審者対応訓練を行いました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1446 (2020.8.23)

校長日誌 錦町の空から NO1446 (2020.8.23)

 明日は始業式

 史上最短の夏休みが本日終わります。
 子供たちの元気な登校を教職員一同、楽しみにしています。
 感染症の専門家の皆さんは、「今は第二波のピークが落ち着いてきたところ」との評価ですが、まだコロナ前の元の通りにはできません。
 明日は、家を出る前に検温し、カードに記録していただき、登校したら、(三密を避け)整列して校舎入場を待ち、教室入室前に手を洗い、担任から健康観察を受け・・・という流れは1学期と同じです。
 少しずつ元の状態に戻していきますが、とりあえずは、「新しい学校の生活様式」でスタートします。ご理解とご協力をお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1445 (2020.8.23)

校長日誌 錦町の空から NO1445 (2020.8.23)

 情報を鵜呑みにしない③
(前号より)


さあ、これが本時の山場です。デマを拡散した人が悪いことは当然として、そのデマを鵜呑みにしない力を子供たちがつけていくことを目指します。「情報を見極める力を試す」のです。
持参したのは、テレビで放映された、コロナ真っ盛りの5月の町の情報。コロナ真っ盛りなのに、人出が非常に多いことを危惧するテレビの情報(映像)を見ました。
「おかしいと感じるところはない?」と担任が問いました。


子供たちは3人グループでタブレットの映像を見ながら、互いに何が変かを話し合いました。「5月なのに、マスクしている人が少ないよ。」「5月は暑かったのに、長袖の人がいるよ。」等々。

3人組でいろいろ話した後、全体で共有。子供たちはハンバーガー店の『てりたま』に注目しました。そこで、担任がてりたまは、3月4日から4月上旬までの限定発売であることを伝えました。子供たちはビックリ。

この後、ある市のHPで「偽サイトに注意!」という情報が掲載されていたことに触れ、「偽サイトにはアドレスの最後が『.tk』となっていることが多い」と伝えました。
とどめは、ある有名人がネットで誹謗中傷され、自らの命を絶つという悲劇に触れ、「情報は、上手に使うと素晴らしい道具になるけれど、周囲に流されたりすると、悲劇を生むので、お互いに悲しい思いをしないような使い方をしよう」と伝えて授業を終えました。

情報を鵜呑みにしない、というのは、これからの時代に必須の力となってきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1444 (2020.8.22)

校長日誌 錦町の空から NO1444 (2020.8.22)

 情報の信憑性を確かめる②
 (前号より)

授業風景。導入は、算数の問題から入って、「答えの『根拠となるもの』が大切である」ことを確認。次にめあての確認をして、「連想ゲーム」。いろいろな言葉からキーワードとなる言葉を当てるゲームです。

子供たちは「コロナ」がキーワードであることを言い当てました。さすが6年生。

コロナのせいで休校となって、子供たちが家でどんなことをしていたか、担任ならではのアプローチ。その中から、家事の手伝い(夕食でスパゲッティを茹でるお手伝い)で、なぜスパゲッティを茹でるときに塩を入れるのかを確認。子供たちは、「健康のためには、塩を入れない方が良いのではないか?」と疑問を呈していました。大切なのは「それ本当?」と疑ってみること、確認してみることであること。

「デマ」について考えました。熊本地震の時に、ライオンが動物園から逃げ出した、というネットニュースが出ました。その映像を見て、担任が「なぜデマと分かるのか?その根拠は?」と子供たちに問いました。

子供たちはいろいろ気付いていきます。それを1つ1つ全員で確認していきます。

実はこの映像は、映画の一部を切り取ったということを知らせました。ここで担任は「一次情報」と加工された「二次情報」という言葉を教えました。「情報が正しいかで間かを見極めるには?」との担任の問いに、子供たちは「すぐに信用しない」「自分でネットなどで調べる」「誰かに聞く」など答えました。
担任は、デマの情報を流した人が捕まったことを知らせ、デマの情報を拡散すると、多くの人が翻弄され、その情報を流した人は裁かれることを伝えました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1443 (2020.8.21)

校長日誌 錦町の空から NO1443 (2020.8.21)

 スタート準備OK

 今日は教職員にとっては、大切な、始業式前日(土日を挟んで前日)です。昨日もほとんどの先生方が2学期の準備をしていましたが、今日はほぼ全員の教職員が勢揃い。
 朝の打ち合わせをした後、不審者対応訓練(今年はコロナのため、立川警察は来校しません)を1時間、その後生活指導についての会議が1時間、昼食を挟んで午後は職員会議が1時間半、その後三中との小中連携会議が1時間、この間隙を縫って、新型コロナウィルスの感染症対策本部会議を30分ほど行います。
 そして、夕方からは市教委との打ち合わせ(これは私だけですが)・・・というわけでとってもタイトな日程です。
 子供たちの新学期準備はどうでしょうか?宿題は?宿題以外の提出物は?持ち物は?・・・これらは、夏休み前の学年便り等に書いてあると思います。(マスク忘れのためのランドセルへの予備マスクを入れることもご協力ください。)
 また、健康観察カードは1学期に引き続き行いますので、毎日の検温と健康観察をお願いします。始業式当日は、マスク着用と上履きを忘れがちですので、お子さんにお声かけお願いします。
 ともかく、子供たちの元気な顔を見たいです。月曜日、待っています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1442 (2020.8.21)

校長日誌 錦町の空から NO1442 (2020.8.21)

 情報の信憑性を確かめる

 今、子供たちのまわりには、膨大な情報があふれています。私が子供の頃は新聞、テレビのニュース、本や伝聞位でした。それが今、インターネットでとてつもない位の情報が世界中にあふれています。
 その中には、正しく、信じるに値するものも多いですが、根拠のないもの、悪意に満ちたもの等も多いことは周知の通りです。
 そんな玉石混交の情報にだまされず、「しっかり考え」。「判断し」、「表現し」、「実行する」ことがこれからの時代の子供たちに求められています。
 1学期にそんな力を育てるべく、6年生で授業が行われました。
「情報の信憑性を確かめる」ことをねらいとした授業です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1441 (2020.8.20)

校長日誌 錦町の空から NO1441 (2020.8.20)

 まもなく始業式

 毎日猛暑で参りますね。始業式が来週の月曜日(8月24日)です。できれば2学期開始のときには、猛暑がやわらいでいることを期待したのですが、このまましばらくは猛暑が続きそうです。子供たちは熱中症になったりしていませんか。2学期も自宅から水筒(中身は冷水やお茶等)を持参してよいことにしますので、よろしくお願いします。(水筒を持ち帰ったら、自分で中身を出して、中を洗うことは子供たちにさせても良いと思います。)
 また、新型コロナウィルスの対応も続きます。文部科学省から新しい指針が出て、2mの距離が保てれば、マスクは外しても良いとか、放課後毎日丁寧に行っていた消毒作業を簡略化するとかが示されました。これを踏まえ、明日会議(感染症対策本部会議)をもって、2学期へ向けての三小の方針を決定し、教職員で共有します。
 ただ、まだしばらくの間は「毎日の健康観察」「検温」「マスク着用(教室内では2mの距離は確保できませんので、授業中のマスク着用は継続になると思います)」「換気」等々は行っていきます。
 健康観察カードはもう記入されていますでしょうか?感染拡大防止のために、「(地道な)検温」「健康観察」を続けていただけますよう、お願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1440 (2020.8.20)

校長日誌 錦町の空から NO1440 (2020.8.20)

 GIGAスクール構想

「GIGAスクール構想」をご存じですか?文部科学省が推進する施策で、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画です。 その目的は子どもたち一人一人の個性に合わせた教育の実現にあります。 さらに、教職員の業務を支援する「統合系校務支援システム」の導入で、教員の働き方改革につなげる狙いもあります。
 この構想は文科省から都教委・市教委を通じて周知されていましたが、現場では「一人一台タブレットを配布・高速ネットワーク環境」等ということはまだまだ先のことと思っていました。 
 ところが!新型コロナウィルス感染拡大のために、この構想が実現に向けて動いています。特に、立川市教委は積極的に動きを見せています。
 保護者の皆さんへのアンケートを踏まえ、ネット環境が整っていないご家庭には、モバイルルータを貸し出すことも行っています。(市教委は、やがて子供たち一人一人にタブレットが貸与され、各家庭で使いこなすことを考え、事前にモバイルルータでネット環境に慣れていくことを想定しています。)
 新型コロナウィルスで再び休校となった時を想定して、子供たちと学校(先生方)がネットを通じてコミュニケーションをしたり、授業をしたり、ということも想定しています。
 ネット環境がまだ整っていないご家庭は、市役所(教育委員会学務課)に行くと、モバイルルータ(7G高速)を貸し出してもらえますので、ご連絡をしてみてください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1439 (2020.8.19)

校長日誌 錦町の空から NO1439 (2020.8.19)

 運転免許④
 (前号より)
 筆記試験合格、路上試験合格、とくれば日本ならもう安心、なのですが、アメリカは違います。
 事前に聞いてはいましたけど、アメリカは試験場(DMVと言います)のスタッフが難敵。スタッフによっては、いろいろ言われて、「書類が足りない!」とか言われて、戻れ(いかめしい表情で、手でシッシッ!「帰れ」)とやられるのです。
 でも、ここで諦めてはいけません。違うスタッフの列に並び直したり、時間をおいて、スタッフが替わるのを待つのです。別のスタッフに同じ書類を平然と提出すると、笑顔で普通に受け取ってくれ、その後免許を所得できるわけです。
 こうして、私は運転免許を取得。運転免許は、日本同様、身分証明になるので、大きなパワーがあります。それまでナンバープレートも紙でできたものだったのを、ホンモノのプレートをもらえます。
 所変れば、ルールも変る、を実体験しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1438 (2020.8.19)

校長日誌 錦町の空から NO1438 (2020.8.19)

 運転免許③
(前号より)
 免許を1年目の夏休み中に取得しなくてはいけないプレッシャー(教員が皆「これまでニューヨーク日本人学校の教員で試験に落ちた人、いなんですよ。」と言うので、プレッシャーがさらに増しました)にさいなまれながら、試験に臨みました。
 学科試験は一人一人パソコンで行います。
 問題は確か、25問。そのうち3問までは間違うことができるけれど、4問間違うと、不合格となります。私の隣には高校生くらいの若者が先に問題に取り組んでいて、あっという間に4問間違えて、不合格。ますますプレッシャーが。1問目。慎重に問題(英語)を読んで、いろいろ考えて、選択肢から選び、ボタンをプッシュ。すると、その瞬間、画面が真っ赤にぴかぴか光って「バーンッ!」という音もありました。初っぱなから間違えました。ますますプレッシャー。
 でも、運良く最終的に2問間違えで済みました。
 学科試験合格です。
 次は路上試験。これは、意外と簡単でした。ただ、慎重な日本人の中には、落ちる人がいるとのこと。なぜかというと、時速40km制限の道路で慎重に30kmで運転していると、「はい、遅すぎる。不合格。」との判定を受けることがあるとのこと。でも、私は運良く一発で合格できました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1437 (2020.8.19)

校長日誌 錦町の空から NO1437 (2020.8.19)

 運転免許②
(前号より)
 日本人が困惑するのが「スクールバス」です。日本人学校の子供たちも利用していたスクールバス。

アメリカのスクールバスのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
アメリカ中、スクールバスはこのような感じです。
このスクールバスについては、厳しい交通ルールがあります。それは、スクールバスが停車していて赤いライトを点滅させているときは児童生徒が乗降中ということで、このときは、車はすべて停車して待たねばならない、ということです。
このルールを始め知らなかった私は、反対車線をゆっくり通り抜けようとしました。すると、バスのドライバーがクラクションを鳴らしました。そうなんです。後方からライトが点滅中は後方から追い越しても違反ですし、反対車線も停車しなくてはいけないきまり。子供本位なきまりですね。

これ以外にも日本の交通法規とはかなり異なるものが多く、知るたびに「え~っ!なんじゃ、それっ!」と突っこみを入れたくなることがありました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1436 (2020.8.19)

校長日誌 錦町の空から NO1436 (2020.8.19)

 運転免許①

 先日テレビを見ていたら、ある県の運転免許試験場が映っていました。運転免許の更新のため人々が集まっているのですが、その数がまるで昔の夏休みのディズニーランドのよう。まあ、長い列となっていました。その待ち時間たるや3時間とか!暑さが苦手な私なんか、間違いなく順番が来る前にぶっ倒れていたことでしょう。
 その映像を見ていて、ふと、アメリカの運転免許のことを思い出しました。
 渡米してしばらくの間は、日本の免許で運転しても良かったのですが、私たち日本人学校の教員は、渡米した最初の夏休みに取得しなくていけないきまりになっていました。
 ハードルは英語とアメリカの交通法規とスタッフ。
 まず英語。ニューヨークは、免許取得の際、日本人は日本語で受験できるのですが、日本人学校があったコネチカット州は、英語かスペイン語かの選択肢がありましたが、日本語の選択肢はありませんでした。それゆえ、事前の勉強(交通法規のための英語学習)をしなくてはいけないのです。よく勘違いをされるのですが、ニューヨーク日本人学校に派遣される教員は皆英語が堪能と思われるのですが、英語が苦手な教員の方が多かったのです。それゆえ、試験のための英語の学習が必須でした。
 次は、交通法規。同じ自動車免許なのに、アメリカと日本の交通法規には違いが多くありました。
 有名なのが「(車が来ていなければ)交差点で赤信号でも右折はできる」ことです。ただ、「NO TURN ON RED」という標識も多く、この場合は、赤信号で右折ができません。(初めのうち、この交通法規がわからず、しばしば後ろからクラクションを鳴らされました。)
 また、踏切の一時停止は日本では必須ですが、アメリカは逆に踏切は列車が来ていない、遮断機が下りていない限りは、停止してはいけません。(このため、踏切で一時停止するのが習慣化している日本人が踏切で一時停止したところに、アメリカ人が追突する事故がある、と聞いたことがあります。アメリカ人にしてみれば、踏切で急にストップするのは信じられないのでしょうね。実は私は追突こそされませんでしたが、踏切で一時停止して、後方の車からクラクションを鳴らされました。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1435 (2020.8.18)

校長日誌 錦町の空から NO1435 (2020.8.18)

 来週月曜日は始業式

 史上最短の夏休みが後6日で終わろうとしています。来週の日曜日が夏休み最後の日。(夏休み、もう終わり?と子供たちが叫んでいる姿が見えるようです。)
 子供たちの宿題は順調でしょうか?今日、19日、20日、21日、22日、23日の6日間で終わりでしょうか?え?もうとっくに終わっている?それなら良いのですが、私が今子供だったら、今日あたりから追い込みをかけていくことでしょう。
 まだまだ猛烈な暑さの日が続きます。立川市でも体温を超える日が何日もありました。
 熱中症にお気をつけください。
 熱中症リスクと新型コロナウィルスリスクを考え、新学期の始業式は、1学期同様、クーラーが効いて、換気もした教室にてテレビで行います。
 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、今までの日常が変りました。「新しい学校の生活様式」という言葉が当たり前となり、子供たちにとっても、教職員にとっても負担が増えました。でも、仕方ありませんね。できる限りの環境調整や準備や対応をし、様々なことを辛抱して、我慢して、耐えて、笑顔で新しい学校の生活様式に慣れていきたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1434 (2020.8.17)

校長日誌 錦町の空から NO1434 (2020.8.17)

 研修に努める②

体罰防止研修に取り組みました。(この研修は東京都の全小中高で必須の研修として行われています。) 講師は本校の校務主幹。東京都教育委員会のプレゼンテーション資料を活用しながら、詳しく、丁寧に体罰防止を訴えました。

アンガ-マネジメント(怒りをどうコントロールするか?)等、一人一人が自分の問題として研修に取り組みました。

出された課題について、自分なりの答えを考えます。

一人一人、自分の意見をもったところで、グループワーク。個人作業(自分なりの考え、意見、答えをもつ)→グループワーク(間にペアワークをはさむことも多い)というのは、三小の授業の1つのスタイルです。

自分の考えを話し、グループの先生方の意見も聞くと、違う気づきも出てきます。意見の違いがあっても、最終的に1つにまとめ、全体で共有します。

終わりに、副校長先生からコメント。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1433 (2020.8.16)

校長日誌 錦町の空から NO1433 (2020.8.16)

 1学期の活動から⑤

1年生のお楽しみ会。お楽しみ会等は、学校の教育活動では「特別活動」という中に入りますが、教科の学習だけでは学校生活に潤いがなくなります。係活動や学級会や行事等の「特活」があってこそ、子供たちは学校生活に主体的に取り組めるようになります。

6年生。運動会へ向けて、応援団の希望を採ったところ、応援団員に立候補する子どもが多数いました。人数に制限があるため、絞らなくてはいけません。そこで、オーディション。オーディションで自分の思いを伝えるとともに、大きな声で応援できるかどうかを訴えかけます。最高学年で応援団員希望がたくさんいる、ということは素晴らしいことです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1432 (2020.8.15)

校長日誌 錦町の空から NO1432 (2020.8.15)

 研修に努める

 先生方の忙しさは、今や世間一般に知れ渡っています。ただでさえ業務が多い中、現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のための様々な対応をしています。子供たちが下校後は、消毒作業をし、その後多岐にわたる業務、打ち合わせ(学年会や職員会議や感染症対策会議や校務関連などの諸会議)を行います。これだけでも大変です。でも、私たちは子供たちの前に立つ仕事。これからの業務や会議だけでは十分ではありません。子供たちによりよい教育を提供していくために研修が必要なのです。

国語の研修。三小は今年「短作文(150~200字程度の作文)」に取り組みます。作文で大切にしなくてはいけないこと、作文に取り組む意義などについて校内で国語を専門とする先生からアドバイスを受けます。

本年度研修している体育科についての研修会。どのような授業形態をとるのか、どのような記録形式をとるのか等詳しく話し合いました。体育科の研究を深めることは、そのまま新指導要領の深い理解につながります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1431 (2020.8.14)

校長日誌 錦町の空から NO1431 (2020.8.14)

 毎日暑いですねえ。おとといは午後思いっきり雷と豪雨。暑さも体温並みで、雨は尋常じゃない降り方。いったい、日本は、世界はどうなっていくのでしょうか?

 1学期の活動から④

そろばんの学習。街中からそろばんの姿が消えた今ですが、学習指導要領(新しい教科書)にはまだそろばんが入っています。わかりやすく説明するために、こんな大きな師範用そろばんがあり、活用しました。

5年生の理科。花粉の観察。顕微鏡の使い方を学びつつ、ミクロの世界に。「うわっ!」「すげえ!」というような小さな歓声が出ていました。こういう驚きが理科の学習への意欲を高めます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1430 (2020.8.13)

校長日誌 錦町の空から NO1430 (2020.8.13)

 1学期の活動から④

運動会へ向けて。6年生が運動会の係活動の分担を決めています。もちろん、子供たちが希望→折り合いで決定。

3年生の社会科。立川市についての学習のまとめ。社会科ですが、市民科でもあります。立川市について学び、理解し、立川市に貢献していけるような子供たちを育てていきます。

5年生の体育。準備運動の後、鬼ごっこで体力を高めます。窓やドアを開放し、換気をし、水分補給と休憩で、「新型コロナウィルスの対策」と「熱中症予防」の双方を配慮します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1429 (2020.8.12)

校長日誌 錦町の空から NO1429 (2020.8.12)

 1学期の活動から③


1年生の教室。図工で作った子供たちの作品をこうやって掲示すると、素敵なウォールアートですね。

2年生。シャボン玉で遊ぶ。授業を頑張ったご褒美。子供たちの素敵な笑顔が印象的。

高学年の「わんぱくタイム」。先生方に促されなくても、自分たちですすんで遊びを開始。本当はドッジボール、ドッジビー等のボールゲームをしたい子供たち。でも、三密を避ける遊びを自分たちで選んで、「どろけい」で遊んでいました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1428 (2020.8.11)

校長日誌 錦町の空から NO1428 (2020.8.11)

 異文化理解③
(前号より)
 早速翌日から職員室にはえ取り紙が複数下げられました。
 すると、みるみるうちにはえ取り紙に蠅がべたべたと貼り付きました。
 見事なくらいの数の蠅です。私たち教員は皆「これで五月蠅い(うるさい)蠅から開放される」と胸をなで下ろしました。
 しかし、思いも寄らない言葉が私たちに寄せられました。その言葉を寄せたのは、当時のスペイン語の講師の一人です。
「なんてひどいことをするの?やめて。」
 真顔で私たちに抗議してきたのです。私たちは「???」でした。「なぜ?」「害虫であり、私たちの仕事の邪魔をする蠅を取り除いて何が悪いの?」と思ったのです。
 彼女は必死に私たちに訴えます。
「蠅だって、命があるの。こんな残酷なことは止めてください。」
 彼女の同僚のスペイン語講師が私たちに説明してくれました。(この講師は、日本語がペラペラでした。)
「彼女は、敬虔なクリスチャンなの。彼女にしてみると、あのはえ取り紙は残酷なの。」
 なるほど、と私たちは彼女の言い分を理解しました。でも、にっくき蠅を自分たちの手で排除したわけではないので、納得できていませんでした。
 同僚の講師の先生がさらに言葉を継ぎ足しました。
「彼女は、あなたたち、日本人学校の先生が大好きなの。良い先生ばかりだって、いつも言っているわ。その先生たちがこんな残酷なことをするのは耐えられない、って言っているわ。」 
 この言葉で私たちは納得せざるを得なくなりました。
 彼女は、子供たちが大好きで、子供たちからみんなから好かれている良い先生でした。そんな先生が、私たち日本人教師も認めてくれていて、認めているからこそ、私たちの行動を許せない、ということなのです。
 私たちはやむを得ず、はえ取り紙を取り外すこととしました。
 害虫といえど生物。命を大切にしなくてはいけない。・・・日本との違いを改めて痛感し、「郷に入っては郷に従う」ことが大切であると感じた出来事でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1427 (2020.8.11)

校長日誌 錦町の空から NO1427 (2020.8.11)

 異文化理解②
 今日も8時過ぎには気温30度を超えています。このままだと37度になるとのこと。体温を超えています。皆様、熱中症にお気をつけください。

(前号より続く)
 当時(今から二十数年前)のバルセロナ日本人学校の隣には、ヒューレットパッカードの工場がありました。というと、とても開けた場所にあるように思われるでしょうか。実は、バルセロナ日本人学校と言っても、実際にはバルセロナのお隣のサンクガットという町の外れにあり、日本人学校の廻りは、空き地。
 その空き地で、羊飼いさんが羊を連れて草を食ませていたのです。(のどかな風景。バルセロナと言う言葉とはほど遠い感じでした。)羊が始終草を食んでいると言うことは、羊さんの落とし物も多く、そのたくさんの落とし物のために、蠅が非常に多く発生していました。日本人学校の隣なので、その蠅は日本人学校にもやってきます。
 特に職員室はその空き地に面していたので、窓が少しでも開いていると、職員室に蠅がなだれ込み、職員室中蠅だらけ。仕事をしている私たちにまとわりついて、まさに「五月蠅い」状態でした。
 みんなでどうしようかと困っていると、西日本出身(この頃、北は北海道から南は九州まで都道府県の教員が集まっていました)の先生が「ようやく届いたっ!」ともってきたのは、何と「はえ取り紙」。職員室がどよめきました。
「よくやった!」「ありがとう!」
と同僚が口々に感謝の言葉をかけました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1426 (2020.8.11)

校長日誌 錦町の空から NO1426 (2020.8.11)

 異文化理解①

 毎日猛暑で、最高気温を更新している状況は、せっかくのお盆休みで家族で楽しく過ごせるときに、水を差しますね。(打ち水は必要ですが・・・)熱中症にお気をつけください。

 さて、突然ですが私はクイズ番組が好きです。特に、「東大王」はしばしば視聴します。感心するのは、東大王の皆さんの知識量。まあ、よくもこれだけ、それも幅広い分野について知識量があるなあ、と感嘆の声を上げることしばしば。まあ、陰の努力も半端ないんだろうなあ、とも思います。
 漢字の知識量もハンパありません。漢検1級の問題もいともたやすく答えてしまいます。いまさら彼らの漢字力を凌駕しようとは思いませんが、それでもネットなどで漢字クイズがあると、ついつい挑戦してしまいます。
 先日、ネットで「五月蠅い」の読みを問う問題がありました。
 もちろん、答えは「うるさい」。この漢字は言い当てて妙だなあと思います。
 その際、私はあることを思い出しました。それは、私がスペイン・バルセロナ日本人学校に教員として在籍していたときの思い出です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1425 (2020.8.10)

校長日誌 錦町の空から NO1425 (2020.8.10)

 1学期の活動から②

 今週は学校閉庁日です。教員は勤務していません。緊急連絡がある場合には、学校管理員がお話を聞きます。(土日祝日同様、教員が勤務していない場合には、学校管理員が執務しています。)学校管理員から管理職や市教委に連絡がいきます。
 さて、前日の続きです。

6年生の社会科の学習。学習のまとめを自分で行います。先生がまとめを板書して、それを写すだけでは残りません。自分で考えて、大切だと思うことを判断して、ノートに表現することが大切です。

6年生の体育。高跳びの学習。5年生も同時期に高跳びに取り組んでいます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1424 (2020.8.9)

校長日誌 錦町の空から NO1424 (2020.8.9)

 1学期の活動から①

 毎日猛暑が続きます。皆さん、体調はいかがですか?外に遊びに行く子供たちには、「遊びの途中に水分補給の休憩を入れるように」お声かけください。
 さて、今日も1学期の活動から紹介。


1年生の「音読発表会」。コロナがなかったら、保護者の皆さんにも聞いて(見て)もらえたのに・・・。子供たちも保護者の皆さんがいた方が意欲が増しただろうに・・・。

5年生の外国語の授業。電子辞書を使って、自分たちで調べる。国語辞書とともに電子辞書の活用も大切にしています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1423 (2020.8.8)

校長日誌 錦町の空から NO1423 (2020.8.8)

 読書タイム

 先週の水曜日の朝、「読書タイム」でした。8:25~8:35のわずか10分間ですが、毎週読書の時間を確保しています。

国民全体が読書離れ、と言われている中、時間を確保して読書に取り組むと、読書の習慣化につながると思います。

図書委員会の高学年による読み聞かせ。読み聞かせも読書の習慣化に寄与します。高学年児童の活躍の場にもなります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1422 (2020.8.7)

校長日誌 錦町の空から NO1422 (2020.8.7)

 終業式後②

 毎日暑い日が続きますね。まあ、雨が降り続くよりは暑い日の方がまだ良いのかもしれません。特に、雨がやんでようやく大雨被害を受けた地域の皆様は、浸水被害の怖さから逃れられるのかもしれません。でも、もしかして、被災地域の皆さんは、復旧が遅れてて、冷房が使えないのでしょうか。だとしたら、暑い方が良い、とも言えませんね。
 改めて大雨被災地の皆さんにお見舞い申し上げます。

 さて、終業式の後の様子を紹介します。

夏休みの宿題や、夏休みの生活について、丁寧に子供たちに説明しました。

終業式の日の定番、大掃除。4年生が1学期間お世話になった教室や廊下を丁寧に掃除していました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1421 (2020.8.6)

校長日誌 錦町の空から NO1421 (2020.8.6)

 終業式後

 終業式が終わった後は、昔ならすぐに下校。でも、今年は4時間授業の後、給食をとってから下校。変りました。(でも、来年度は通常通りに行いたい・・・。)
 さて、終業式後の様子です。

私が子供の頃(ロングロングアゴー、今は昔、昔々)は、名前を呼ばれ、先生の所に行くと、すっとあゆみを渡されるだけでした。(一言コメントがある程度でした。)今は違います。あゆみを渡すとき、先生から頑張ったこと、これからの課題などを一人ずつコメントしてもらいます。(保護者の皆さんには、個人面談でお伝えしました。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1420 (2020.8.5))

校長日誌 錦町の空から NO1420 (2020.8.5)

 絶賛参上中

 今回もジャコウアゲハねたです。学期末になって成虫になった三小のジャコウアゲハ。今年は当たり年だったようです。次から次と成虫になって、三小を飛び回りました。換気のために空けてある窓から教室を訪問。しばらく教室を闊歩(飛んでいる場合も闊歩というのかなあ)して、しばらくして飛び去っていくことがあちこちであったようです。(英語教室は4匹のジャコウアゲハが同時に入ってきたこともあったとのこと。)
 こんな風景もありました。

気付かないと通り過ごしてしまいます。子供たちの作品と一体化していたのです。
こうなると芸術品ですね。
街中の三小でこんなに生き物を見ることができるなんて・・・。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1419 (2020.8.3)

校長日誌 錦町の空から NO1419 (2020.8.3)

 ご心配をおかけしました

 昨日(日曜日)からホームページが見られない状況でした。これは、市内の学校全部で共通だったようです。(私の所に、前副校長の宮當先生から「ホームページが開けないのですが、どうかしましたか?」との連絡がありました。)
 結局、技術的な問題だったようです。先ほど、副校長先生に保護者から「ホームページ、おかしいですね?」とのご指摘がありました。いつもご愛読されている皆様、ご心配をおかけしました。復活したので大丈夫です。
 明日からまた更新をしていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1418 (2020.8.2)

校長日誌 錦町の空から NO1418 (2020.8.2)

 終業式②
(前号より)
 続いては、各学年の「1学期頑張ったこと」。今回は3年生が発表してくれました。

3年生は2クラス。(各クラス40名!)
クラス代表の二人は、ビデオ撮影のプレッシャーを感じさせない、堂々とした様子で自分が頑張ったことを発表していました。

校歌斉唱。今回は伴奏のみ。三小の子供たちは、「校歌斉唱」と言うと、大きな声で歌ってしまうので、今回は歌詞と校舎の絵と伴奏で、歌わないVersionとしました。

校歌が終わって、ここで終業式はいったん終了。続いて、夏休みの生活について、生活指導主任の先生からお話しをいただきました。合い言葉は「ちゃねこ」。「ちゃねこ」とは何か?お子さんから聞いてください。
最後に養護教諭(保健室)の先生のお話。
今大きな問題になっている感染者への差別の問題と世の中を支える多くの人たちへの感謝の気持ちについて丁寧に、わかりやすく話してくださいました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1417 (2020.8.2)

校長日誌 錦町の空から NO1417 (2020.8.2)

 終業式①

 7月31日。かつてないほど遅い1学期終業式。ちなみに、あちこちの区市町村の管理職に聞いたところ、今年度の夏休みは、長いところで例年通りで1ヶ月以上、短いところで2週間。立川市は、その中間といった感じです。中間と言ってもわずか3週間。子供たちにとっては、「あっという間の夏休み」ですね。
 さて、終業式の様子です。もちろん、体育館で全校が集まることはできないので、各学級でテレビによる終業式。

まずは校長講話。1学期の子供たちの頑張りの様子を、各学年の所見から拾い出して(もちろん、氏名がわからないようにして)取り上げ、どこがどう良いのかを伝えました。
史上最短の1学期でしたが、子供たちはそれぞれ頑張った様子がよくわかりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1416 (2020.8.1)

校長日誌 錦町の空から NO1416 (2020.8.1)

 梅雨明け

 朝のブログで梅雨明けがまだ、と書いたら、それを見ていたかのように、「梅雨明け宣言」が出ました。それとともに、猛暑。梅雨明け宣言を待っていたかのように、蝉が鳴き始めました。やはり、夏は暑くて夏、蝉が鳴いて夏。
 私は今日午前中三鷹の小学校で話合いをしました。来年度に控えた外国語の全国発表(東京大会)のための管理職による話合いです。ちなみに、この話合いに、立川市から3名の管理職が参加しました。
 帰宅して、午後は、ドッと疲れが出て、昼寝。
 今、ようやっと始動したところです。
 夏休み中も、校長日誌を地道に、コツコツと続けます。ご愛読を。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1415 (2020.8.1)

校長日誌 錦町の空から NO1415 (2020.8.1)
 
 蒙古襲来絵詞

 8月になりました。夏休みが始まりました。まだ梅雨は明けません。予報によれば、来週には梅雨明けとのこと。待ち遠しいですね。え?暑がりなのに、梅雨明けが楽しみ?確かに、梅雨明けすると、急に暑くなり、それはそれで困るのですが、さすがにこれだけ晴れ間が見えないと、大陽が恋しくなります。
 さて、今週の水曜日に6年生の社会科の授業で、元寇を取り上げていました。
 その際、担任の先生が子供たちに作業を指示し、一人の子供と廊下に出ました。
 何をするのかと思ったら、巻物のようなものを廊下にダーッと広げました。

おおっ!これは、竹崎季長の絵巻物!
このようなものが三小にあるとは!驚きました。
こういう絵巻物は、子供たちの興味関心を引きます。
私はこの場を後にしましたが、この後の授業が知的好奇心を喚起したことは間違いありません。

※済みません。今日はいつも通り4時半に起床して、5時にブログを打ったのですが、途中で猛烈な睡魔に襲われ、そのままにして寝てしまいました。というわけで書きかけの状態を読まれた方、失礼しました。たった今更新。