学校長挨拶

 

 令和6年4月9日に41名の新入生を迎える第47回入学式を挙行し、全校生徒170名で新たな1年がスタートしました。
 本校では、「地域と協働し、小中連携を推進するネットワーク型の学校づくり」、「特別支援教育の理解と充実」、学校の教育目標でもある「命を大切にする心の教育の推進」、「学力及び体力の向上」、「主体的、創造的に活動する生徒の育成」を重点として教育活動を実践してまいります。
 本校は立川市立中学校9校中最小規模の中学校ですが、学区の小学校は通学学区を共通とする新生小学校1校と小中の連携を取りやすい環境にあります。令和5年度は新生小学校での運動会ボランティアや凧揚げ大会補助など生徒が活躍する場面を多く見ることができました。生徒は小中を通して、同じ地域の皆様に見守られながら成長していきます。現在、立川市内全校ではコミュニティ・スクールを導入しています。新生小学校とともに地域の皆様方との関係を密にして、「最も小さな学校」「学区の小学校が1校」というスケールメリットを生かした教育活動を行ってまいります。そして子供たちだけでなく、保護者の方々、地域の皆様方、そして我々教職員が「立川八中校区は違うよ」というプライドをもてる学校区としてまいります。
 子供たちの健全な成長には、子供たちを取り巻く身近な環境である家庭・地域・学校が互いに手を取り合って連携することが不可欠です。令和6年度も本校の教育活動に対し、皆様のご理解・ご協力・ご支援をお願い申し上げます。

校長 千頭和 正巳
 
学校教育目標

 

【教育目標】
命を大切にする心をもつ人
「知恵」を身につけ活かせる人

 

【立川第八中学校区 共通経営方針】
郷土の歴史・文化に進んで関わり、地域を愛し、貢献する気持ちや態度を養う。

校区で目指す子ども像
・地域を知り、地域より学び、地域の方々を大切にする児童・生徒
・地域に貢献し、将来地域を支える自立した市民となる児童・生徒

 

【本校の目指す教育】
 人権尊重の精神を基盤としたよりよい社会の実現に向けて、自他の生命を尊重し、思いやりと感謝の心をもって他者と関わり、真理を探求する生徒を育成する。また、社会生活で大切な挨拶や基本的なルールを身に付けさせ、社会の変化に主体的に対応し、自主性と創造性をもち、社会に積極的に貢献できる生徒を育成するために地域・保護者と連携した教育を推進する。

 

【令和6年度 教育活動の重点と内容】

1.地域と協同し、小中連携を推進するネットワーク型学校づくり

2.特別支援教育の理解と充実

3.心の教育の推進(人権教育・道徳教育の推進)

4.学力及び体力の向上

5.主体的、創造的に活動する生徒の育成
6.安全で安心な学校づくりの推進

7.その他

 ・校務支援システムの活用によるペーパーレス化

 ・高速プリンタ(導入後)の有効活用

 ・服務事故防止等

 

 ※参考資料
 ・令和6年度 学校経営計画

 ・令和6年度 R6 教育課程届(第1表〜3表)

 ・令和4年度 特別の教育課程(立川市民科)の実施状況等について 

 ・令和5年度 授業改善推進プラン 学力調査等の分析

 ・令和6年度 学校いじめ防止基本方針

立川市民科の取組


 本校では立川市の教育目標に掲げられた「社会のために役立とうとするひとづくり」「歴史や伝統文化を継承し発展させるひとづくり」の具現化を図るため、地域の特性を生かした取組を「立川市民科」として実施してきました。これまでは総合的な学習の時間等の中で取り組んできましたが、令和4年度からは「立川市民科」を教科として位置付けて学習を行っています。

(取組の一例)
・普通救命講習  ・助産師さんによる命の授業  ・食育講座  ・職場体験 ・各学年のテーマに沿った研究学習(全校テーマ「命」)

食育講座

普通救命講習