日誌

Hello校長室363


■雪の予報が出てしまいました。でも3月の東京の雪は驚くに値しません。
時々経験があるからです。私が小学校の教員の時、昭和63年4月7日、飯
能の山に実地踏査に行きました。300m程度の低山です。当時練馬区の小
学校の先生は、春の遠足の下見はこの日に行くことが多かったのです。実地
踏査を終えた先生方は、「明日はゼッタイ雪だ」と言っていました。夕方、
冷たい小雪に見舞われたからです。その通りに翌8日は、桜が開花したまま
大雪になりました。校庭では、重い雪で桜の木が折れていました。4年生の
担任だった私は児童と雪かきをしました。忘れられない大雪でした。今でも
その子たちは、「昭和最後の春の雪」をなつかしく語っています。
                       (3月28日飯田芳男)