日誌

言葉にこだわる(4年)


4年生の国語(説明文)の授業です。教科書を
読むと分かりますが、長い説明文のまえに、
2ページの短い説明文で、次に学ぶ長い説明文
を読むときのポイントを学びます。だから、
割合スムーズに終わるのかなと見ていましたが、

筆者の言いたいことを、班ごとに考えたときに、
「つまり」という言葉に、みんながこだわりま
した。班や全体の話し合いでも、たくさん意見
が出ました。先生は予想外だったそうですが、
見応えのある話し合いでした。

思わず参観していた先生も、班の話し合いに
引き込まれました。普段から、話し合いを大
事にしているのだろうと、思われる授業でした。

学年の先生や、教育実習生を始めとして、
先生方も参観していました。このように
授業を見合うのは、とても大事なことで
す。見る先生方の目差しも真剣です。

このあと、4年生は長めの説明文「アップと
ルーズで伝える」を学びます。この写真のよ
うに、校庭全体の様子がわかる「引きの撮影」
を「ルーズ」といいます。天気や校庭の広さ、
子どもが少ないことなどは分かりますが、子
どもたちの詳しい様子は分かりません。

この写真をアップで伝えます。すると、50m走を
図る前の子どもたちの様子、緊張感が伝わります。
もっとアップにすると、子どもたちの気持ちもわか
るでしょう。この「アップとルーズ」で伝える事の
意味や良さを4年生は学んでいます。
昨日のアオサギの写真も、アップとルーズです。
なんちゃって、あれは偶然ですが。