日誌

子どもから学ぶ

運動会が終わり、1週間が過ぎようとしています。子どもたちは、「非日常の体験」をし、一回り成長をしたように思えます。そのような中、以下のようなふり返りをした子どもがいました。
 「まず、一つ初めてのことがありました。それは、運動会で勝ったことです。ですが、相手の赤組の子が泣いていました。
喜んだ方がいいのか、静かにしている方がいいのか分からなくなりました。白組みんなが喜んでいるのを見て、自分もまあまあ喜びました。」
 勝敗にこだわるのは大切なことです。勝利へ向けて、一生懸命に頑張りを積み重ねてきたのですから。しかし、それ以外にも大切なことがあること(
敗者への敬意や感謝など)を、あらためて気付かされました。
 子どもは、「思いやりの先生」です。大人は、「子どもから学ぶ」ことの方が多いですね。