日誌

邨田丹陵先生を学ぶ会


昨日、立川市地域文化振興財団主催の「邨田丹陵」
を学ぶ会へ行きました。ご存じ「大政奉還図」で有
名な先生。あの絵は3m×2.5mの大きな絵で、
金比羅山のふもとにあった「安々園楽々荘」という
アトリエで描いたもの。徳川家からぜひ邨田先生に
描いて欲しいという依頼があったそうです。

邨田先生は、以前羽村堰を描くために、この砂川で
宿泊されました。その時の砂川の方々とふれあった
ことが心にのこり、関東大震災後、砂川にアトリエ
を構えたそうです。住民に絵を描いて売っていたり、
小菊を丁寧に育てていたそうです。丹陵先生の絵は
そんなわけで、砂川の家々に残っていて、今後の研
究の対象の一つになるそうです。

※Yahoo!のフリー画像より
この絵があんなに大きかったとは。ぜひ、
あのアトリエの場所に、看板を立てるとか
して、偉人を偲べたらいいなと思いました。
講師は振興財団のKさん。リスルの行事や
学校寄席・ダンス教室などで、何度もお世
話になっています。九小・五中の卒業生で
初めって知ったお話などを多く聞かせてい
ただきました。参加者は私などは下っ端、
92歳の方が熱心に質問されるなど、熱気に
満ちた1時間でした。(質問が多くて時間が
延びたほどでした)砂川の誇り邨田先生を
これからも知りたいと思います。