日誌

パラリンピック!


パラリンピックをこんなにたくさん見るのは初めて
です。教室で応援していた子どもたちも、いろいろ
な事が分かったようです。
目が見えない選手がなぜ水泳でターンやゴールがで
きるか。それはタッパーと言われる補助者が頭をコ
ンとたたくのが合図。でも連携がとれてないと、タ
ーンに失敗してしまいます。

何で目が見えないのに、サッカーができるのか。
以前副校長研修でブラインドサッカーの日本代
表の方に来てお話を伺うことがありました。ボ
ールに鈴のような音が出るのだそうです。またゴ
ール裏のコーチが声で指示します。そこまでは教
わっていたのですが、ものすごいぶつかり合い。
アイスホッケーのようです。普通のサッカーなら
一発退場の当たりです。こわくないのかなあ。
スピードもあり見応え充分です。

車いすラグビーや、バスケットボールも
すごい技術です。よく動きながらパスや
シュートを投げられるなと思います。以
前勤務していた学校に、車いすラグビー
の選手が来てくれました。車いすがぶつ
かると、ものすごい音です!車輪はぼこ
ぼこになっていました!

柔道は高校の授業で習っていたこともあり、
好きな競技です。視覚障がい者の柔道も、見
応え充分です。特にお互いに組んだところ
から始めるので、みにくい組み手争いとが
なく、すがすがしいです。

陸上や水泳などの個人種目でも、迫力満点!
器具の発達とともに、努力でできる事の多さ
を感じます。教室でパラリンピックを見てい
た子どもたちから、クラス分けについての
質問が多かったそうです。同じクラスでも障
害の度合いが公平ではないのではと。先生方
も苦労しながら説明をしたそうです。それだ
け関心が高いって事ですね。

走り幅跳びも工夫と努力の結果ですね。視覚
障がい者の幅跳びも、すごい!と釘付けになっ
てしまいました。また、順位にかかわらず、
競技後のインタビューが心に残ります。パラア
スリートの皆さんから、「夢」や「生きざま」
を子どもたちも学んで欲しいです。というわけ
で、テレビ三昧の日曜日でした。