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全中、関東、都の中体連の大会の中止について

すでに報道されているように、高校生のスポーツの祭典インターハイに続き、
中学生のスポーツの祭典全中(全国中学校体育大会)が今年は中止となりました。
そして今日、関東大会、東京都大会も同じ理由で中止とする連絡がありました。
大会による人の移動と密集に対して、感染予防を万全にするには課題が多く、
競技会の開催より選手の将来と命を優先した判断によると私は理解しています。

今年の夏を目指して努力してきた生徒にとって、受け入れがたい方針だと思います。
でも、自分が優勝した大会で、何人も感染者が出て、
しかも万が一命を落とすことがあれば、それは優勝者にも辛い大会だと思います。

命が危ない病気はコロナ以外にも多くありますが、
予防方法や治療薬、治療方法がわかっているから、今までは大会ができていました。
インフルエンザのように予防ができて薬も開発されたら、
きっと心配なく全国から人が集えるようになるのでしょう。

俺は命より大会だ!

と考える人もいるかもしれません。
確かに中3の夏は1度きりです。
でもあと3年頑張って競技を続けていればインターハイ、国体、オリンピック、と道は広がります。
私は、スポーツは続けたもの勝ちといつも思っています。
命があれば次のチャンスがきっとあります。

卓球の伊藤美誠 選手が、オリンピックが伸びたことへのインタビューに答えて
『勝ったことのない人が上にいることはやりがいがある。』
という話をされていたそうです。
また『1日1日いつ試合が来ても大丈夫なように実力を上げて待っている』とも話しています。

私も都大会を目指して指導していた時代がありましたが、
改めて今こそ、目先の勝利から少し距離を置き、指導者も今一度原点に帰り、
その大好きなスポーツに長く付き合える人を育成する。
そのスポーツが好きな人を1人でも多く育成する。
ということに立ち返って、部活動に取り組んで行くことが大事だと思います。

諦めず腐らず、次のチャンスまでにどれだけ上達しているか。
そこを忘れずに、頑張って欲しいと思います。

都大会などが中止と聞いて、別の世界の話と思っている人もいるかもしれませんが、
一歩一歩ですが目標を決めて頑張れば皆さんの近くに意外とあるチャンスだと思います。
残念ながら今年夏は充電の夏となります。今できることに目を向けて一歩一歩進み続けましょう。

大会の有無に関係なく、
そのスポーツが好きだから、
上達したいから、
仲間と高め合いたいから入部してください。
まだスタートできていない部活動ですが、学校再開後に入部する生徒に期待しています。