02.07.部活動の地域連携・地域移行について(校長コラム)
昨年末に実施した保護者アンケートでは、本校の教育活動について様々なご意見を頂戴しました。
集計結果については、全職員で共有しています。
また、自由記述欄にご記載いただいた内容についても全て拝見しました。後日、学校としての見解をお示ししたいと考えています。
なお、本校の取組に対し、多くのお褒(ほ)めのお言葉を頂戴し、大変ありがたく感じるとともに、とてもやる気が出ました。
ありがとうございます。
一方で、改善点についてのご指摘やご質問等も少なくなく、特に、部活動の地域連携・地域移行が心配である旨のお声を多く頂戴しております。
部活動については、その教育的効果は高く、生徒や保護者の皆様の期待が高いことはもちろん承知しております。実際、本校でも多くの生徒が頑張って活動しています。また、私自身も担任をしていた頃は、バレー部やバドミントン部の顧問として、子どもたちと一緒に多くのことを学びました。
一方で、部活動は、職員の勤務体制の視点から考えると大きな課題があります。
生徒は、朝8時過ぎから登校し始め、部活動の最終下校時刻は午後6時です。
一方で、本校の教員の勤務時間は8時15分から午後4時45分までです。
すなわち、「生徒が学校にいる時間」が「教員の勤務時間」より長くなっています。
つまり、日常的に、残業しないと成立しない仕組みの中で部活動は運営されています。その上、時間外手当は支給されていません。
部活動を運営するためには、本来、「時間外手当の支給」あるいは「2交代制の勤務体制の構築」が必須です。
そういった議論がなされず、地域連携・地域移行が教員のためになる最善策であるとの仮説のもとで、関係機関では検討が行われています。
地域連携・地域移行で喜ぶのは誰でしょうか。そもそも、地域連携・地域移行を望んでいるのは、生徒でしょうか、保護者や地域の皆様でしょうか、それとも教職員でしょうか。
まずはそのあたりを整理する必要があると思います。
いずれにしても、本校の部活動の運営方針は「現状維持」です。
生徒や保護者の皆様のご期待に十分応えられていない点があったとしても、現状以上の対応はできません。一方で、急速に地域連携・地域移行が進む見込みもありません。
ちなみに・・・
①「教員が大変だから部活動は地域に移行しよう。」→「地域みんなで部活動を運営していこう!」
たぶんこの考え方だと議論が進まないと思います。なぜなら、生徒、保護者や地域の皆様のメリットがよくわからないからです。
②「中学校では部活動は行いません。」→「大変だあ、では、地域も巻き込んで子どもたちのために何か方策を考えよう!」
こちらの方が理論としては自然だと思います。しかし、かなり乱暴な話です。もちろんこんなことを考えている人はいません。
というわけで、部活動の地域連携・地域移行は課題山積だと思います。
繰り返しになりますが、本校の部活動の運営については、「現状維持」で考えています。
それ以上でも、それ以下でもありません。ご理解ください。
ところで、小学生対象の少年野球チームは、小学校とは関係なく活動しています。現在、私の長男(高校1年)と次男(中学1年)は学校の野球部でお世話になっていますが、三男(小学1年)は地域の少年野球チームに所属しています。
今日は、寒さに震えながら、2時間、練習試合の審判を行いました。地域で運営するメリット・デメリット、学校で運営するメリット・デメリット、それぞれあります。何が最適なのか、私にもよくわかりません。ただ一つ言えることは、今日は寒かったと言うことです。明日から、1年生のスキー教室に引率します。もっと寒いです。