日誌

10.21.村木厚子さんについて(校長コラム)

読書の秋です。立川第四中学校の図書室の新刊コーナーには、興味深い本が数多く並んでいます。
中学生向けではありますが、大人が読んで面白そうな本もたくさんあります。

その中から、村木厚子さんの『あきらめない』という本を見つけました。

実は、私も、村木厚子さんの本を持っており、私が持っているのは『私は負けない』という本で、郵政不正事件について詳しく書かれています。

村木厚子さんは、厚生労働省の元「事務次官」です。「事務次官」というのは、大臣に次ぐポストですので、村木厚子さんは、国家公務員の最上位の役職まで上がり詰めたことになります。子育てをしながら、国家公務員として、今、やらなければいけないこと考え、まじめに働き、努力された方です。また、村木厚子さんの著書を読むと、人柄の良さがわかります。
なお、郵便不正事件では、自らの信念を貫き、検察の圧力にも負けずに無罪判決を勝ち取り、当時、とても大きなニュースになりました。

そんな村木厚子さん生き方から学ぶことは多く、「まじめに生きることの大切さ」や「人の助けを借りることの必要生」等について学ぶ、「四中生向けの特別講演会」を以前から行いたいと考えていました。

とはいえ、私は村木厚子さんと面識がありませんので、調整に時間がかかりましたが、色々な方が間に入ってご尽力くださり、何とか実現できそうです。ただし、今年度の実施はスケジュール的に厳しく、村木厚子さんをお招きしての「四中生向けの特別講演会」は、来年度の実施を予定しています。

 

さて、話は変わりますが、今日は朝から会議等の予定が入っており、一日中、外出していました。午前中は文京区、午後は杉並区にいました。

↑  文京区(水道橋駅付近)

↑  杉並区(荻窪駅付近)

途中、パン屋さんに寄って昼食を買い、荻窪駅近くの公園で食べました。30年ぶりに訪れた公園で、1人ピクニック(?)です。

午後の訪問先の私立高校では、本校の教育活動を一層、充実させていく上で参考になるような「先駆的な取組や実践事例」をご紹介いただきました。勉強になりました。