柏小学校からのお知らせ

校長先生の話「こども読書週間」

 柏小学校の児童のみなさんへ
『こども読書週間』


 今日は、読書(本を読むこと)の話をします。

今日、4月23日~5月12日は、「子ども読書の日」です。

それでは、今から数字をいくつか見せます。よく見てください。

 今、6つの数字を見せました。すべて言える人はいますか。覚えることができない人がたくさんいると思います。このように「ものを覚える力」を「記憶力」といいます。国語で漢字を覚えたり、算数で計算の仕方を覚えたりと学校ではたくさんのことを勉強して、たくさんのことを覚えなくてはなりませんね。でも、人間の頭の中は、次から次へと新しいことを覚えるために、一度覚えたことでもすぐに忘れるようにできているのです。

 では、どうしたら「ものを覚える力」(【記憶力】」)を高めることができるのでしょうか。実は記憶力テストをする前に次の3つの中で、あることをしたら1つだけ記憶力があがったものがあるのです。どれだと思いますか。トランプテレビゲーム読書 正解は③の読書です。本を読むとみんなの頭の中にある脳が働くようになって「記憶力」が高まるのです。本を読むことのよさは、それだけではありません。

【集中力】勉強して飽きてしまうことがあります、読書をする人は集中力がついて「よし、がんばろう。」と思う時間が長くなります。

【脳の活性化】また、算数などで「色々なやり方を考えてみよう。」という学習がありますね。読書をする人は「あんな方法もこんな方法もあるよ。」とたくさんの考えが浮かぶようになります。読書をすると脳がどんどん働くようになるのです。

【心の落ち着き】嫌なことがあるとイライラしますね。そういう時は読書をすると心が落ち着いてきます。イライラすることが多いと思う人は、イライラしてきたら本を読んで心を落ち着かせてみましょう。

【会話力】年をとってうまく言葉がしゃべれなくなった人が読書をしたら、またしゃべることができるようになったという話もあります。反対にゲームばかりしている人は読書をよくする人と違ってちょっとしたことでイライラしたり、勉強していてもすぐに飽きてしまったりするのです。

「記憶力、集中力、脳の活性化、心の落ち着き、会話力」

「本は心のご飯」とか、「読書は心の栄養」という言葉があります。読書をして、自分をさらに高めていってください。